極楽な日々

オット・ムスメ・猫を各1名もつ主婦・こにゃくうです。喰う・飲む・遊ぶの極楽生活

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2017年10月31日

あこがれの秘湯の宿といえば
この宿は、名前があがる一軒でしょう。

イメージ 1
秋田県乳頭温泉郷の
客室タイプは4パターンあるものの
画像の「本陣」はなかなかの人気で
紅葉時の予約は難しいと言われています。
今回、オットが予約を勝ち取った。
でかした!

(ハイシーズンの10月予約は半年前の4月1日AM 7:00から電話受付開始。
今後、変更もあり得るので宿に要確認です)


イメージ 2
旅の始まりは
朝8時30分の盛岡駅から。
レンタカーで乳頭温泉郷をめざします。


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さすが秋の秋田です。
盛岡市街地から1時間走ったら
美しい山の紅葉風景。

イメージ 4
さらにこんな紅葉風景で
テンションは上がり放題。


イメージ 5
色づいた山道を進み、
10時ごろには鶴の湯がある乳頭温泉郷に到着。
盛岡あたりに住んでいたら
楽に来れるんだろうなー


イメージ 6
今回はレンタカーで来ましたが
路線バス頼りだと
本数の少なさがキビシめ。


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わーい
鶴の湯!
憧れてたのよ〜
すぐにでもお風呂に突入したいところですが
まだAM 10:00
チェックインまで時間があるよねえ


イメージ 8
乳頭温泉郷には、鶴の湯の他にも6軒の湯宿があるので
湯めぐり帳 (1800円)
を購入して他の宿に入浴しにいきましょう。
今日と明日の2日あれば余裕で全宿回れるっしょ。
(7つの宿の宿泊者のみ1名につき1冊購入できる。有効期限は購入日から1年)


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湯めぐり帳を見せれば
温泉郷の巡回バスにも自由に乗れます。
(たぶん)地元民の運転手さんの
エッジの効いた秋田コトバがステキでしたw


イメージ 10
最初は「黒湯」へ。
10月下旬、もう雪だよ!
ここ、黒湯も人気の宿なんだよね。

つづく
前の記事よりつづき 】

2018年7月14日(土)

スイスの人気観光地、クライネシャイデック。
イメージ 1
19時過ぎに登山電車が終電になると
一気に静か。
ベルビューデザルプ宿泊者だけの空間になります。


イメージ 2
昨晩と同様、
2夜目の今日もホテルのダイニングでお夕食です。
優雅なテーブルセッティングと気が利くホール担当男子で
滞在中は、朝食も夜ごはんも楽しみでしたよ。
(昨晩のディナー&今朝の朝食


イメージ 3
テーブルに飾られたこの高原のお花たち!
これら、ぜんぶ今日のトレッキング最中に遭遇した花たちばかりだわ。
濃いピンクのアルペンローズはユングフラウの雪に映えたね。
黄色いキンポウゲの仲間もいっぱい咲いてたよね。


イメージ 4
ワタシとオットは、ツアーを離脱して
好き勝手にトレッキングを楽しんだのですけど
ツアーのみなさんが歩いた、メンリッヘン〜クライネシャイデックコースも
満足のハイキングだったようですよ。
・・・というようなおしゃべりをしながらの夕食です。


イメージ 5
前菜のサラダはビュッフェで各自取に行きます


イメージ 6
こにゃくうさんチョイスのサラダ。
標高2000m超のホテルですが
フレッシュなお野菜が豊富だったのが
みなさんにも好評でした。
ただし、並んでいるアイテムは昨晩と同じ。


イメージ 7
本日のスープ
カプチーノのようなスタイルの
マッシュルームのスープでした。
これが、もう!
濃厚な濃厚なマッシュルームの香りふんだんの液体で
「おいし〜い!」
とテーブルの全員で唸った逸品。
昨晩のコンソメスープも超絶美味しかったし
このホテルの厨房のレベルは間違いがない。


イメージ 8
メインは鱒かビーフ、と選べたのですが
ワタシもオットもビーフ。
(スイスの鱒はそろそろ飽きたかな〜)

フィレを上手に焼いてくれています
食べ切れる量だしね。
昨晩同様塩分少な目、というイギリス流味付けです。
塩味は各自で付けるのが英国流なので遠慮なくぶっかけるw


イメージ 9
重くないデザートだったので無事に完食。

100年越えの歴史があるものだから
設備が非常にクラシックなホテルです。
特に客室のバスルームの使い勝手の困難さは
ワタシのホテル体験歴に忘れられない爪痕を残しましたよw
(クラシック過ぎるバスルームの記事コチラ


イメージ 10
このホテルには2泊したのだけど
ほんと、2泊できてよかった!と今でもオットと話題に上ります。
1泊で立ち去っていたら
このホテルの良さは理解できず、
単に古いだけで不便なホテル、で片づけてしまっていたかもしれません。


イメージ 11
また今晩も、あの気を遣うバスタブで入浴するのだ!
あの、ギシギシ床が鳴る部屋で寝るのだ!
それが19世紀の旅行者の追体験をしているようで
いろいろイメージが膨らむのですよ。
変ですかね〜?


イメージ 12
2晩目の夜がふける頃には
NO.45のお部屋がかわいく思えてきています。
このクラシックな薔薇の壁紙も、
いつの物だか不明な古いテーブルもかわいいゾ!
明日の朝、立ち去りがたく思うだろうな〜ということが
容易に想像できるのでした。

明日はここクラネシャイデックを発ち
グリンデルワルト経由でシャモニーに向かいます。
シャモニーが、この旅最後の宿泊地です。

つづく


<おまけで旅行中の吟次郎くん>

ペットホテルさんから報告のメールが。

『すみません。
吟ちゃんのお気に入りのベッドが一番上の段に入れてたんですが
朝見たら一番下のトイレに入っていて破れてしまいました。
本当にすみません』

イメージ 13
あちゃ〜 
ベッドよりもこんなに荒ぶってしまった吟ちゃんのストレスが心配だ〜


イメージ 14

『吟ちゃんは変わらず元気です。
スリスリしてグネグネしてます』
(ホテルスタッフさん)

げ、げんきで食べて出してくれていたらいいんですけどネ 
「早く迎えに来ないと、もっと悪いことしちゃうゾ!」
って言ってますよね、吟王子。
ゴメン!
前の記事よりつづき 】

2018年7月14日(土)

ツアーを離脱してオットとふたりでトレッキングです。

イメージ 1
アイガーグレッチャーからクライネシャイデックまで
歩いて下って来ました。
引き続き反対側の山、ラウバーホルン方面に登ってみようと思います。

イメージ 2
クライネシャイデックでひときわ目立つ存在、Cokeのテント。
その後方の丘に上がって歩き始めます。
ちなみに
↑画像の、人が数人立っているところ。
日本人集結ポイントです。


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新田次郎さんの碑があるから。
日本によくある石碑のように立体じゃなく、地面に埋め込んだ銅板なので
近寄らないと見つけられません。
遠目では分からないので、新田次郎碑を見たい人は注意が必要です。


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「ここに眠るって刻んであるけど、分骨ってことはありえないよね」 (こにゃくう)
魂が眠っているっていう意味かな、と思います。
「この人の本、いっぱい読んだ!」 (オット)
新田次郎作品大好き中高生だったというオット。
「現国テストの問題文でなら読んだことがあるかな?」 (こにゃくう)
一作品も読んだことないワタクシとの温度差よw


イメージ 5
たしかにね、
この場所はユングフラウにメンヒ、アイガーが一望だもんね。
山岳好きが「眠る」には最高の場所じゃん
・・・とかなんとか話しつつ
順調に標高を上げて行きます。


イメージ 6
マジで天国ですかね、ココ


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途中、シュランゲン・クネートリヒ(たぶんw)の群落と遭遇。
鮮やかなピンクの波と
後方のヴェッターホルンの美しさ。
我ながら上手く撮れた!
いや、被写体が良すぎだわw

イメージ 8
進路を南西に取って
ユングフラウにぐっと近づきます。
この角度で見ると・・・
「乙女」と擬人化されているユングフラウ、意外とゴツイw


イメージ 9
アルペンローゼ。
濃いピンクが美しいわ。
可憐な花に対し
ますます巨漢にみえてくるユングフラウ。
迫力ある山肌です、乙女ちゃん!


イメージ 10
「かっこいいなあ〜」
とオットとふたりで嘆息。
迫力ある全身。
もはや、女相撲の横綱か?って感じです


イメージ 11
歩き出して30分ほど。
このような横に移動のなだらかなトレイルなので
足元に気を遣うことなく
周囲を堪能しながら歩けます。
マイナーだけどいいな、このコース。


イメージ 12
ここから放牧地。
ゲートの開閉は確実に。
牛には不用意に近づかないように。
そして何より
牛の落し物が容赦なくトレイル上にも密集しているので(泣)
最初は避けて歩いていたものの(泣)
避けきれるものではないレベルの量なので(泣)
やがて踏まざるを得ない事態になって行きます・・・
いや
放牧地をおじゃましている以上、しょうがない!


イメージ 13
やや急な放牧地を登っていると
正面から猛ダッシュで駆け下りてくる人がひとりふたり。
今日、この地域で行われている
の出場ランナーたちです。
彼ら、
牛のウン○なんて怯んでいる場合じゃないようで
いさぎよく踏み込んで駆け去って行きましたww


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周囲には牛たちとランナーと我らふたりくらいしかいません。


イメージ 15
遠くに面白い稜線のお山があるなー
なんていうお山か分かんないけど。
トレイルはラウバーホルン山頂に向かって登りになりましたが
放牧地なので歩きにくいということは無く
やや急な斜面を一歩一歩上がります。


イメージ 16
スキーのリフトと「START BAR」というレストランの前に着きました。
こうして歩いて見ると
ここラウバーホルントレイルはスキーのコースになっていて
冬にもっとも人がやってくるのでしょう。
夏の今はここを歩こうとする人は少数派のようです。



イメージ 17
ラウバーホルンはアイガー・ウルトラトレイルのチェックポイントになっているようで
ボランティアの人がヒマそうにランナーが来るのを待っていました。


イメージ 18
ヒマでもこの景色を眺めながらぼんやりできるならいいなあ。
でもアイガー北壁、ますます雲が掛かってきちゃったな〜。


イメージ 19
「もしかしたら、この後ひと雨来るかもしれないよ」
とオットが言います。
歩き出して1時間30分ほど。
ラウバーホルンの山頂はパスして、
下山コースを取ることにしました。


イメージ 20
なだらかな北向き斜面を斜めに下る道。
この道の両サイド、一面が高山植物の群落で
えっ
と息が止まりそうな美しさ。


イメージ 21
ワタシのカメラとワタシの腕前では
浮世離れしたお花畑の可憐さが1ミリも再現できていないのが悔やまれる


イメージ 22
伝われ〜〜

イメージ 23
伝われ〜〜〜えっ


イメージ 24
名前も無い斜面だろうに
奇跡のように美しかったです。


イメージ 25
お花だらけの斜面は
やがて多くの人がトレッキングする、メイントレイルに合流します。
この道はメンリッヘンからクライネシャイデックに向かうトレイルの終盤部分です。
この道に降り立ったら
まるで魔法が解けたようで
お花たちはこの道には咲いていませんでした。
この右手斜面はスゴイことになっているのに・・・


イメージ 26
メンリッヘンから下るこのトレイルは
アイガーを正面に見ながら歩ける、ということで
人気のコースなのだそうで
ツアーの皆さまも、午後はそのメンリッヘンコースに行くと聞いています。
でもアイガー、ますます雲が湧いて来ちゃったねえ・・・
(雲がまとわりついているのがアイガー北壁)


イメージ 27
ラウバーホルントレッキングを開始して3時間ほど。
午後4時です。
まだ歩き足りない気がするけど
もうすぐゴールのクライネシャイデックに着いちゃうね。


イメージ 28
4時30分
クライネシャイデック駅前のBARでカンパイ!
いやいや、楽しかったネ
と飲みだしたところで
ウソのような夕立。
晴れオンナのワタシがゴールするまで
天気は待っていてくれたのかしらね。

イメージ 29
※本日午後の行程地図(赤ライン
記事後半の高山植物群落はピンクのポイント

つづく:クライネシャイデック最後の夜 】

前の記事よりつづき 】

2018年7月14日(土)

100年越えの天空テーマパークかな?的印象だった
ユングフラウヨッホ
そこから鉄道で下山。

イメージ 1
唯一の途中駅、
アイガーグレッチャー駅でワタシとオットは降ります。
ツアーの他のみなさまは
ツアースケジュールに則って他のコースへハイキングに行くべく
そのままクライネシャイデック駅まで乗って行かれました。
ワタシとオットはここからツアー離脱し
ふたりだけでトレッキングしようという企画です。


イメージ 22
アイガーグレッチャー駅のプラットフォーム。
1898年、開業した当時は
その名の通り、氷河(グレッチャー)が駅の脇を流れていたんだそうです。
ドレスで、紳士服で氷河の上を歩く。そりで滑る。
そーいうハイソサエティな娯楽をやっていたんだそうですよ。
今はトレッキング観光客の足場になっている駅です。



イメージ 2
駅舎にはレストランが併設されていて
気持ちの良いテラスでお食事されている方も。
テーブルサイドの景色はこんなの。
120年前、このテラスの前が氷河だったんですね。
今はもう溶けちゃっているけど


イメージ 3
駅舎から階段を下ってトレイルを探しつつスタート。
ここからクライネシャイデックまでは
「ユングフラウ・アイガーウォーク」
と名付けられたトレイルです。


イメージ 4
クライネシャイデックまで約2.5㎞。
下る一方の1時間ちょっと。
初心者向けトレイルと言えましょう。
アイガーグレッチャー(氷河)
を振り返っています。
後退した氷河の跡とはいえ、相当な迫力。
剥き出しになった岩盤は黒光りしています。


イメージ 5
ところで
ワタクシとオットはずんずん下っているのに
果敢にも登ってくる人々がいる。
しかも走って!


イメージ 6
偶然、この日は
という競技イベントの日だったのでした。
グリンデルワルドをスタートし、
最長コースだと101㎞も(!)
オーバーラント地方を走り回るという、まさにウルトラなレースです。
(20時間くらいかかるはず〜 


イメージ 7
整備されたトレイル。
のんびり歩くもよし、韋駄天のように走り抜けるもアリ。
懐の広いベルナー・オーバーラントです。
この日の午後のトレッキングでは
行く先々でレースの彼らと
絡むように行き違うのでした。
ところで、この正面。
向う側の山の壁上に村が見えます。

アップにしてみる


イメージ 8
崖の上のアレ
昨日行ったミューレン じゃないかと。
絶壁の上の村だってよく分かる。
おもしろいなあ。


イメージ 9
ユングフラウ鉄道の線路を跨いで
山側の丘陵地を歩いて行きます


イメージ 10
前方にヴェッターホルン
荒々しい稜線がかっこいい山だなー


イメージ 11
ふり返るとユングフラウと
三角に尖ったシルバーホルン。
足元には可憐なお花たち。


イメージ 12
左の白い花は・・・
アイゼンフット・ヘーネンフスかアルパイン・バターカップ・・・なのか?
右の黄色い花はキンポウゲの仲間?
すみません、花にまったく詳しくなくて分かりません(汗)


イメージ 13
ニードリッヒ・グロッケン・ブルーメ
・・・ということにしといてくださいww


イメージ 14
当座の目標、クライネシャイテックはすぐそこに見えちゃってますから
気が楽です。
てか、近すぎて物足りないw


イメージ 15
お花だらけの斜面をくだって・・・・


イメージ 16
電車を下車して約35分で
先ほど上から見えていた湖?池?のほとりに到着。
景色もいいのでちょっとお休みタイム。
見えているのはアイガー北壁です。
ワタシの晴れオンナパワーで他の雲は立ち去ったのに
アイガー北壁に纏わりついた雲だけが
まだまだしつこい!


イメージ 17
スカッと荒々しい北面のお顔を拝見したいものだわ・・・
オーバーラント三山は擬人化されていて
ユングフラウは乙女
メンヒは修道士
アイガーは男性
・・・ってことになってるのだけど
オトコのくせに恥ずかしがり屋かよっ


イメージ 18
池のほとりでぼんやりとユングフラウを眺めていたら
ちょうどユングフラウ鉄道がやってきて
池ごしに良いアクセントを付けてくれました。

イイ景色だ〜
極楽だ〜
極楽な日々だ〜


イメージ 19
池越しにみえる、このクラシックな建物
ヒリフリ館と申しまして
元変電所なんだそうです。
今はアイガー北壁登山の資料館。
池のほとりにこれが建っているだけでぐっといい雰囲気です。

正確に言うと「池」じゃなくてSEE、「湖」なんですけどね。
ファルボーデン湖
冬、スキー用人工雪を作るための溜め池なんだそうで
(池なんじゃんw)


イメージ 20
のんびり下って1時間20分のお散歩。
クライネシャイデックに戻って来ました。
時間はまだPM 1:00
もうひと山トレッキングしに行きまーす。

イメージ 21
※当記事中の歩いたコースは赤ライン

つづく:ラウバーホルンに登ってみる 】

前の記事よりつづき 】

2018年7月14日(土)

ツアーに於ける本日の予定。
『ユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホ展望台へ』
『世界遺産に指定されたアルプス最長のアレッチ氷河の風景などをお楽しみください』

イメージ 1
ま、そーいうことになってまして
クライネシャイデック駅からこの電車に乗るAM 8時30分。


イメージ 2
スイス登山電車を代表する路線なので早朝にも関わらず大人気。
ほぼ満員状態で出発です。
クライネシャイデック標高2061mからユングフラウヨッホ標高3454mに
35分で到着できます。

道中、絶景を眺めながら登って行く・・・という路線ではなく
アイガー、メンヒという名山の山体に掘ったトンネル内を登って行きます。


イメージ 3
そんなわけで
乗車中はひたすら「暗闇を車窓より眺める」状態です。
しかし、発車後20分ほどで途中駅に一時停車します。
Eismeer駅
アイス・ミーア
独語で「氷の海」という名の駅です。
「5分の停車時間なので氷原を見たら即もどってくださいね〜」
(添乗員女子さん)


イメージ 4
へ?
氷原?
ワタシ、興味ないですケドみんな見に行くんですか?
停車場から通路が伸びていて
その先に大きな填め込み窓が3つ並んでいます。


イメージ 5
興味ないなあ、と思ったのは
山頂は雲がかかっていたので何も見えないだろうと思ったのと
電車に乗り合わせたアジア某国集団が窓に向かってダッシュして行ったから。
あの人達を掻き分けてまで窓際に近づくのは気乗りしないので。
彼らが少ない窓を選んで覗いてみる。


イメージ 6
雲があるにしてもまーまー見えてます。
好天の日だったら迫力ある氷河が見られることでしょう。

アイスメーア駅のこの窓は何なのかというと
山腹に開けた窓です。
乗客が、どんな世界に来ちゃっているか
認識させてくれるためかなあ?



イメージ 7
「ここまでほぼトンネルだったから状況が解んないでしょ?
ほーら氷河の裂け目、クレバスだよ〜。落ちたら死ぬアレ!」
と見せてくれる乗客サービスでしょうか。
途中停車することで高山に慣れさせる目的もアリかも。


イメージ 8
現在の終着駅、ユングフラウヨッホ駅ができるまでは
ここアイスメーア駅が終点でした。
それも1905年の話だというのも驚き。
ここにバーやレストランを設置したのだそうです。
ああ、だからムダに広い空間なんだ!


イメージ 9
5分の停車時間終了。
急いで電車にもどるよ〜

イメージ 10
更に10分の乗車で終点のユングフラウヨッホ駅に着きました。
駅は地下にあるので相変わらず外界は見えません。
3454mの高地に登って来た実感は皆無のまま
ひんやり寒〜い通路を進みます。

イメージ 11
出たところはカフェテリア。
なんか、日本のどこかのスキー場のカフェテリアにさも似たり。


イメージ 12
この施設、いろいろなスポットがあってやや複雑な構造です。
勝手に見て回りたいところだけど
効率の良い回り方をしてくれるだろう添乗員女子さんに付いて行きましょ。


イメージ 13
「まずはエレベーターに乗ってスフィンクス展望台です。
標高はさらに上がって3571mになりますよ〜」 
(添乗員女子さん)

イメージ 14
トップ・オブ・ヨーロッパ
ロープウェイを含む公共交通機関の駅としては
欧州最高地点にある、って意味で
そう呼ばれます。


イメージ 15
扉を開けて外に出てみる。
スフィンクス・テラスと命名された展望台。
はるか高い山の上に見えていた展望台はここかあ。
(後方の山はメンヒ)


イメージ 17
逆にクライネシャイデックを見下ろしてみるよ。
画像真ん中あたりの集落。
あれがホテルがあるクライネシャイデック。


イメージ 18
ちょっとアップ化。
しっかり目視できて楽しくなってきたぞ!


イメージ 16
屋上に天文台付きの石積みの建物。
クラシックなカホリがするから
これも100年前からあるのかもね。


イメージ 43
ああ、
ユングフラウのてっぺんが〜(涙)
ガスがかかっています。
スコーン、と晴れていたら文句ないのですけどね。


イメージ 42
でも
クライネシャイデックでは雲が出ていたのに
思った以上の絶景が見られてホッとしました。
今日もワタシの晴れオンナパワーは作動中。


イメージ 19
スフィンクス展望台で堪能するべき絶景のひとつがコレ。
アレッチュ氷河
厚さ最大900mもあって
西ユーラシア大陸で最大&最長の氷河です


イメージ 20
かつては4000m級の高峰を登り切った猛者だけが見ることができた
アレッチュ氷河の絶景だったわけだけど
ユングフラウ鉄道が建設されたことで
誰でも、ワタシでも
世界遺産の景色を目の前にすることができる。
大正時代にそんな電車が完成していたと思うと彼我の差はすごいわ。


イメージ 21
ユングフラウ鉄道はほぼ真っ暗な山腹に掘られた穴を通っています。
「絶景を見ながら登らないのね」
と思いますよね。
世界遺産検定メダリストのオット曰く
「トンネル式の鉄道にしたからこそ世界遺産に認定されたんだよ」
へー。
そーなんだー。

おかげで自然破壊が最小限に抑えられ
世界的観光地ながらいまだ95%以上の土地が手付かずで残されている。
だから自然遺産に相応しい価値があるんだってさ。


イメージ 22
魅力的な自然がいっぱいのスイスだけど
自然遺産認定されているのって
「サンジョルジョ山」
「地殻変動地域サルドナ」
と、ここ
「スイスアルプス・ユングフラウ・アレッチ」
・・・の3件だけなんだね!
(2019年1月現在)
あのマッターホルンでさえ認定されていないのは
手を入れすぎているから、ってことでしょーか。
(※↑画像はユングフラウの稜線)

イメージ 23
スフィンクステラスの階段
スッカスカでこわ〜い (汗)
物を落としたら・・・ぜったい拾えな〜いw

「アルプスの山々を訪れた芸術家や作家たちが多く題材にして
欧州のカルチャーに影響を与えた地でもある、というのも
世界遺産の認定要素」 (オット)

ユングフラウの絵画を見て
「行ってみたーい」
って人々は思ったのだろうなあ。
それって、今でいうと「SNS映えするあの山行きたい」だろうし
アイガーを題材にした小説を読んで
「どんな山か見てみたい」
は「その山の聖地巡礼したい!」と同じ感覚だったんだろうね。


イメージ 24
スフィンクステラスを降りると
なぜか超高級時計屋さん。
日本円で100万円、200万円クラスのお品物も並んでいて
中心価格帯は80万円。
「こんなところでその値段!衝動買いしないでしょ?」
と思ったら、今にも買いそうなインド人カッポーがいて
世界は広い!と感じたw
滞在したホテルスタッフさんの見解では
「今、爆買いは中国人よりもインド人!」
とのことよ。


イメージ 25
さて、添乗員女子さん先導で
ユングフラウヨッホのナゾ施設を巡ります。
ナニコレw


イメージ 26
どうやら、ユングフラウ鉄道完成100年を記念して
ユングフラウとその周辺地域の歴史を紹介する
「アルパイン・センセーション」
というコーナーを通過している模様。
あ、ベルビュー・デザルプホテルの絵だ〜
今も100年前も変わらないんだなー


イメージ 27
この人がユングフラウ鉄道建設を企画した
アドルフ・グイヤー・チェラーさん。
実現不可能と言われていた山岳鉄道だけど
「アイガーとメンヒの山腹にトンネル掘ったらイケるんじゃね?」
とピカッと閃いたというエピソード。
おかげで世界遺産になるんだものね。


イメージ 28
16年の工期の間には
爆発事故があって死者が出たり
ストライキや資金難。
なによりチェラーさん自身が亡くなってしまった、という事態だったのだそーです。
それらを乗り越えて完成しましたとさ、めでたしめでたし。
・・・そーいうコーナーでした。


イメージ 29
引き続き、添乗員女子さんに引率されて
「アイスパレス」
ってこれまたナゾな施設へ。

足元、ツルッツルです!
こんな危険なアトラクション(なのか?)
よく作るな、ヲイって感じです。


イメージ 30
コレ、氷河を彫刻してお見せしています!ってコーナーです。
なんでまた大事なアレッチ氷河を・・・
って思うんですケド
1934年に始まった施設だそうで
まー、そーいう時代だったんだろうね。


イメージ 31
今はライブカメラでユングフラウヨッホの天候状況を確認してから登れるけど
昔はわざわざ来たのになんにも見えない、雲だらけ!
ってこともあっただろうから
「これでも見てガッカリを埋めてネ」
というご配慮から始まったのでは・・・というのは
全くのワタクシの憶測ですw
(ちょうどサッカーワールドカップ中だったのでボールが氷結している〜)


イメージ 32
氷河は年々後退するから
手すりの位置も付け替えるんだって。
うっすら付いている円型の跡は以前の手すりの位置。

ユネスコに「現在でも95%以上の土地が手つかずの状態に保たれている」
と評価されてるけど
地下ではけっこういろいろやっちゃってますよねww


イメージ 33
さて
ユングフラウヨッホ、最後のみどころスポットに来ました。
「プラトー」
さっきのスフィンクステラスからぐっと下がったところの
広い広い雪原です。


イメージ 34
ここからだとメンヒがより近くで見れます。
・・・にしても、なんだこのアジア人率の高さ!
日本人じゃないアジア人で湧きに湧いくプラトー。
安定の大声はあの国の人たちだねw
まあ、ここは外だから大声でもいいけどさ。


イメージ 35
スイス国旗との撮影でごきげんな彼ら。
ディアボレッツア展望台やマッターホルン周辺に比べて
俗っぽい観光地だったな、ユングフラウヨッホ。
オーバーラント三山を見るなら下界でも十分だ
アレッチ氷河は感動的だったけど
ユングフラウヨッホ自体については
二度目は無いな〜、と思っていたその時


イメージ 36
ガチで本格派、マッチョなアルピニスト男子2名が
はしゃぐ観光客の脇をすり抜けて現れたんだ。
今、まさに山から降りてきたところ!


イメージ 37
(ワタシも含めて)軟弱な観光客が記念写真ではしゃぐ中
ピッケルやザイルなど、
真剣な装備で4000m級の山と格闘してきたばかりの彼らは
まぶしかった!


イメージ 38
すかさず声をかけるこにゃくうさん(笑)
「かっこいいね!写真撮ってもいい?」
疲れているだろうににこやかなふたり。
「すごいね!今、降りてきたところでしょ?どこに登って来たの?」


イメージ 39
振り向いて指差したのは、ユングフラウ。
朝4時過ぎくらいに登頂を初めて
10時30分の今、ここプラトーに降り立ったらしい。
前の晩はメンヒスヨッホヒュッテという山小屋に泊まったと推測します。
ひゃ〜
自分の軟弱ユングフラウ体験に比べ
なんとかっこいいことか。


イメージ 40
彼らが降りてきたコースを見あげて思う。
「雪山に登ってみたい、しかもスイスの」
次回のユングフラウヨッホはソレか?(笑)
せめて、彼らが泊まった山小屋に行く、というのをやってみたいなあ
(その山小屋はド素人でも行けるそうです)


イメージ 41
ユングフラウヨッホ駅から真っ暗なトンネルを走る電車で下山です。
午後はツアーを離脱して
オットとふたりで独自トレッキングの予定。

つづく

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