|
【 前の記事よりつづき 】
2017年7月15日(土)
京都、新進気鋭の落雁を購入したら、
次は上生菓子を買いに。
甘楽 花子
(かんらく はなご、とお読みします)
烏丸丸太町の交差点を下がってすぐのところ。
なお、
現在はこの場所から移転されています。
(只今は「左京区聖護院山王町 16−21」で営業中)
今日扱っている生菓子が展示されています。
このテのお菓子屋さんは
売っている品が外から見ただけではわからない店が過半なので
甘楽花子さんの店先は珍しく親切です。
予約しましたこにゃくうですよ。
店内はイートインできる構造になっていて
これも親切。
生菓子は出来立てが美味しいもの。
(生菓子と抹茶or煎茶のセットで775円、共に一保堂のお茶)
4日前に電話して
4種のお菓子を予約してあります。
お電話の際、何がおススメか
当日の製造予定の品は何か・・・等々のアドバイスも
丁寧にしてくださいました。
店主さまは
京都の有名菓子店、京華堂利保のご次男さんです。
もっちりした食感!個性的。
桜味甚粉を粟に見立てて、粟ようかんかと。
粒々が見えますかね?
(さくらみじんこ:もち米から出来た米粉のひとつだけど粒子が非常に細かい)
草の露
と命名されたきんとん。
ワタシは上生菓子のスタイルでは
きんとんが一番好きなのだ。
中はつぶあん。
なるほど、と納得の命名。
色とりどり3色の餡が
ガラスのような寒天越しに輝いて美しい。
川面に映る青もみじのイメージが浮かびました。
予約電話の際、おススメされたお品物がコチラ。
他店の葛団子よりも
なめらかさと丁寧さが上回っている。
午前中、お店で和菓子教室を開催されていたそうで
この葛まんじゅうは本日のお題だった物とのこと。
それは
お茶といっしょに食すことを前提にして作っていること
夏のお菓子なので冷やして食べることを想定して
甘味を強くしているのかと想像します。
正統派生菓子の甘楽花子(はなご)さんでした。
また違う季節に伺いたいです。
【 つづく:オット&ムスメと合流、明石で蛸づくし 】
|
うまいもん喰った
[ リスト | 詳細 ]
「うまいもんを喰う」・・私の生き甲斐さ。
|
2017年7月15日(土)
祇園祭で京都徘徊した際の戦利品。
鮮やかなマリンブルーの金平糖の海を泳ぐスイミーたち。
色とりどりのスイミーたちは
落雁製です。
米粉と砂糖で固めた、
舌触りがザラついた仏様のお供え物・・・
それがワタクシの中の落雁なんですけど
UCHUの落雁は「和三盆糖の干菓子」
シュッと溶けて爽やかな甘さ。
UCHU wagashi (HP)
(ウチュウ ワガシ とお読みする)
お店の場所は
京都の寺町通り丸太町上ル。
京都御所の東サイド。
並びには同志社大学創始者、新島襄旧宅があるというエリアです。
(他に京都タワー1Fにも店舗があります)
UCHUは宇宙。
和菓子の可能性は宇宙並に無限大・・・
という意味を以っての店名だそうです。
店舗デザインもお菓子同様にセンスが溢れているわ。
「ぜったい何か買って帰ろう!」
と品選びの目にも力が入ろうというもの。
パッケージもかわいいしな〜
和菓子好きなおともだちにプレゼントしてあげたいな〜
どれもこれも買ってみたくなる衝動が止まりませんっ
熟慮熟考の末
おともだちには冒頭のスイミー (1500円)
自分用にこのミックスフルーツ 落雁(1300円)
(※尚、スイミーは夏期限定商品)
口の中でスムーズに溶ける和三盆は優雅な甘さ。
一片はちいさいのに
フランボワーズ、オレンジ、キュウイの風味がしっかり漂う。
天然果汁使用ですから、酸味が味のバランスを取ってくれます。
見た目だけでなく味のクオリティにも納得。
ワタクシの中の落雁の定義が上書きされましたよ。
楽しくお買いものできました。
京都スイーツのひとつの選択肢としておススメできます。
【 つづく:まだ和菓子買うよ 】
< 蛇足 >
御所周辺を歩いていて
二度見してしまったのがこのお宅。
出窓に飾られているこの球体はナニ?
平安貴族のたしなみ、
でも今では「映像資料」くらいでしかワタクシはお目にかからない
おじゃるな人が円陣組んでやるあの球技。
そのボールの実物ですよね?
脇に置かれているのは
「蹴鞠用スパイク」とも言うべき靴でしょーか。
黒田装束店
烏帽子売ってるんですかー!
装束って、貴族的なアレですよね?
ニーズがあるのか?と驚いたけど
よく考えたら
時代祭や葵祭、その他たくさんの歴史ある行事があるのだし
そーいった服飾品の技術を伝えるお店があっても
何も不思議はないのが京都よねえ・・・
そこらの関東人には楽しくてたまらんわー♪
|
|
【 前の記事よりつづき 】
2017年6月24日(土)
オットとふたりでの、はじめての大阪散歩の一日。
今日の締めにミナミの割烹で夕食です。
ここって「ミナミ」って括りであってます?
難波、だけど「ミナミに行った」でいいんですよね?
ワタシてっきり「ミナミ」って町名があるのかと思ってましたよ。
で、「キタ」って何なん?
すみません、大阪よく分かっていません。
このパチンコ店のような風情のビルに到着。
割烹店が入っているビルにはちょっと見えなくてごめんなさい。
エントランスの奥に素敵な割烹がありました。
味楽 にしの
(食べログ)
夏らしい設えのお席です。
8千円、1万円、1万2千円とある中の
1万円コースです。
きゅうり、かに、くらげ黄味酢、ゼリー寄せ。
器も冷たくひやしてあり、涼しいスタート。
スプーンでまぜまぜして食べると
各々の食材がイイ感じにまとまります。
使われている食材を見ただけで涼味を感じる
爽やかな冷製茶碗蒸し。
使われている雲丹が上質の物だし、
何より出汁がとっても美味しい。
一日歩き回りましたからね
うれしいクールダウンです。
日本酒いただきたいです!
「銘柄、何がありますか?」とかいろいろ訊ねたら
スタッフさんは丁寧にも、サクッとメモ書きをくださいました。
わはは、すまない ^^;
酒器が!
ステキで!
錫のアートな片口も
不思議なフォルムと夏っぽい彩のおちょこにも惚れ惚れ。
(だが、仙禽の味がちょこっと変質していたと感じた)
そしてひらめの肝もね。
これだけのひらめを独り占めできてうれしいわ。
先程のぐい飲みと同じ作家さんの物でしょう。
夏、冷酒を呑むのにふさわしいデザイン。
お酒は天寿にチェンジです。
あいなめは関西ではあぶらめ、と言うそうです。
柚庵焼きの味が、脂が乗ったあいなめによく絡むわ。
あいなめのツルリとした食感が好き。
添えられたセロリの佃煮、山芋、茗荷も
味にメリハリが付いていいなあ。
にしのさん、酒器コレクションその3。
アートなガラス製の酒器。
欲しい!
洗うのが大変そうだけど(笑)
(お酒は変わらず天寿で)
海老は車海老。
後方は小鮎。
印象深いです。
鱧とずいきの梅肉煮、と説明されました。
温かい、でも酸味がビシッと効いたこの小鍋。
夏でもイケる鍋!
シャクシャクしたずいき。
ほわっほわの鱧。
関東人は鱧落としくらいしか馴染みがありませんので
こんな変わった鱧料理が食べてみたかったの〜♪
赤絵付のぐいのみもかわいらしいわ。
角煮の釜飯ごはん
赤だし味噌汁
泉州水茄子お漬物
意外だったのは水茄子漬に辛子が添えられていたこと。
関東では探さないと水茄子漬は買えないのですけど
辛子がマストだとは知らなかったわー
食べ切れなかった分を
お持ち帰り用にしてくださいました。
デザートもあったっけね。
マンゴーとバニラアイス。
スイーツに興味がないので忘れそうになりましたyo
![]() でも、こんなにおいしいのだから
きっと人気店なんだと思います。
お会計。
1万円コース×2
生ビール×2と記事中の日本酒×4合を加えて
約2万8千円。
ごちそうさまでした。
|
|
2017年11月16日(木)
大阪のムスメんちに行こうと思った、昨秋の平日。
夕食は、おひとりさま京都で美味しい物を食べようか。
JR京都駅直結デパートの伊勢丹の中にあったよなあ。
京都伊勢丹の11階 レストラン街のテナントです。
ここならひとりでオイシイ1食が食べられるだろう、と。
やはり東山の高台寺 和久傳で食べてみたいものである。
でも
あそこはスポンサー付きで行く方が良いお店。
今日は廉価版 和久傳で覗き食べです。
(スポンサー=オットのこと)
出張帰りのひとり男性、お買いもの終わりの地元女性にも
使い勝手がいいらしく
11席ある店前の待ち椅子は
開店の17:00を前にして座り切れなくなった。
京都 和久傳、しょせんデパートの飲食店でしょ、なんて
なめたらあきまへんえ。
予約必須です。
この日も予約で埋まっていました。
「19:00にご予約の方がいらっしゃるのでそれまででしたら」
ということでギリで滑り込みセーフw
大きな窓の正面には、京都市北方面が広がります。
一番お安い 蘇芳 6000円にします。
最初に 黒豆茶。
隣席とのピッチも適度で
カウンター天板の幅も広い。
居心地いいと思います。
青竹の盃に冷酒。
ただドライなだけの旨味の薄い酒でしたが
サービスの一杯なんですからアレコレ言うなって話です。
(たぶんドリンクメニューにあった、和久傳特製青竹酒 なのかな)
そして
横輪のお造り
横輪は本鮪の幼魚です。
さっぱりした横輪のきめ細かいお刺身も好き。
菊花ととんぶり、山葵を合わせて
ジュレ状の醤油がかかっていますので
そのままパクパクいただけます。
なかなか○
椀物。
焼いた舞茸の香りは良いのだけど
出汁が期待していたレベルと違って
まあまあ。
たぶん、ですが
舞茸の香りを際立たせるために出汁の香りを抑え目にされたのでは。
滋賀の赤こんにゃく、蕪、葱を備長炭で焼いて香り付け。
海老芋は素揚げしていてほっこり美味い。
野趣を感じる素焼の器で
料理に合っているなあ、と感心するも
添えられた大徳寺納豆の味噌(ウマイ)が足らんのっ
最後は味噌なしになり辛かったぞw
おぼろ豆腐に銀杏の餡かけ
ずわいがに
実際、食材の組み合わせがいいな〜、と思うし
銀杏餡は大好きだよ。
だが、なんだか味がぼんやりしていたのだった。
惜しい。
生ビールもなくなってもーた。
ちょこっとだけ日本酒欲しいな、と。
料理の数が少ないから、一合では多いかなー。
と伺ったら快く対応してくれました。
ありがとう!
蒼空 純米 半合で750円
緑茶を飲んでいるように見えまつw
粘りがしっかりした擦りおろし山芋
蓮根はほっこりした食感なのでたぶん九州産。
生姜の味でいただきます。
蘇芳コース中、一番気に入ったお料理。
オイシイ◎
酢飯にはほんのり柚子の香りがしました。
黒酢を使っているのでその名なのですが
酢飯はうっすら茶色。
京都市内の名店のお弁当が買えるという
神のようなコーナーがあるのですが
ワタクシは時に、そこで「和久傳」の弁当を買うことがあります。
和久傳弁当の鯛黒寿司とは
似て非なるものだったのだなあ、と
今回実食して実感。
お弁当ではお弁当クオリティだったのだなぁ。
(当たり前)
麩焼き、と名付けられた
これも和久傳といえば、の菓子のひとつです。
時期によって白餡の中身は変わります。
この時いただいたのは
山椒
うは〜♪
これは好きな組み合わせ。
おいしかったー。
筋違いというものでしょう。
高台寺よりハードル低いんですから。
特にイヤな思いをしたわけではないですが
接客がバタバタしていたり
抜かっていたり。
やっぱりデパート内のお店です。
使い勝手の良い場所にある一軒の和食屋さんとして
また、ひとりで食べに来てもいいかな。
わざわざオットを誘う店ではない。
オットには高台寺和久傳に連れて行っていただきいたいものである。
(ナニサマw)
|
|
2018年6月23日(土)
仙台に来ています。
評判のお寿司屋さんを予約したと
オットが言うので。
地下鉄南北線に乗って
トコトコ14分。
八乙女駅って所に連行されました。
「その寿司屋は、大将が自宅で握っているらしい」 (オット)
しかも一日2組限定、だという。
陸女鮨
あ、あれがそうですね。
普通の住宅街の中にひっそりとサインが出ています。
ちょっと複雑な区画割の住宅街なので
やや迷いつつ到着。
八乙女駅から歩いて約15分。
気候の良い時期だったせいもありますが
タクシーじゃなくても大丈夫な距離でした。 (冬期だったら徒歩はおススメしません)
お店のコンセプトは非常に魅力的ですが
アレですね。
おっかない大将だったらどうしましょう
![]() 寿司屋で2組限定で自宅、って
なんか、頑固っぽいじゃないですか。
いや、コレって一般的な家よりも立派なお宅ですよね。
「ごめんくださ〜い」って感じでトツゲキです。
和室に接する廊下にカウンターが設えられている。
カウンターの向う側で大将が握るのね。
で、カウンターは長〜く延びていて
奥では
隣の部屋の、もう一組のお客様に対応する構造になっているんだ!
上手く工夫されているなー、
水回りとかどーなってるんだろー
などとと感心しながら
ビールをゴクゴク。
まずは、ご家族の方なのでしょうか?
女性の方が対応してくださって
もずくと子持ち昆布を出してくださった。
シャッキシャキ食感のもずく美味しい。
甘目の出汁を含んだ子持ち昆布。
ポリポリ食感好きです。
青よりも高級な赤なまこ。
厚めに切られていてぽよよ〜んな食感が美味しい。
あんこう肝。
しっかり蒸しているのにほんわりしていてレア感あるのは
脂の量が多いから。
おつまみからすでに美味しいぞ!
生姜が効いた出汁仕立てで。
もうこうなったらビールはオシマイで日本酒だわね。
右から
浦霞 エキストラ大吟醸
水鳥記 純米吟醸 愛山
黄金澤 純米吟醸 ひとめぼれ
墨廼江 純米吟醸 大辛口
水鳥記 特別純米 山田錦
(浦霞には魅力を感じないから、その他4本を順に飲んでいったです。)
鳥取産 天然まぐろ 中トロ
石巻のすずき :シャキシャキした歯応えの鱸。
赤いか
酢〆のこはだ
山葵は、本わさびを丁寧に擦ったもの。
フレッシュで香りも抜群。
ネタが入った箱を持って大将が登場。
我らのすぐ目の前にて
にぎりライブの始まりです。
この構造は実にユニークだ。
一般的な寿司屋さんのカウンター以上に
パフォーマーである大将の技術がこちら側に伝わってくる。 「近海まぐろは脂の香りがいいのです」 (大将)
仰る通り、すばらしい。
愛知県産 生のとり貝
「まぐろ漬けは20分ほど漬けています。外を焼いているのですぐに染み込むのです」
「生のとり貝はこれで今年は最後ですね」
頑固でコワイ大将と違いました!
ネタの説明を丁寧にしてくださる。
天然車えび :生きている天然車えび。レア目にボイルです。
贅沢。
長い茄子、変わってますね。
仙台長茄子というのだそうです。
美味しかったよな、と画像を見て思い出してます。
ジュル・・・
![]() かんぴょう巻 :懐かしい味。
鯵の酢洗い :煮切りをひと刷けされた後、おろし生姜に浅つきパラリ。
先程の車えびの頭もね。
美味しかった。
しじみ汁で感動したのは初めてかも?
大将は隣のお客様のところへスライドして去って行かれた。
大将が目の前で作業されていた時間は35分ほどだったかと。
尚、お隣組は大将の登場までつまみを食べて待っていた模様。
我々の入店が先にだったからだけども
先に握り始めていただけてヨカッタわ。
おあずけ喰らったら、酒ばっかり飲んでしまうところだったw
平成4年、この土地にお住まいを構え
このユニークなスタイルの店舗兼住宅でのご商売は平成11年から始められたとのこと。
縁側に水回りを設置したり、
開業に対応できるように大工さんと共に考え工夫されたそうだ。
美味しいひと時でした。
我らはアホみたいにお酒を飲むし、内訳は不明なんだけど
お会計は2人で約42000円。
(普通の酒量ならこんなにかからないと思います)
足を延ばしてでも美味しい物が食べたい、という
食いしん坊にはおススメよ。
|






