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日本では北朝鮮による核実験が大きくクローズアップされていますが、
韓国では核実験よりもいまだノ・ムヒョン前大統領の死去という事実が核よりも
重く受け止められているようです。
そんな中で韓国メディアはノ前大統領が投身自殺を図る直前に疑問が投げかけられているようです。
というのも、報道はこれまで自殺直前まで前大統領を警護する警護官がいたとしていたのですが、
どうやらこの事実は異なるようです。
この警護官は警察の取調べで自己の供述を幾度も変遷しているからです。
自殺直前に警護官はその場を離れていたということになれば、また新たな問題が起きるのも考えられ
ます。
それにしても、韓国が前大統領を自殺という形で失うというショックの中での核実験に対してはコメン
トしようがありません。
韓国の新聞にも、喪に服している家に爆弾を投げ込むようなことだと論じていましたが、まさに表現
としては的を得ていると思います。
そもそも、核を兵器利用を目的として実験であれ行使することに善はありません。
かといってこれを北朝鮮非難一辺倒で終始してしまうのは大人気ないとも思います。
第二次世界大戦後から現在に至るまで常任理事国の5カ国が世界の安全保障、軍事の主導権を握ってき
ています。
そして、この5カ国が核を持てる国として現在に至っているのは周知の通りです。持てる根拠などあり
ませんが。。
この世界における持てる国と持ってはいけない国といういびつな秩序と構造が不安定ながらも保たれて
いることに、我々は認識を深めるべきだと思います。
軍事目的における核は人類や地球にとって絶対的に悪です。
抑止力や云々ではありません。
ならば、大国こそ率先して核放棄のプロセスを明確に打ち出す事こそ今必要なのではないでしょうか。
北朝鮮はいわば、現状国際社会が抱える大きな矛盾を問題提起していると捉えるべきです。
日本は強硬論が先行していますが、広島もしくは長崎で軍縮会議を開催してリーダーシップを執りつつ
国際社会の枠組みを変えていくことこそ、日本が持ちうる北朝鮮に対する最大の圧力なのではないでしょ
うか。
なんなら、国連の安保理をアジアから遠く離れたニューヨークなどでせず、広島や長崎において北朝鮮
問題に特化した緊急安保理の会議を開くことも一つ大きな意味を持つのではないでしょうか。
理性をもった政治をすることを期待しつつ、これを国民が冷静に監視してくれることを見守りたいと
思います。
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