|
解任騒動の引き金となったのは既報の通り、「放送法遵守を求める視聴者の会」なる団体が今月14日の産経新聞、翌15日の読売新聞に掲載した意見広告の存在だ。9月16日の同番組の岸井氏による「メディアとしても(安保法案の)廃案に向けて声をずっと上げ続けるべきだ」という発言を取り上げ、「放送法」第4条をもち出して〈岸井氏の発言は、この放送法第四条の規定に対する重大な違法行為〉と攻撃したのである。
しかし、こんな団体、今まで見たことも聞いたこともない。なんなのだろう、と思っていたら、その「放送法遵守を求める視聴者の会」(以下、視聴者の会)が昨日、記者会見を行った。
記者会見の開催について同団体がTwitterで発表したのは会見直前、しかも場所などは公開されていなかったため、IWJが行った生中継で確認したのだが、それは広告同様、とんでもない内容だった。
まず、最初に「視聴者の会」代表呼びかけ人を務める作曲家・すぎやまこういち氏が昨今の政治報道について“極端に偏った報道が目立つ”と言い、「国民の知る権利を損なっている」と非難。そして「(この会の活動に)攻撃的な意図はない」とした上で、“世の中の政治的な運動はだいたい「○○を打破せよ!」というようなものだが、我々の運動はいまある法律を守れと言っている。めずらしい運動です”と述べた。
だったら、その前にまず、安倍首相に憲法を守れと言えよ!と突っ込みたくなったが、他の呼びかけ人も同じ調子だった。まるで不正に立ち向かう正論のようなポーズをとるのだが、中身はまったくなく、いつのまにかネトウヨ的陰謀論をがなりたてる。
たとえば、同会で事務局長を務める文芸評論家・小川榮太郎氏は現在の報道について“国民への洗脳レベルに達している”、ケント・ギルバード氏は“放送局自体が活動家になっているように見える”と訴えた。
どうやらこの人たちの頭の中では、少しでも政策を批判したとたん、オウム真理教やISのようなテロ集団に分類されてしまうらしい。
しかも、笑ってしまったのが、この会見で呼びかけ人たちが、何度も「政治との連動性はまったくない」「公権力とは関係を一切もたない運動」などと主張していたことだ。彼らの活動を“政府と連動した報道圧力”と指摘した本サイト記事を意識してか、小川氏は「(この活動が政治介入を招くという意見は)笑止千万」と一蹴し、「非力な一国民として」声をあげたのだと繰り返し強調したのである。
よくもまあ、ぬけぬけとこんなことが言えるものだ。いったい、彼らは自分たちが今までどんな活動をしてきたか、忘れてしまったのだろうか。政治的に「偏って」いるのは、それこそ「視聴者の会」呼びかけ人たちのほうではないか。
まず、代表呼びかけ人のすぎやま氏は、「安倍総理を求める民間人有志の会」の発起人を務めた人物で、「新しい歴史教科書をつくる会」が内部分裂した後に立ち上げられた「教科書改善の会」にも参加。昨年の衆院解散の際には、集団的自衛権の行使容認を閣議決定した安倍首相を“勇者”と表現し、「勇者が国を思い踏み切った解散」と絶賛する一方、あるときは〈日本国内が「日本軍vs反日軍の内戦状態」にある〉と言い出したりと、ネトウヨと見紛う発言を連発している。
代表がこの有り様なのだから、他の呼びかけ人もお察しの通り。渡部昇一氏と渡辺利夫氏は狂信的な極右発言を連発しつつ、安倍首相をべた褒めしてきた保守論壇人だし、ケント・ギルバート氏は今年、あの“ネトウヨ文化人の登竜門”であるアパ懸賞論文で最優秀賞を受賞。安保法制が可決された後には「安倍首相と与党、国会に『おめでとう』と言いたい」と語った御仁だ。
また、経済評論家の上念司氏は本サイトでもお伝えしたようにSEALDsメンバーの個人情報や、安保法制に反対していた一般女性を痴漢冤罪の犯人だというデマを拡散するなど、卑劣な“安保反対派攻撃”をSNS 上で繰り広げてきた人物。そして、経済界から唯一呼びかけ人となっているイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏は、沖縄の基地運動で住民がフェンスに反対の意志表示を行ってきたものを「清掃」と称して撤去するなどの活動を行っており、安倍首相もかかわる保守組織「日本教育再生機構」の顧問も務めている。
また、この11月10日、極右組織・日本会議が中心になって改憲イベント「今こそ憲法改正を!武道館1万人大会」が開催されたが、実は「視聴者の会」呼びかけ人7名のうち4名がこの日本会議のイベントの代表発起人に名を連ね、ギルバート氏にいたっては、同大会で講演を行って大喝采を浴びているのだ。
さらに、ポイントなのは、この「視聴者の会」の事務局長に、あの小川榮太郎氏が就任していることだ。「視聴者の会」の意見広告には、「偏向報道」の根拠として、各局の報道番組における「安保法制両論放送時間比較」というデータが掲載されているのだが、このデータを提供したのも小川氏が10月に立ち上げ、代表理事を務めている「一般社団法人日本平和学研究所」なる団体だ。
つまり「視聴者の会」は事実上、小川榮太郎氏が取り仕切っていると言っていい状態なのだが、この小川氏、安倍晋三総理復活のきっかけをつくったあの『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)の著者なのである。
いや、たんにヨイショ本を出版しただけではない。たとえば、小川氏は「創誠天志塾」なる私塾を開いているが、自身のブログでこの塾を安倍首相復活のための団体と明言している。
〈三年前の二月十一日、私は同志の方々と共に、天志塾を創塾しました。創立当初の天志塾は、安倍晋三氏の総理大臣再登板の為の民間有志運動として始まりましたが、安倍氏が総理就任の後は、日本の国柄、文化、政治を幅広く学び、考究する場に、その意味を徐々に変へながら、ささやかながら活動を続けてきました。〉(2015年2月11日のブログより)
実際、この塾の活動内容を見てみると、安倍絡みのイベントばかりが目立つ。2012年に開かれた第一回目の月例勉強会のテーマは「僕は、安倍晋三を再び総理にする!」というもので、ゲストは昭恵夫人。自民党総裁選直前の同年9月には、安倍晋三本人も出席して「安倍晋三総裁選決起集会」への参加を呼びかけも行っている。
ウェブマガジン「トレード・トレード」に掲載されたインタビューのよると、小川氏が安倍氏を首相にしようと思ったきっかけは、3・11直後に受けた「天の啓示」だったという。
〈これは天の啓示みたいなものがあったのです。(中略)実際にあの大地震が起こり、原発の事故があって、人がいない、灯りも点いていない新宿で会議を開いていた時、ふと次期首相は安倍晋三氏が適切であるという啓示が降りてきたのです。〉(小松成美の一語一会 第70回より)
こんなオカルティックな動機で政治家の支援活動を始めるというのも信じられないが、小川氏は早速“安倍氏を総理にするための戦略プラン”を作成。下村博文・元文科相を通じて安倍氏に渡したという。
そして、12年の自民党総裁選で小川氏は前述の「創誠天志塾」を使ってこんな働きをしたのだと語っている。 〈SNSによって安倍さんの声がより多くの人たちに拡散するお手伝いをしました。当初、安倍事務所はSNSの活用について懐疑的だったのです。SNSなどのインターネットメディアに嵌ると支持されているという幻想を生みかねないという事が理由でしたが、敢えて天志塾の若い塾生たちが、強くSNSの活用を勧めたのです。〉(同前)
ようするに小川氏は、ただ安倍首相を“応援”するだけでなく、総理に返り咲くためのプランを練ったり、復活をさせるために私塾を開いたり、挙げ句はSNSの活用という安倍首相がネトウヨを味方につけるというネット展開の進言者だったというのだ。実際、“ネトサポ”こと自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)の活動が活発化したのは第二次安倍政権以降。安倍首相は小川氏のアドバイスや、彼が指揮する運動組織によって息を吹き返すことに成功したわけだ。
これでよくおわかりいただけただろう。「視聴者の会」の実態とは、極右思想家の集まりであるだけでなく、安倍首相と直接関係する人物が仕切る運動組織なのだ。彼らが“平等で正しい報道を”などといくら訴えても、何の説得力もない。
しかも、「視聴者の会」のキナ臭さはそれだけではない。そもそも大きな疑問なのは、会の「資金源」である。
今回、「視聴者の会」は、産経と読売新聞の2紙に意見広告を出しており、「賛同者の皆様からの寄付によって出稿しております」(広告紙面より)と説明している。だが、読売新聞全国版の全15段広告の正規価格は約4800万円。産経新聞は同じく約1300万円といわれている。あわせて6000万円以上。新規のクライアントは値下げ率も低いため最低でも4000万円以上はかかるだろう。
ところが、この会の発足は、記者会見での小川氏の発言によれば「11月1日付け」。HPの開設日は11月中旬と思われ、YouTubeへのチャンネル登録日も11月13日、公式TwitterとFacebookへの初投稿日は15日と20日だ。そのような状態で、一体4000万円以上の寄付をどうやって集めたというのか。
明らかに特定の企業、団体、もしくは個人が出資したとしか考えられない。
さらに、「視聴者の会」には、宗教や宗教的な臭いがする組織の影もちらついている。
まず、前述した小川氏が立ち上げ、各局の報道番組の放映時間調査を行った「一般社団法人日本平和学研究所」だが、この組織が入居するビルの登記簿を取ったところ、その所有者は「一般社団法人 倫理研究所」だということが判明した。この「倫理研究所」とは民間の社会教育団体だが、大元は「扶桑教ひとのみち教団」(現在のPL教団)より分裂した組織で、理事長の丸山敏秋氏はトンデモ理論である親学の「親学推進協会」の評議員のほか、日本会議では代表委員を務め、倫理研究所も日本会議と密接な関係にある。
そして、この丸山氏は単に日本平和学研究所に部屋を貸しているだけでなく、同研究所の監事を務めていた。
また、もうひとつの宗教団体との接点もある。小川氏が例の「安倍首相復活の組織」として開いた私塾「創誠天志塾」の前身は「青年真志塾」という名で、神谷光徳なる人物が塾長を務め、当時、小川氏は幹事長という立場でかかわっていた。11年12月には同塾の月例会で安倍晋三氏も講演会を開いている。
だが、この「創誠天志塾」塾長の神谷氏は「生長の家栄える会」名誉会長という地位にある宗教団体「生長の家」の幹部だった。また、「青年真志塾」はこの神谷氏が会長を務める「日本経済人懇話会」の傘下組織という形だったが、同会の会員企業にも「宗教法人生長の家」「宗教法人生長の家 本部錬成道場」が当時名を連ねていた。
後述の取材では小川氏は信者ではないということだったが、「生長の家」シンパとしてその人脈にがっちり組み込まれていたことは間違いないだろう。
前述した改憲イベントが代表的なように、日本会議=宗教極右は安倍首相が押し進めようとする改憲に向けて国民運動を展開しようと目下、活発にうごめいている最中だ。そこであらためて小川氏の倫理研究所や生長の家人脈を考えると、小川氏の動きはこうした宗教極右の改憲運動と連動しているのではないかという気がしてくる。
小川氏が「視聴者の会」を結成した理由──それは、今後の改憲運動に際して、メディアにおける護憲勢力を封じるための攻撃部隊として、報道に圧力を強めていく狙いがあり、その第一弾として岸井氏およびTBSに抗議に出た、と考えれば合点がいく。
そして、小川氏自身が安倍首相と直接的な結びつきをもつ以上、「視聴者の会」の自民党との関係も疑われて当然だ。事実、自民党は、本サイトで既報の通り、「放送法の改正に関する小委員会」の佐藤勉委員長がテレビの安保法制報道は問題だとして、「公平・公正・中立は壊れた。放送法も改正したほうがいい」と露骨に恫喝。自民党への批判的な報道を監視する「報道モニター制度」も、ここにきて動きが目立っているという。そんななかで発足した「視聴者の会」の主張や活動は、自民党の意向と完全に一致する。いや、まるで安倍政権の別働隊のようでさえある。実際、安倍首相の右腕であり総理大臣補佐官の礒崎陽輔氏は、同会の意見広告を〈極めて冷静で妥当な意見です。〉とTwitterで意見を述べ、わざわざ同会HPへリンクを張っている。
これでもかと言わんばかりに政治的な団体が、憲法違反の安保法制を批判する報道を「政治的偏向」だと攻撃し、謎の巨額の資金を使って報道に圧力をかけ、表現の自由をどんどん侵害していく。こんなことが許されていいのか。
本サイトはこれまで述べてきたような問題、疑惑について、「視聴者の会」事務局宛にメールで質問した。以下はその一問一答の抜粋である。
──通常、産経新聞及び読売新聞への全面広告の出稿は、正規の価格で合計5000万円程度の金額が必要になる。11月1日の設立からごく短期間で、どのようにして巨額の出稿費を捻出したのか。
A. 出稿料の具体的値段については公表を差し控えますが、11月1日以前より放送法遵守を求める団体を立ち上げて意見広告の出稿をすると言う目的を明確にし、資金提供者の目処が立った段階で設立しました。 ──特定の個人・企業・団体から大口の寄付を受けた事実があるか。たとえば、「共同呼び掛け人」の一人である鍵山秀三郎氏、または氏が創業したイエローハット社が、御会に資金を提供しているという事実などはあるか。
A. 資金提供者に関する詳細はお答えできません。 ──「日本平和学研究所」が本部を置いているビル(倫理文化センター)は、「一般社団法人 倫理研究所」の持ちビルで、その6階では、かつて小川榮太郎氏が「創誠天志塾」という私塾を開き、勉強会などを行っていたことが確認されている。まず、「日本平和学研究所」と「一般社団法人 倫理研究所」はいかなる関係にあるのか。
A.「日本平和学研究所」と「一般社団法人 倫理研究所」は団体上は一切関係ありません。ただし、「一般社団法人 倫理研究所」丸山敏秋理事長が、「日本平和学研究所」の監事を務めています。 ──「日本平和学研究所」が、自民党から今回の安保法制報道の調査データの提供を受けたという事実はあるか。
A. ございません。 ──「視聴者の会」が「一般社団法人 倫理研究所」から人的支援、もしくは資金提供を受けている事実はあるか。
A. ございません。 ──「視聴者の会」事務局長の小川榮太郎氏は、かつて「宗教法人 生長の家」の関連団体傘下にある「青年真志塾」で幹事長を務められていた。小川氏は「生長の家」信者か。また、「視聴者の会」が「生長の家」から人的支援、もしくは資金提供を受けている事実はあるか。
A. 平成23年当時約8か月間「青年真志塾」幹事長だった事実はあります。ただし、小川は「生長の家」信者でなく、「生長の家」と視聴者の会との人的、資金的関係も一切ございません。 同会は、今回の意見広告の資金がどこから提供されたかについて、結局一切、答えず、生長の家などの宗教団体、自民党との関係についても否定した。だが、一方で、小川氏が「生長の家」系の勉強会の幹事長をつとめ、「一般社団法人 倫理研究所」丸山敏秋理事長が、「日本平和学研究所」の監事を務めていることは認めたし、何より、呼びかけ人たちのこれまでの行動が、その政治性を物語っていると言えるだろう。
これから先、極右団体の圧力によって、表現の自由がおびやかされないためにも、今後もこの会の正体や思想的背景を検証していくつもりだ。 (編集部)
|
感想
[ リスト | 詳細 ]
|
昨日NHKスペシャル・知られざる大量放出・を見ました。
なんと恐るべきことが放映されていました。
メルトダウン・ファイル5として今回は、11年原発事故から、現在も10万人以上が避難生活を強いられている大量の空中への放射能拡散が、時間的にどのように放出、汚染されていったのかを、最新の資料で明らかにしました。
なんと、事故から3日目14日から22日までの間に空中放射能汚染の7割りが放出されたということでした。
しかもそれは、人的対応、処置のミス、遅れによって、余計に大量の汚染をさせてしまったというのです。
14日から22日の対応、処置がうまくいっていれば、こんなにひどい汚染は起こらず、もっと限られた汚染となり、被爆や避難も少なくなったということになります。
15日、2号炉の圧力が異常に高いため、ベント解放をし、炉内の圧力を下げました。
これを繰り返すうち、パイプにたまってきた水に汚染物質解け、それを一気に熱い水蒸気が外に押し出したということでした。
実験でもこれは検証して確かめられました。
福2のモニタリングポストにも155ミリシーベルトのヨウ素の汚染が確認されていました。
また15日からは、福一の管理棟での対応ではなく、東京本社の対策本部の指示を受けて対処することになり、菅総理の意向を受け、使用済み燃料プールへの放水、注入を優先することになりました。
福一管理棟では、非常用冷却電源回復工事をまず優先するとしていたのを、切り替えました。
プールへの放水が行われる間は、電源回復工事は中断されてしまいました。
こうして、1,2,3号炉のメルトダウン、放射能汚染は更に拡大、大量の放射能が、東日本一帯に降りかかりました。
そしてやっと電源が回復した22日以降は冷温停止状態となり、放射能空中拡散は抑えられていきました。
現在は、汚染水が地下水へ漏えい、排出、海洋汚染が続き、コントロールはできていません。
ではなぜ、電源回復より優先して首相はプールへの放水、注入を指示したのでしょうか。
それは、米国側の強い懸念、意向だったからです。
米国は福一事故について、最悪レベルとして、強い警戒と観測をしていました。
そして、4号炉の空撮写真を見て、使用済み燃料プールにはもう冷却水はわずかしかなく、やがて溶融、爆発、拡散というシナリオを予想していたのです。
至急、在日大使館は、80キロ圏内の避難を指示しました。
そして、米国の意向を受けた大使館から、日本の外務省、総理へと強い働きかけが行われ、総理は電源回復工事でなく、プールへの放水を決定したのでした。
14日前では、吉田所長たちは、4号炉のプルには十分な水が残っているので、電源回復っを優先するとしていたのを、変更させたのでした。
22日まで引き延ばされた電源回復により、原発周辺だけではなく、飯館村4000ミリシーベルト、福島市2200ミリシーベルトなどの福島県全体の高汚染、東日本一帯の汚染が起きてしまったというのでした。
もちろん、4号炉のプールが爆発してしまったら、更なる汚染はあったかもしれませんが、優先工事、対応を電源回復にしなかったということが、汚染拡大、深刻化を招いてしまったということです。
この原子力発電政策の対米従属、優先の体制はどうして出来上がっているのでしょうか。
そのことにはNHKは触れていませんが、私が読んだ矢部宏治さんの「日本はなぜ基地と原発を止められないか」によると、軍事面では日米地位協定・安全保障会議、原発面では日米原子力協定があり、日本が自由に決められるのは電気料ぐらいだというのです。
初めは原発廃絶を言っていた野田民主党政権も、米国の意向ですぐ撤回しましたし、大飯原発再開もしました。
鳩山政権のように、沖縄米軍基地県外移設をとなえて、米国と日本国家官僚の反対にあい、あっという間に失脚したように、野田内閣も撤回しなければ、引きずりおろされていたのです。
どんな事故、災害が起きても、日米協定があるので、日本の勝手に廃絶も切り替えもできないのです。
これは、今の安倍政権では、さらに顕著になっています。
原発は大事なベースエネルギーだとして、再開、新設発電、輸出をすすめています。
全ては米国の原発推進政策の意向に沿ったものなのです。
そして、司法も米国の指導、意向を受け、軍事、原発関係の判決は、国家の安全保障にかかわるとして、国家裁量、総理大臣の決定することだとし、司法の判断を放棄しているからなのです。
現に、福島県民が国家、企業の法的責任を問う原発訴訟では、責任は問えないと判決が出されました。
つまり今の日本では、日本国憲法よりも、日米協定・秘密合意が優先され、米軍が人権を犯したり、原発でどんな被害が出ても、誰もさばいたり、罰してはくれないのです。
あくまで米国の理解、善処を求めることしかできないのです。
米軍基地県外移設をとなえた、鳩山総理はあっという間に失脚し、あれほど沖縄県民が辺野古移設に反対しているのに、辺野古しかないという日本の総理。
国民のほとんどが、災害列島日本には原発はふさわしくないと思っていても、一向に原発推進を止めない日本の総理。
これらを見れば対米従属、日米協定の前には、憲法の保障する、安全、安心、生存権はないということがはっきりわかります。
米国の意向で、菅総理はプールへの放水を優先し、結果として1,2,3号炉から大量の放射能が空中に放出され、県民は被爆し、土地は汚染されました。
日本は本当に独立国なのでしょうか。
日本の国民、命と暮らし守らず、日本の安全保障には絶対欠かせないとして、米国の意向を優先する、従属政治家と官僚、企業。
こうした指導者のもと我々は、これからも更なる放射能におびえ、米軍基地におびえ、対外戦争に駆り出されていくのでしょうか。
18日の映像です。
朝焼けの富士山が見えました。
更に赤く染まっていきました。
雪はもう下まで積もってきていました。
句
全身を真っ白に染め冬の富士
朝一番富士真っ先に目を覚まし
首根っこすっかり米に抑えられ猫なで声の日本のリーダー
今朝は風もなく穏やかな朝でした。
寒さも一息というところでしょうか。
風邪が流行ってきました。
皆様も体調に気を付け、今日もお元気で。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
つぶやき
昨日共同通信社の世論調査が発表されました。
総選挙を受けての、緊急電話調査です。
それを見ると、自公圧勝という選挙が、世論とは相当かけ離れていることがわかります。
果たして安倍政権は本当に支持され、信任を得たのでしょうか。
国費700億円をかけた、安倍政権の解散総選挙の矛盾、問題点があぶりだされています。
(数字は%)
①自公3分の2獲得について
よかった27.4
よくなかった27.1
どちらともいえない45.2
で拮抗しています。
与党の圧勝を、大いに評価をしているわけではないことが分かります。
②憲法改正に
賛成35.6
反対50.6
分からない13.8
で反対が多数です。
③アベノミクスで景気が良くなるか
思う27.3
思わない62.8
分からない9
と圧倒的多数が期待していません。
④10%消費税について
賛成38.6
反対57.5
分からない3.9
で反対が多数です。
⑤安倍政権の内閣の集団的自衛権容認などの安全保障政策を
支持する33.6
支持しない55.1
分からない11.3
で半数が反対しています。
⑥米軍基地辺野古への移設は
推進27.3
停止35.0
白紙28.7
分からない8.9
で沖縄県民の意思を尊重し、移設に反対が圧倒的です。
これではほとんどが安倍政権の施策に反対という結果です。
圧倒的勝利は、圧倒的に世論とかけ離れているのです。
決して世論は安倍政権に全ての信頼を置いてはいないのです。
安倍総理は言います。
国民の信を受けた
アベノミクスを完遂する
改憲をする
辺野古移設をすすめる
必ず消費税は10%にする
米軍と一体となって世界で集団的自衛権を行使する
しかし彼が自信をもって、政策をしゃにむに進めれば進めるほど、世論とかけ離れ、その矛盾し軋轢を増すことになります。
昨日も早速原子力規制委員会が、川内に続き、福井高浜3.4号炉の原発再開に許可を出しました。
原発再開について、今回の調査には入っていませんが、これまでの調査でも世論は反対が多数です。
今、民意をほとんど反映していない安倍政権の政策。
今後、彼は、全く民意を無視して暴走するか、国民から見放されるか、どちらかしかありません。
12月17日の映像です。
昨日の朝は、雪雲の中で、富士山が見えませんでした。
朝焼けが燃えているようでした。
句
凍り付く大地目覚めて天は燃え
大寒波日本はどこへ向かうのか
大寒波、大豪雪で日本中厳しい毎日です。
皆様も、今日もお元気にお過ごしください。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
自公圧勝、3分の2の議席!
こうした文字が、マスコミ紙を飾りました。
そして昨日、安倍総理は記者会見で
国民の信を受けた
全力で公約を実現する
と強い決意を述べました。
しかし本当に国民の圧倒的な支持を受けたのでしょうか。
選挙結果を詳しく見れば、それは偽りの虚像、巨像であることがわかります。
まず、投票率です。
なんと戦後最低の52%です。
2人に一人は投票に行っていません。
いかに今回の選挙は、国民から見放されているかの証拠です。
そして、民意を反映できる比例代表区では、自民党の得票は、昨年と比べ80万票減り、得票率も1.57ポイントも減っています。
議員数も3人減っています。
沖縄区では小選挙区で自民候補は全員落選しています。
得票数も減り、投票率も減り、議席も減らしている。
国民は安倍自民党を支持しているわけではないのです。
これで本当に国民の信を得たのでしょうか。
正にここに今回の選挙の結果の、欺瞞、欠陥、問題点があぶりだされています。
今回小選挙区では自民党は48.1%の得票率でした。
投票率は52%ですから、実際は有権者の半分の中の48%ですから、有効得票率は24%となります。
しかし、小選挙区では少数政党乱立の中、48%で圧倒的勝利します。
52%は死票となります。
それが積み重なって、議席は圧倒的多数の75.25%となったのです。
今回の大勝利、3分の2の議席は、こうして国民の意志の75%を汲んでいない大勝利なのです。
小選挙区制は、多数の小政党を切り捨て、少数の大政党を勝利させる、とんでもない欺瞞の制度なのです。
少数意見が、圧倒的多数となる、欺瞞と見せかけのカラクリ制度なのです。
だから谷垣自民党幹事長も言っています。
これで本当に支持されたわけではない、と。
しかし安倍総理にはまったくそんな認識や、配慮、慎重さは感じられません。
私は、国民の信を得た。
アベノミクスを断行する。
憲法改定をすすめる。
と圧倒的議席獲得に酔って、意気盛んです。
しかし日銀の短期景気予想が昨日出されました。
今後4月にかけても、さらに消費は低迷、景気はマイナスになると。
国内生産の8割を占める個人消費が高まる要因が全くないからです。
円安は留まるところを知りません。
ますます円の価値はなくなり、物価は高くなります。
物は高くなっても、国民の懐は減る一方です。
年金は減らされ、支給、手当ては減らされ、負担は高まるばかりです。
お涙の賃上げも物価高で、実質マイナスです。
なんでこれで消費が増えるのでしょうか。
派遣労働が拡大され、年収200万以下の世帯が増える一方です。
いつ首を切られるかわからない、不安定な低収入で、結婚も、独立もできない若者があちこちにいます。
掛け持ちで夜もパートをしている人もいます。
なんでこれで、国民の消費が増えるのでしょうか。
年金暮らしの世帯では、国民保険料さえ払えず、取り上げられる人が増えています。
そのうえ医療負担が3倍にもなる人高齢者もいます。
それでも世間体を気にして我慢し、ローソクを灯すように、節約し、生活保護を受けないで耐えています。
なんで消費が増えるのでしょうか。
消費税8%で、商品に転嫁できず、身銭を切って売る商店もあります。
中小の業者、商店では廃業が続出しています。
なんで消費が増えるのでしょうか。
自公は言います。
まだ恩恵の行き届かないところに恩恵を。
その具体策は、低所得者への一時金です。
そんな一時金で、本当に消費が拡大するとでも思っているのでしょうか。
明日の暮らしさえ心配する人が、一時金を使うとでも。
お金持ちのお坊ちゃま副総理は言いました。
アベノミクスで儲けない経営者は、失格だ
子供を産まない女性が悪い
国の高額医療補償で生きているのは心苦しい
などと。
自分は、円安、株高で儲け、大企業から献金を大量に貰い、国家から潤沢な政治資金を得ているから、何不自由なく暮らし、笑いが止まらないのでしょう。
しかしその笑いの底辺では、消費税でわずかな財布からお金を日々むしりとられ、物価高で1円でも安い品物を求めて、スパーを歩き回る庶民、低所得者の気持ちは全く分からないのです。
理解しようともしないでしょう。
景気は良くなっている
賃金は上がっている
雇用は増えている
デフレから脱却している
放射能はコントロールされている
日本一安全な日本の原発
日本の安全が脅かされたときだけの、必要最小限の戦争参加しかしない
イラク戦争のような戦争には参加しない
国民の利益を守るならTPPは撤退する
消費税は福祉のために使う
これらが本当のことでしょうか。
うそも百回と言いますが、安倍総理は選挙中オウム返しのように、言葉を繰り返していました。
しかし私には、えせ宗教者の偽りの呪文のように聞こえます。
全く実感も、信頼もできません。
そしてこれから、偽りの巨像、虚像の大議員数をつかんだ安倍総理は、多くの国民の願い、思いとは全く違う、大企業、大資産家、大投資者、米国の、利益・権益拡大のため、反対するものは蹴散らし、嘆くものを押しつぶして、邁進するだろうと思います。
15日朝の映像です。
真っ白に凍った大地に、富士山が雪煙を立てていました。
積もった雪もこうして飛ばされていきます。
畔の草は霜で飾られています。
句
雪煙巻き上げ富士は何思う
キラキラと氷で飾る田の草の
シャッターを押す手たちまち凍り付き
今朝はどんよりとした空模様で、これから雨が降りそうです。
富士山はまた真っ白に変身するでしょう。
底冷えのする毎日、皆様も今日もお元気で。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用
|
つぶやき(自公圧勝で喜ぶものは)
2014.12.14衆議院総選挙は、歴史的な自公で3分の2を超え、自民でも過半数を超える圧勝で終わりました。
世論調査の通りに、戦後最低の低投票率、野党準備不足のまま、抜き打ち解散をした安倍政権の圧勝となりました。
今日の街頭アンケートでも、争点がわからない、結果が分かっている、年末忙しいなどの理由で、聴いた人の3分の一が棄権したということです。
詳しい分析はまだ分かりませんが、あと2年余もある政権を急に解散させ、安倍政権を信任するかどうかという争点ぼかしの、理由も無き総選挙に、700億円以上使った、自公政権の延命総選挙は、見事狙いを達成しました。
早速、安倍総理は、皆さんの期待に応えて、全力で政策を進めるといっていました。
これを仕掛けたブレーン、指導者たちは、笑いが止まらないことでしょう。
今言えるのは、この圧勝によって最も喜んでいるものがいることです。
まず、日本経団連などの大企業経営者、指導者たちです。
強力に、円安・株投資推進、消費税アップ、大企業減税、優遇税、派遣労働をすすめさせてきましたから、この4年間で要求通り、すべてやらせるつもりでしょう。
安倍総理から、少し賃上げをしてください、といわれたらお涙のアップをしてお茶を濁すでしょう。
彼らは、労働者を使い捨て、安く使うことで収益を上げ、少しでも投資者(半分近く外資系投資家)に還元し、内部留保金で株投資をして、資産を増やすことが使命ですから。
また、電力企業も一安心でしょう。
ちょっと高めの数値の安全基準さえクリアーすれば、安全装置は以前のままで、地震対策をしますと約束しただけで、事故避難計画は地域任せでも、安全判定が出れば即再開、投資した原発投資資産を回収でき、株主にも還元できます。
汚染物質が山積みされようが、処理できなかろうが、過酷事故が起きようが、全くかまいません。
なぜなら、国策として原発を基礎エネルギーと認めているのですから、いくらでも国費を投入して守ってくれるからです。
甘い蜜を今後もばらまいていれば、最高に安全だといって輸出までしてくれるのですから。
また三菱、川崎重工などの兵器産業も、大喜びです。
今後ますます武器輸出は促進されますし、軍備拡張は確実です。
どんな高価でも造れば買ってくれ、もし紛争地で使ってもらえれば、もう笑いは止まりません。
かつての日本、今のアメリカのように、軍需産業が大手を振って産業を席巻し、政治家をコントロールする時代となっていくでしょう。
原発と軍需が日本の産業の重要2本柱になっていくことは目に見えています。
次に、日本独自憲法制定の改憲論者たちです。
彼らには、今に日本国憲法は目の敵です。
現憲法は、戦争は放棄し、国民の主人公は国民とし、基本的人権は永久に犯してはならないとする、3本柱があります。
これが彼らには、一番のなくすべき項目です。
だから改憲必用の理由として
占領軍に無理やり押しつけられたもの
今の現状に合っていない
米軍の軍事要請に答えられない
個人の権利を主張し過ぎる
など難癖を付け、戦後一貫して改憲を主張してきました。
しかし国民の憲法擁護の声は根強く、議席数も足りなかったので憲法の解釈変更で自衛隊を作り、後方支援、人道的支援だとして、イラク戦争にも派遣してきました。
ですが、今回3分の2の議席を占め、4年間にフリーハンドを手に入れた今、全くためらわず、憲法改悪をすすめるでしょう。
国会では数の力で、何でもできるのですから。
公約に入れられた、自民党改憲項目には
天皇元首化
国民の国を守る義務
基本的人権は公共の利益ために制限
戦争放棄は削除
となっています。
そして、米国です。
強く要求する、全ての非関税・貿易障害撤廃のTPPを締結し、農産物破壊、知的所有権拡大・新薬保護、規制緩和をすすめ、日本の産業全ての外資乗っ取り、席巻、支配が進められるでしょう。
地域の産業は破壊され、我々は農薬、化学肥料、保存料入りの規制、表示のない食品を食べるしかないでしょう。
そして、一部セレブ、輸出向けの高ブランド食品を、大企業が手掛けることになるでしょう。
日本の里山も、美しい棚田も効率が悪いと全国から無くなるでしょう。
一方、国民への厳しい政策は徹底されていきます。
持続可能な福祉確立のためとして
年金切り下げ、福祉切り捨て、手当削減、負担増額をますます進めるでしょう。
後期高齢者の保険料値上げ、負担倍増は確実、介護保険の切り捨ても進んでいます。
高負担、低福祉が一段と進むでしょう。
そして、施行された秘密保護法が猛威を振るうでしょう。
すべての国の政策、施策の経過、資料は、全て都合の悪いこと、知らせたくないことは、国家秘密だとして、一切闇に葬られ、国民は知りたくても知れず、知ろうとすれば罰せられる、暗黒時代の日本になっていくということは確実です。
為政者、官僚が、自分たちの都合で、全てのことを秘密にできるのですから。
そして明らかにするものには懲役10年という重罰を、理由も明らかにせず逮捕、処罰できるのですから。
戦後最低の投票率
争点のない総選挙
圧倒的絶対多数、フリーハンドの4年間
国民の声を無視する暴走政権
今後、多数の国民の願いとは、真逆の政治が進められます。
一部の人には、大歓迎の安倍政権
しかし、大多数の国民は、苛酷な政治に日々の生活苦に、怨嗟のため息をつき、高負担に苦しむ4年間となるでしょう。
そして私の一番の不安は
ますますの円高で、国民の資産はさらに減り、物価高、高負担で困窮する国民が増えることです。
若者が戦場に駆り出され、殺し合い、命を投げ出すことになることです。
再開された原発の苛酷事故で、日本中が死の灰、放射能に犯されることです。
15日の朝は、とても寒くいい天気で、富士山は雪煙を挙げ、噴煙を上げているようです。
一段と寒く、厳しい季節がやってきました。
しかし富士山は、黙って、じっと耐えて、毅然としています。
私たちも、どんな厳しい、つらい中でも、人間として理想を失わず、厳として立ち向かっていきたいと思います。
14日の朝の富士山です。
夜明け前の厳しい寒さの中、白く厳しく静かにたたずんでいました。
やがて、朝日が頂上に当たってきました。
みるみる赤い色になってきました。
赤く燃える富士山でした。
堂々と、赤く燃え上がるような、美しい富士山でした。
句
厳しくも富士耐え抜きて立ち続け
朝が明け大地は凍り富士燃ゆる
苦しくも富士のように生き抜かん
原発も戦争も無き世を願い
インフルエンザも流行っています。
皆さんも気を付けて、今日もお元気で。
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用





