飛騨を離れて40年 『私の昭和史』

過ぎ去った昔のことを、思いつくままに

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 ?H1>蟹の思い出

子供の頃、蟹といえば谷川にいる沢蟹のことだった
水温のせいか飛騨ではザリガニは居なかった。

初めて海に居るあの大きな蟹を見たのは、水族館だったのか何処だか覚えは無いが、初めてあの大きな足を食べたのは、就職した会社の宴会か慰安旅行先で22〜3歳頃だったろう。

昭和51年結婚2年後、2軒続きの借家に住んでいた折、隣家から福井へ出張したお土産だと蟹を2匹戴いた。

蟹を丸ごと食べるのは初めての事、嫁さんもザリガニの茹でたのは食べた事は有るが、本当の蟹を丸ごとは食べた事は無いと言う、自分も沢蟹を囲炉裏で焼いて丸ごと食べた経験のみ。

早速、甲羅を開けてみると、何と、中は薄緑色や黄色でグチャグチャに為っており、『此れは腐っている、蟹に当たるとひどい事に為るらい・・』とばかり、其のままゴミ箱へ放り込んだ。

後になって北陸へ仕事で出張した折、当地の社員が甲羅を開き『此処が一番美味いんじゃ・・』とあのグチャグチャを食べるのを見て唖然とした。

隣のご主人は結構高い土産をくれたのだ、何と勿体無い事をしたものだと悔やんだ。
ある晩、隣家から遅くまで話し声が何時までも聞こえていたが、朝になると空き家になっていた、螺子工場経営が行詰まっての夜逃げとの事だった。

TVで蟹の甲羅に酒を入れて飲むシーンなど見ると、隣家のご主人とあの時の蟹の事を思い出す。

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