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昔から風邪は寒さが引き起こすと考えられて来ましたが ある有名な先生はウィルスが原因と、其の著書に書かれています。 確かにウィルスが原因なのですが、寒さも原因の1つと私は思います 民間療法で風邪の予防として、入浴後2〜3杯の冷たい水を 膝から下に掛けるだけで、風邪を引かないというのが有ります これは足の毛細血管が縮んで、熱が発散しにくくなるからです。 また風邪を引いたら薬を飲んで布団にもぐり込み すっぽりと布団をかぶり、暫らくすると汗をかくので 汗を拭き下着を代える、これを繰り返すというものです。 昔の人の知恵の凄さです 実は此の2つの民間療法は、いずれも体を温める点で共通しています。 前回ウィルスは38℃以上の環境下では、生息出来ないと書きました 体の深部が38℃になると汗が出始めます 汗はウィルスを死滅させたサインにもなるわけです 此の深部で38度の体温は、腋の下で測ると36.5〜7度なのです ですから此の体温以下だと、低体温とか冷え性といえます。 スポーツで汗をかいた後、十分に汗を拭いておかなかったり 入浴の後直ぐに寝なかったりすると、気化熱に奪われ体温が下がり 風邪を引くのです 冬寝る前に卵酒や生姜湯を飲むのも、体温を上げる為です。 ではなぜ体温が下がると風邪を引くのか・・・。 当然ウィルスにとって増殖の環境が調う すなわちウィルスが、体内に入って来易い環境に成るからです。 つまり免疫力が低下するからです、体温が1℃下がると 免疫力が30〜40%低下するといわれています 白血球の貪食(どんしょく―異物を食べる事)力が低下するからです。 余談ですがガンも此の免疫力が有るから、ガン細胞は消滅しているのです。 体が疲れた時、仕事でストレスが溜まっている時 食欲が無い時、運動不足の時等は体温が下がっています。 民間療法等と軽く考えず 昔の人達の、素晴らしいアイデアを見直して見ましょう。 ひまわりクリニック院長 永松 香
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ひまわり医院通信
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ひまわり通信が届きました
『5T会』会報3月号に先駆け 当ブログに掲載致します = 【風邪の治療は十人十色(じゅうにんといろ)】 = 平成二十年二月号 今回は風邪の治療に付いてお話します。 皆さんが風邪を引くと薬局で総合感冒薬を買い、治りが悪ければ医者に掛かるというパターンが一般的でしょう、医者は診察をしてから処方するので薬局より強い薬が貰えると思っては居ませんか・・? しかし医者の処方した薬を良く見て下さい、何時も同じ、他の人も同じ、次の時も同じでは有りませんか、どうしてこんな事に為るのでしょうか、どの人も同じ薬、日が経って症状も変化したのに、同じ薬と言う事に疑問を持った事は有りませんか・・? そこで鼻水と咳に付いて考えて見ましょう、いずれも呼吸器の症状です。 つまり肺の状態で水っぽくなったり、ドローとして粘ったりします、肺が冷えていれば痰も鼻水も基本的にはシャバシャバの水の様な物になり、咳も水っぽくなります。 肺が熱を持っていると水分が無くなりますから、粘稠(ねんちゅう)(ネバネバ)な痰や、鼻水もドローッとなります 又肺に水分が多いと痰も鼻水も其の量が多くなります、体が冷えている人(冷え性の人)は水様(すいよう)(水の様な)鼻水、痰もシャバシャバで痰か鼻水か解らない状態になります。 熱が出れば鼻水は粘り、詰ることになります、寒い時期ですから外の出ると急に鼻水が出ますね、暖かい部屋に戻ると止まり、其の内鼻詰まりが再来します。 ちなみに花粉症の人は水様(すいよう)鼻水が多いのですが、其れは体質が冷え性だからです。 タバコを吸う人は良く痰が絡むと言われます、何時も熱い煙を吸っていますから肺が熱を持っているのです、しかし肺が熱を持っている為冷たい飲料を好み、体全体は冷えている状態で水様(すいよう)鼻水が出るという矛盾も生じます、複雑ですね。風邪の診察の際、喫煙の有無を尋ねるのも其の為です。 しかし西洋医学ではこれらの各症状に対し、適切に薬に反映されてはいません。 非喫煙の人でも水の様な鼻水が出るのに痰が絡むという人が居ます、恐らく喉が痛い、腫れている、熱っぽい等炎症が有る為だと思われます、この様に一人ひとりが鼻水と咳だけで症状が様々なのに、くしゃみ、頭痛、寒気、下痢、全身倦怠、吐き気・嘔吐等の症状が絡むとさらに複雑になり、西洋医学だけでは理解不能なのです。 私は漢方薬を処方する為嫌われる事が多いと思われます、不味い薬ですので無理も無いのですが、敢えて漢方薬を処方する理由は、症状が【十人十色(じゅうにんといろ)】だからなのです。 しかし漢方薬は全て使い分けをしています、又経過日数により症状は変化しますので其の都度分類し、使い分けているのです、風邪薬だけでも数十種類有ると思います。 しかし病院で使う漢方薬にも欠点があります。 エキス剤との理由で、健康保険の制約から十分な分量を投与出来ません。 エキスに抽出する際、貴重な成分が飛んでしまうのです、補充するか1日分を1回で飲む位にしないと効かないのではないでしょうか、私は最近では2回分を1度に服用するように患者さんにお願いしています。 もし医者に掛かっても治りが悪い時は漢方薬を扱っている医者に相談して見て下さい。 出来れば風邪の場合初期からの方が良いと思います。 ひまわりクリニック院長 永松 香 |
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