2011/4/6(水) 午後 1:15
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シマウマ女と申します。前世はアフリカ人です。七海耀さまの処から参りました。 シマウマをはじめ、なぜ『干支』にはアフリカの動物がいないのでしょうか。 シマウマは俊足を生かし、アフリカ大陸から遠い東洋まで懸け走って、蛇(巳)の次、7番目に到着しました。しかしシマウマは白黒縞の保護色なので、神さまにみつけて貰えません。足音を鳴らせば「馬」に、たてがみをこすりつければ「羊」に、木を揺らせば「猿」に、人間の言葉を使って「此処、ここ」と言えば「酉=鶏」に、そしてシマウマ本来の地声でワンワンと鳴けば「犬」に間違われました。最後に「豚」がやって来ました。この頃の豚は未だ人間に飼われておらず、光より速く走る「猪突猛進」の生き物でしたが、どの動物より最初に神さまの元へ着いたのに止まれなくて、やっと最後に来たのです。
神さまにすら認めてもらえなかったシマウマは、アフリカ大陸へ帰りました。そして首が長くて森で迷子になったキリンや、たてがみが茨にからんだライオンや長い角が木の枝に引っかかったレイヨウや、牙や角のために東洋に入れなかったカバやゾウを助けました。 これから時々、小ロバさまの処へ遊びに参ります。ヨロシク。 |





