出張介護のムスメ

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介護、というほどではないですが、ホーム暮らしの父のところへ、週に一度出張します。
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猛烈な暑さのなか、今日もじいさんのところへ。

ホームに着くと早々、スタッフの人から報告。
「昨日ですね、お父さんが怒鳴り込んでこられましてね、
暖房の音がうるさくて眠れないということでして…」
だ、暖房?この暑いのに?

話はこうだ。
宿直のスタッフが、なぜかいつも夜10時になると暖房をつける。
その音がいつもうるさくて眠れない。じいさんは毎晩我慢して寝ていた。
明け方になると暖房は消されるらしいのだが、昨日はつけっぱなしでずっと音がなっていた。
じいさんは我慢の限界を超えてしまい、文句を言いに行った。
…そんなわけである。一体…

「いや〜困りましたね(笑)」
「どうも申し訳ありませんでした…」
スタッフの人が言うまでもなく、この時期に暖房などつけるハズがないし、
さらにその暖房器具は最近では使ってない代物とのこと。
なにか音はしていたのかもしれないが、それを宿直スタッフのせいにするとは
完全にじいさんの思い込みだ。

「ちょっと、お父さん!!(怒)」
じいさんに問いただすも、スタッフが悪いとの一点張り。
この頑固じじい、そんなこと言ってたらホームを追い出されるよ!!

この後、私が帰るまでじいさんは自分の思い込みを改めず、
私は怒り心頭のままホームを後にした。

あんな年寄りにはなりたくないものである。

鯛待ち鯛茶漬け

じいさんは鯛茶漬けが好きだ。
私が行くとき、たまに鯛の刺身を持って行ってやると、
用意したご飯にぶっ掛け、嬉しそうに食べるのである。

先週どうせ忘れるだろうと思いつつ、「来週、鯛茶漬けにするけんね」と言っておいた。
じいさんは、私の言ったことなどいつも覚えていない。
で、今週。
訪問の前日に電話してみた。
「明日、鯛ちゃ…」
「鯛茶漬けだな、わかっとる、わかっとる」
なななんと!覚えているじゃありませんか。
さすが鯛茶漬け。脳みそというより胃袋の記憶力か?

次の日、二人で鯛茶漬けを食べました。
ビールも飲んで、じいさん最高、「ぷは〜!」

11時頃、いつものようにじいさんのところへ行くと、
あら、部屋が片付けてあってお茶の用意(二人分)がしてある。
まさか私に用意してくれたんじゃあるまい、と聞いてみると、
知り合いが訪ねてくるという。
「何時に来るって?」と私。
「聞いてない」とじいさん。
聞いてないって…まあいい、来るなら昼過ぎよね。じいさんはいつも用意が早すぎるのだ。
汚れ物の洗濯をし、12時になったのでお昼を食べることにした。
いつも私は弁当、じいさんは施設の給食を食べるのだ。
しかし私が弁当を食べ始めても、じいさん、食べようとしない!
「食べたら?」と私。
「いや、○○さん(お客さんの名前)が食べないで来るかもしれないから、待っとく」とじいさん。
待っとくって…いつ来るか分らんのに。しかも食べてこないとは限らんし。
「食べたら?」(タケノコをもぐもぐ)
「いや、食べん」
「おなか空いたろうもん」(佃煮をもぐもぐ)
「おなかは空いとらん」
なんとアマノジャク。そんなこんなの押し問答、ええい、勝手にしろ。
食べ終わった私は、じいさんをほったらかして掃除機をかけ始めた。
1時過ぎてもまだ来ない。
2時過ぎてもまだ来ない。
ようやくじいさん、あきらめたのか(ていうかおなかが空いたのだ)「食べよう」と決意。
鮭のフライをもぐもぐ。野菜炒めをもぐもぐ…。
そこでようやく、「お客さんですよ〜」と職員さんの声。はぁーやっとだよ。
しかもお客さんは一人ではなくお連れの方が4,5人も!
あ、お茶出さなきゃと思ったが遅い、お客さんたちはすぐに帰ってしまった。
滞在わずか10分足らず。
近くまで来たついでにちょっと立ち寄ってくれたのだった。
一団が去って、じいさん一言。
「早く帰ってくれてよかったー。長居されると疲れる」
長居、よりも前に、待ちくたびれたんじゃないの?
次からはちゃんと来る時間を聞いときなさいよね。
振り回されて私も疲れたわ。はぁ〜

じいさんが真剣な顔をして、「お前に頼みたいことがある」と言ってきた。
なぬ?死んだ後のことかしらっ?…ちょっと待って、心の準備が。
私は緊張しながら、次の言葉を待った。
じいさんはおもむろに何かを取り出し、「これを修理してきてくれんかのう」と一言。
見るとそこには壊れた眼鏡。つるが折れて惨憺たる有様。
聞くと眼鏡をローテーブルに置いていたのだが、それを忘れてローテーブルに腰掛けてしまったという。
じいさんの尻とテーブルに挟まれ、眼鏡バラバラ破壊事件。ムギュー!!
そういえばこの間は、入れ歯をふんずけて歯を折ったっけ。
もう、あっちこっちに物を置くのはやめてくれ。(そして置いたのを忘れるのは。)
でも眼鏡無しじゃ、じいさん不便よね。一瞬そう思ったけど、すぐに思い出して打ち消した。
じいさんは眼鏡をあと二つも持っているのである。計三つの老眼鏡。
何をそんなに見たいのか。

最強じいさん

週に一度の娘の訪問で、上機嫌のじいさん(父のことです)。
昼ごはん時、ビールを一缶飲み、ほろ酔い気分で食事をしていたら、ごはんが喉につまってもだえ始めてしまった!!
しっかりしろ、じいさん!
まだ死ぬな、じいさん!
背中をさすり、水を飲ませ、介抱すること40分。やっと生還(ToT)
「あー苦しかった。コーヒーでも飲むか」と、じいさん。
あ、もう元気なの?
よかった、死ななくて(ホッ)

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