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養老孟司北里大学教授は、「洞爺湖サミットで、ほんとに温室効果ガス削減をしたいなら、OPECに原油の供給を減らすように要求するはずです。元栓を閉めるのがもっとも効果的だからです。ところが、反対にOPECに原油の増産を要求している。このことは、サミットの参加国は、温室効果ガス削減なんてどうでもいいと思っている証拠です」とおっしゃっていた。
当たり前ですけど、政治家にって、最大の政治問題は雇用問題です。経済発展を持続し雇用を維持していこうとするなら、現代文明が石油文明である以上、石油の大量消費が不可欠です。
結局、環境のために失業者を出してもいいと考える政治家はいません。そんな政治家は、国民から信任を受けないでしょう。また、それ以前に、政治家失格です。
温室効果ガス削減は、せいぜい省エネや代替エネルギーの開発というちまちました方法しかないでしょう。それでは、結局、現在の温室効果ガス排出量の水準を維持することも困難でしょう。
洞爺湖サミットでは、50%の温室効果ガスの削減を”求める”という宣言が採択されました。ちなみに、削減の合意ではないですよ。
「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉がありますが、洞爺湖サミットの宣言はまさしくそれではないのかと思います。
「地獄」というのは、温室効果ガスを50%削減して、大失業時代が到来することを言います。「善意」とは、環境のためにいいことをしましょうという偽善的な甘ったるい言葉のことを言います。
環境学者や環境保護活動家が、ただの偽善者なら問題はないのですが、環境学者は政府から税金を騙し取っているし、環境保護活動家はスポンサーから、お金を騙し取っているので、たちが悪いです。彼らは、”地球温暖化詐欺師”です。
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