ゴロンパのブログ

昨今の世界情勢 穏やかだった水面を 余計な棒っこでかき回している感じがする

全体表示

[ リスト ]

2018年9月19日 韓国と北朝鮮の首脳が平壌で 朝鮮戦争以降画期的となる内容の「平壌共同宣言」と「板門店宣言」履行のための「軍事分野合意書」に調印した
この動きに世界中が注目し少なくとも平和に向かうかのような内容を歓迎したことと思う 要するに北朝鮮がこれまで心血を注いで開発してきた核関連施設を廃棄する非核化宣言をし 朝鮮戦争の終結がなされ 南北朝鮮が統一される日が近いと思う希望的な内容だった

こうした動きに対し アメリカのトランプ大統領は積極的な支持を表明し 自ら北朝鮮との会談に進んだ まあ1回目は顔合わせで互いの感触を探った程度で 2回目が実質的な詰めになるはずだったが 詰めどころか完全に決裂する格好で終わった

この決裂の原点は この朝鮮の南北首脳会談による合意内容にあることが解る
要するに南北首脳会談で調印された合意文書の内容について 北朝鮮とアメリカに事前に十分説明し理解を得ていなかったことが明白になった 事前説明と理解・・・韓国が言って居ることと実際に両者が会ってみたら 話が違うじゃあないかとなった訳だ

北の意図は核関連施設の廃棄を表明することで 戦争状態を終えて終戦宣言となり アメリカが主導する経済制裁が段階的に解除され南北交流の促進と経済協力の強化がもたらされる またアメリカはじめ世界中の国々は北朝鮮が完全な核の放棄と廃棄をすることへの期待が一気に膨らんだ
が事務方の詰めが進むにつれて どうも韓国が言っていることと話が違うと言うことに 双方ともに気付き出した その証がボルトン補佐官の会談替えの日韓訪問が突然に無くなり 北朝鮮が決裂した時の次善の策を用意して来てギリギリで提示したことだ

その実質的な場となった第2回米朝首脳会談が決裂したのは こうした認識の相違が明らかになったからだ 

この両者の言い分は 時間とともに変化したことはあるかもしれないけれど いわゆるこれを仲介した韓国のあいまいさ いい加減さがもたらした結果だろう 事務レベルで言葉の定義を始め実態の把握 可能なスケジュールなど何一つ詰められた形跡がない これはアメリカの要求している内容も良く把握されないままに 北に段階的経済制裁の解除を囁き トップ会談で解決しようと言う極めて非常識な手法が 両者の解釈の齟齬を生じさせた根幹となったものと容易に推察できる

それは その後の北朝鮮とアメリカの対韓国との対応振りを見れば明らかだ 
両国が 直ぐに反応したのは 韓国は信用できない だった

特に北のショックが大きかったことは様々な面に現れている いわゆる南北首脳会談以降 第2回米朝会談までサポートしていたスタッフが消えた 特に金正恩の妹が消えている 
粛清されてはいなくとも外されている ロシアとの首脳会談を見れば明らかだ
そして再び国連アメリカ担当スタッフが表に現れ養殖に就任している 要するに北朝鮮の内部では韓国寄りであったスタッフが消えて アメリカ担当スタッフが戻ってきたと言うことだ 南北首脳会談前に戻ったと言うことだ

この風見鶏だった韓国の詰めの甘さと不手際のお蔭で 韓国の立場はもとより 米朝間の
交渉はより厳しくなるだろう

                                                                ゴロンパ 記

イメージ 1



2号ちゃん
「 昔から人間関係で言うでしょう 調子いい奴は 
  気を付けなさいって・・・ねえ 文ちゃん 」





平壌南北首脳会談がもたらす「朝鮮半島新時代」


      19日午後、「平壌共同宣言」の署名式に臨む南北両首脳。写真は平壌写真共同取材団。


19日、南北は続けざまに二つの文書に署名した。南北首脳がまず9月平壌共同宣言」に、次いで南北の国防部トップが「歴史的な板門店宣言履行のための軍事分野合意書(以下、軍事合意書)」に署名した。 まずはそれぞれの読み方をまとめる。


9月平壌共同宣言」の読み方
         平壌共同宣言。両首脳のサインがある。写真は平壌写真共同取材団。


 [全訳] 9月平壌共同宣言(2018919)
6項目で構成された平壌共同宣言の内容はざっくりと3つに分けられる。


(1)「実質的な終戦宣言」
まずは軍事的緊張関係の解消だ。南北を分ける「軍事境界線」の南北2キロに設定された「非武装地帯(DMZ)」が重武装化されている現実を踏まえ、この地域を真の非武装地帯にするとした。詳細は「軍事合意書」で細かく規定されている。


韓国青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通主席秘書官(次官級)は19日の記者会見で「両首脳は今回の宣言を通じ、1953年から今まで65年間続いてきた朝鮮半島の停戦状態を越えて、実質的な終戦を宣言し、それを通じ作られる平和を土台に、共同繁栄に向かう具体的な実践方案を提示したと考える」と明かした。
これを受け、韓国メディアには「実質的な終戦宣言」という言葉が踊ることになった。だがこれは元来、南北米のあいだで(中国との交渉の実態は明らかになっていない)議論されている「終戦宣言」と異なる点は注意したい。


1950年から始まった朝鮮戦争が537月に停戦した際の当事者は、国連軍と北朝鮮・中国であるため、終戦宣言には韓国を含む南北米中4者が必要と見られている。なお当時、署名を拒否した韓国が「当事国でない」という議論は既に解決したものなので、ここでは省略する。
「実質的な終戦宣言」というのは、後述する「軍事合意書」に「南北が陸海空で相手に対する一切の敵対行為をやめる」ことが含まれることから、「南北間に限り、終戦したと解釈できる」ということを指す。
「終戦宣言」に準じるものであったり、終戦宣言の代用となるものではない。


(2)南北交流・経済協力の強化
宣言では東西での南北鉄道の連結をはじめ、「条件が整い次第」162月に閉鎖された開城(ケソン)工業団地ややはり08年から中断されたままの金剛山観光事業を再開する一方、西側(黄海側)には経済特区を、東側(日本海側)には観光特区を作るなど経済協力の青写真が明かされている。


      「朝鮮半島の新経済共同体」における「三大経済ベルト」を示した図。「H型」となる。韓国政府発行の冊子より引用。


また、環境や医療・保健分野での協力も進める一方、人道的問題である離散家族再会の常時実施、20年東京五輪への南北合同参加などスポーツイベントでの南北協力、芸術交流などソフト面での交流強化も明かした。
さらに見逃してならないのは宣言の第2項目にある「民族経済を均衡的に発展」というキーワードだ。
李明博・朴槿恵政権(08年〜17年)の時にも非核化の対価としての経済協力を韓国側が提案したが、これは北朝鮮の体制の不安定さ、将来的な吸収を前提とした「上から」のものだった。
だが、このキーワードを通じ南北の一方のみが大きな利益を得るものでなないことを明記した。特に40倍以上の経済力を持つ韓国が行う経済協力が攻撃的・吸収的なものでないことを、北朝鮮側に保障するものだ。


(3)非核化への韓国参加を明記
最後に、朝鮮半島非核化についてだ。今回の南北会談を「非核化への進展がない」点で酷評する向きがあるが、注意が必要な議論だ。


19921月に南北が非核化合意書を交わす以前の91年までに、韓国に配備されていた米国の戦術核は全て撤去された。韓国は核兵器を持っていないためそれ以降、「北朝鮮の非核化、朝鮮半島の非核化」は米朝間の交渉となった。
[資料][全訳]朝鮮半島の非核化に関する共同宣言(1992219日発効)


思い出して欲しいシーンがある。今年19日に板門店で行われた、1512月以降、約2年ぶりの南北高官級会談でのことだ。
冒頭発言で韓国側の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官が「早期に朝鮮半島の非核化など平和定着のための諸般の問題を議論するための対話を再開する必要がある」としたところ、これに北朝鮮側代表の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長は「全ての最尖端戦略兵器は、徹頭徹尾、米国を狙ったもので、同族を狙ったものではない」と強い拒否反応を見せた。


さらに会談終了後、この日の南北会談に同席していた千海成(チョン・ヘソン)統一部次官は「非核化に言及したのにもかかわらず、北朝鮮側が席を立たずに座っていたのは初めて」と明かしたのだった。それほどまでに南北で「タブー」となっている話題だった。


      今年19日、南北高官級会談で握手する南北代表。李善権(リ・ソングォン、左)祖国平和統一委員会委員長と、趙明均(チョ・ミョンギュン、右)統一部長官。写真は統一部提供。


現政権が積極的に受け継ぐ00年の「6.15南北共同宣言」には「非核化」という言葉はおろか、核に関する内容が出てこない。また、07年の「10.4南北首脳宣言」では「朝鮮半島の核問題の解決」と婉曲に表現されるだけだった。
それが今年4月の「板門店宣言」ではじめて「南と北は、完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現するという共通の目標を確認した」と明記され、「今後、各々が自己の責任と役割を果たすことにした」と合意した。


その後、史上初の米朝会談と7月以降の米朝交渉の停滞、さらに先日のトランプ大統領が文大統領を「チーフ・ネゴシエイター」に「任命」したことにより、歴史上はじめて米朝非核化交渉に正式に韓国が参加することになった。


      今年6月、シンガポールで行われた米朝首脳会談での一コマ。写真は共同取材団提供。


韓国は今回の宣言を通じ、北朝鮮の虎の子と言える「寧辺核施設」廃棄を引き出し米国に提示することになった。条件は米側への譲歩となっているが、文大統領は24日(米国時間)、トランプ大統領との間に明らかにされていない条件内容まで含め、交渉することになる。


整理すると、非核化の実質的な進展は依然として米朝の行動によるが、その方法、プロセスにおいては韓国が参加することで、より破綻の可能性が低下するという進展があった。その上で、南北で合意した新しい提案があったということだ。


「軍事合意書」の読み方
これは4月の「板門店宣言」で両首脳が合意した「軍事的緊張緩和」を現実化するもので、専門家によっては、今回の南北首脳会談の最大の成果とする向きもある合意だ。


[全訳] 歴史的な「板門店宣言」履行のための軍事分野合意書(2018919日平壌)

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事