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「弔辞」 今日、ほんものの十二月の旅人になってしまった君を見送ってきました。
ぼくと細野さんと茂の三人で棺を支えて。 持ち方が緩いとか甘いなとか、ニヤッとしながら叱らないでください。 眠るような顔のそばに花を置きながら、
ぼくの言葉と君の旋律は、こうして毛細血管でつながってると思いました。 だから片方が肉体を失えば、残された方は心臓を素手でもぎ取られた気がします。 1969年雨の夜、ぼくは初めて君の部屋を訪ねた。
六本木通りでタクシーに手を上げながら、 濡れた路面が鏡のように映す街の灯に見とれていた。 布団と炬燵しかない部屋に寝転んで、 来る途中、見てきた光景をぼくは紙に書いた。 君は時々、ギターを弾きながら、漫画を読んでいたが、 詞を二つ書き上げる時分には、うとうと眠ってた。 炬燵の上に、書き上げたばかりの詞を置いて、 ぼくは帰った。 「曲がついたよ」と君が言うので、 西麻布のぼくの部屋に楽器を抱えて四人集まった。 聴きながら、ぼくは「あ、できた」と思った。 それが「春よ来い」と、「十二月の雨の日」である。 北へ還る十二月の旅人よ。ぼくらが灰になって消滅しても、残した作品たちは永遠に不死だね。
なぜ謎のように「十二月」という単語が詩の中にでてくるのか、やっとわかったよ。 苦く美しい青春をありがとう。 松本隆 作詞家活動45周年 風街レジェンドっていう ライブがあったそう・・・ yahooニュースで はっぴいえんど 16年ぶりに復活とのニュース うわぁ、知らなかった! 行きたかった! と、2日とも仕事だったけどね。 はっぴいえんどの復活 でも大瀧詠一が2013年の12月に亡くなってしまい 3人での復活でありますが 1曲目は「夏なんです」 そして2曲目が「花いちもんめ」 花いちもんめ 鈴木 茂 この曲を聴くと思い出すのはこのはっぴいえんどの「風街ろまん」の中ジャケット。 今はCDだからこういう楽しみができないけれどね。 1970年代前半の東京の街 いや、歌は60年代後半の東京の街かも知れないけれど。 そして同時に 当時は日常だったドラマに映りこんでいる東京の街 パパと呼ばないで ぼくらが電車通りを 駆け抜けると 巻きおこるたつまきで 街はぐらぐら おしゃれな風は花びらひらひら かげろうの街 まるで花ばたけ 電車通り 子供の頃 母親と蔵前から御徒町まで乗ったのが 強い思い出 1969年のドラッグレース 大瀧詠一 「蜜柑色したヒッピーに捧げて」
上の兄弟はヒッピーだった
平和的なやり方で 地球に生きる術を目録化しようとした 愛すべき僕の兄姉たち 澄んだあきらめを瞳に湛え
アクセルを踏み込んだ1969年 あれから長い時が経って 彼らのゴールは見えただろうか 2015年の夏
欠けたはっぴいえんどの尻尾にぶらさがって 僕は電気的に転がった、 血を吐いた、 そして打ちのめした それは至福でもあり浄化でもあった
裳裾をからげたオミナエシの妹が
パーキングエリアで口笛吹いて 夜を感じている あのときのように
ただ抗うことはもうないだろうが 先をゆく あの純情野蛮な楽隊の喧騒に乗って 僕もゆかせてほしい 2015年の風街に立って
それがせめてもの弔いだ ありがとう、はっぴいえんど。
松本さん、
活動45周年、おめでとうございます。 佐野元春
ライブでは3曲目
亡くなった大瀧詠一に代わって
佐野元春が
「はいからはくち」を歌ったんだって。
はっぴいえんどが歌った風街
佐野元春が歌った街の情景
はっぴいえんどは昼佐野元春は夜 悲しきレイディオ 佐野元春 風立ちぬ 松田聖子 風・街・ろまん |

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