素物語

何かに向かって走ってるヤツはいつも輝いてる。今君は走っているかい?

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立ち止まっていても

走れなくても時間は過ぎいって、追いかけている私の傍を冷徹にすり抜けていった気がしたのだけれど、いつも時ってやつは平等で、歩くだけの私を置いていくことはしなかった。


思えば、怪我に泣かされた一年だった。
走り始めてから継続参加していた駅伝やマラソンを辞退しなくてはならなかった時、私をいつも支えてくれた走りという大切な自己主張を失う怖さ、暗黙のシリアスランナー引退宣言に追いかけられているという概念が常にあった。

実際に走れないことが決まった時、私の中で何かが崩れる音よりも、むしろ前に進むドアが開く音を聞いた気がした。

体力や怪我からの回復は間違いなく衰えていて、同じ走りはできなくなっている。
その一方で、これをすればここまでの走りができるといった経験が、少々ずるい走りを可能にしてきたのも事実だ。

先日の入間市駅伝は、私の賭けに近い試走だった。
おおげさかもしれないが、自分を試すことで、まだ私に走る権利があるのかを問う試験。

5辧■隠景16秒。
気持ち良くはないけれど、納得は手に入れた。
私の走りは劣化しきってはいない、むしろやれるという自信。今だからこそできることはたくさんある。
やれる可能性があるのに、歳を言訳にするのって、ほんと格好悪い。
止まったからこそ客観的にみつめることができたものを、更に前に進めること。

終わるのはいつだ、この気持ちが死んだ時だろう。
しぶといぜ、決意した人間はよ。


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