|
今日は、高知から金輪継ぎさんが古民家改修の打合せに来てくれました♪
2案ほど作り、おおよそのコンセプトも伝えました。
連休中から今も細かい部分などをあれこれ考えている所です。
今日もお土産に高知のお酒を頂きました。
僕のエネルギーの源です。
前回も、司牡丹の大吟醸を頂きましたが
これは非常に呑みやすく、良いお酒は水の如くというのを地で行く
お酒で感動しましたが、こちらも楽しみです。
さて、連休中は少し奈良に帰り・・・
京都の嵐山を見て回りました。
この時期は新緑が綺麗な季節です。
何かヒントは無いかと模索中・・・。
やはり古い建築は落ち着きますなー。 |
84大工の家
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
先週の日曜日は高知で84大工の家の荒壁作りを体験してきました。
木と土でつくる家です。
竹小舞をかいてあります。
竹を編んだ状態にしておくことを掻くと言います。
丸い竹(間渡し竹)が土台や柱、梁に突き刺さっており、
それに取り付くように割った竹を縄で編みこんでいきます。
編み方はいろいろあります。
今回は、プロの方にお願いしていましたが・・・・
荒壁塗り体験の日に間に合いそうに無かったので
施主さんや大工さんも一部手伝ったそうです。
実は、ある程度教えてもらえればそれなりに出来ます。
こうやって、みんなでやれば土壁も安く出来るし、全員の距離感も縮まるし
非常に良いことだと思います。
ここまでの作業はみなさんでやってくれており、
この日はこの竹小舞に荒壁を作っていきます。
塗り方は松本左官さんに習います。
松本さんは土佐漆喰彫刻の第一人者として現代の名工に選ばれています。
そんな凄い方の技術を目の前で見せてもらいます。
もの凄いスピードです。
僕たちも真似をしてやってみますが・・・
なかなかです。。
室内側を塗って・・・室外側から押さえている所です。
4,5人で寄ってたかって塗りましたが・・・
プロの0.3人役くらいだそうです。。
身近な材料で家を作るというのが家作りの原点なのかもしれません。
|
|
昨日は高知まで出かけてきました。
84大工の家の話し合いに参加するためです。
今回は高知のエコハウスが会議場所です。
高知の自然素材と最新のエコ技術を搭載したモデルハウスです。
出来れば伝統構法で建ててあると良いのですが・・・
構造体は普通の木造在来軸組構法です。
太陽光発電パネルと屋根面との間に空気の通り道を確保し、
流れる空気で太陽光発電パネル側から熱を回収し、
その熱を暖房と給湯に利用しています。
なるほど、自然をアクティブに利用しています。
ここで今回は会議です。
なんならこの内容をまとめて次回、発表です。
今回は、コスト削減という意味からも
セルフビルド、ハーフビルドに対する支援体制の構築方法も案として出ました。
技術があるものが技術を教えて施主自らが家を建てる。
家のためだけに長い期間のローンを組んで人生を縛られる事
が本当にこれからの時代に適したものなのか。
時代が環境が家作りを変えようとしているとも言えます。
いや、古代から家というのは時代背景抜きには語れないものなのです。
20世紀の日本の建築は、作業の分担化にありました。
これまで、棟梁が建築の設計から見積もり、施工までを全て請け負っていたのに
設計だけをする人、木工事だけをする人、左官だけをする人というように
作業は細かく分かれてきました。
その結果、それらがそれぞれの仕事だけをやれば良いので
ハウスメーカーや工務店が顧客と直接つながり・・・
総合プロデュースをしてきたとも言えます。
そして、誰もが分かり易い様に、どういったプランでそういった形なら
どのくらいの金額で出来る、といった事を明確に打ち出してきました。
そこでは、木工事は誰がやって、左官は誰がやるとかは
関係ありません。実際に現場で施工するのは誰でも良いのです。
ですので、施主と大工もしくは職人との関係は希薄化していくのです。
施主が口を出す先はあくまで元請であり、職人ではありません。
職人はもっと良い案があっても図面どおりにしか仕事はしません。
ここに商品としての住宅が完成してきた原因があるのではないかとも思います。
やるべき事はそんな難しい事ではありません。
現実の問題をいかに鋭く見抜いて新しいシステムを構築できるかだと
思います。
84大工の家ではもしかしたら?そういう新しいシステムが生まれるかもしれません。
|
|
先週は、高知まで仮設住宅の対応について打ち合わせに行ってきました。
被災地に木造仮設住宅を届けたいという趣旨でスタートしたものの・・・
順番から言って・・・地元の木を使い・・そして関東、東海、関西と来て・・・
ようやく四国になるので・・・こちらから木を持っていくというのは少し無理がある。
状況が日々変化している事を考えると
別の形での支援を目指していく事になりました。
一方で、振り返ってみれば、今、同じ様な津波が来た時に・・・
高知はどのような対応が出来るのかという話になり・・・
全てが0の状態でどのような仮設住宅が建てられるのか、
応急時の建築マニュアルみたいなのがあればね〜という話になりました。
なので、一つは津波被害予想区域、竹や木を伐採出きるエリア分け、
仮設建設場所予定地から誰にでも作れる仮設住宅のプランなどを
事前に作っておくという話です。
84防災マニュアルとでも言いましょうかw
もう一つ、僕の宿題にあるのが・・・84大工の家をプランを作るというもの。
すなわち、840万で出来る伝統構法の家作りを考えることです。
高知には既に、地場の木や紙、土を使った土佐派の家という設計士主導の家
づくりがありますので、これとは違ったコンセプトが必要です。
そこで、ずっとこの明確な違いを打ち出すアイデアを考えていました。
例えば・・・
840万の家と聞くと・・・
価格のみに目が行きがちですが・・・そうではなくて・・・
これは大工が遊び心を持って作った家なんだという風に転換する。
家の形態や構法、価格という次元から一度離れて・・・・
大工が主導で作るのだから・・・大工が遊び心を持って作る家という定義で
再度構築し直して見てはどうかと思いました。
大阪城の門の柱には・・・婆娑羅継手という不思議な継手があります。
前後の面が「蟻継」で左右の面が山型の「殺ぎ継 」になっている
不可能継手と言われるものです。
(今ではトリックは判明していますが・・)
これって本来必要ないものですが・・・大工が遊び心をもって作ってあります。
最近では河合継手なんかもそうです。
強度的にあまり意味は無いが・・・大工にしか出来ない技術であると同時に、
なんとなく誰にも分かる楽しい技術だ。
なので、たった一つでいいから
目立つ場所にあえて大工でしか出来ない特殊な継手を使って欲しいというのが 僕の一つの提案だ。
昭和30年代頃までは、建物を建てるのは「棟梁」と呼ばれる大工でした。
文化人の素養を持ち、遊び心を持った職人達が住まいを創り、
まちなみをデザインしてきたのです。
遊び心は継手という小さな部分だけでなく、空間全体に反映しても良い。
木と木以外にも別のものを大工の技術で継いで見ても良い。
本来なら、○でやる部分を▲に変えてみました〜。
けど、それは大工の技術でカバーしてるから可能です。 という説得力が欲しいのだ。
これならば、普通の設計ではまず考えないし、ハウスメーカーなど
絶対やらないはずだ。
大工の遊び心は文化であり・・・伝統である。
この部分にスポットを当てて家作りを再構築するというのはどうだろうか。
84大工の家はおそらく小さな建物になると思うので・・・
あえて独自のコンセプトで独自の市場を作り出さなければいけないと思う。
その他には、最近ではめっきり減ってきた上棟式の餅撒きも復活させたい。
むしろ、この家には餅撒きはセットなのだ。
餅撒きは、自分の所だけでなく、地域全体で楽しめる祭りなので
家作りは地域の環境づくりであるという視点で重要な儀式なのだ。
84大工の家では、撒くものも餅以外にも工夫をすれば良いと思う。
とにかく、家作りは楽しいものだという側面から攻めるのだ。
出来れば、家作りに施主も参加できる仕組みも考えたい。
家の形態や構法を考えるのは簡単だが、
大工の家はそれだけではダメなのだと思う。
プランは近いうちにいくつか考えてみようと思う。
ここ最近、昔提出し没になったはずのプランが急に復活したりと
何故かまた忙しくなりつつあるし、畑にもいろいろ種を撒きに出かけているが
その間も僕の頭の中はいろんな計画が渦巻いていますw
|
全1ページ
[1]


