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<第11回 生物多様性基本法とは>
この生物多様性に対応する施策として、今年の6月、生物多様性基本法が成立いたしました。これは基本法ですから、基本的な理念・考え方及び開発等をする場合などに、生態系を壊さないようにする基本的なルールが定められています。細かいルールは個別法、各自治体の条例等で決められていくのでしょう。
生物多様性基本法の法案の説明に、環境省の担当課長と審議官が小杉代議士の部屋にやってきました。そこで私が担当課長に
「生物多様性基本法で云う生物に、人間は含まれるのでしょうか?」
と質問をしてみました。
課長は「!?ッ」
と戸惑ったような表情をしてすぐには答えが返って来ませんでしたが、上司の審議官から
「人間は生物の中に入りません」
と明解な答えが返ってきました。
しかし私としては、生物の中に人間は入るのではないかと思っていたので、審議官の答はいかがなものかと感じたわけです。
人間、人間以外の生物という2つ概念で、自然を捉えているような気がするのです。しかし日本人の感覚から言うと、人間もその他の生物もみんな同じだという感じがしてなりません。(つづく)
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