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言葉の示すもの あらゆる所在や、 聞こえてくる音色の意味や、 春秋が膨らんでくる訳。 そうした感情の曲折や、結論、または、季節の移ろいは「あったのか」、「なかったのか」。 思いつかないその間、何かあったのだろうかなぁ。 何かあったかもしれないね。 そうして、そもそもにおいて、実感が伴う=記録する、ことであったこの人生において、 もろもろは「そういうきまり」で通ってきた。 そこに 不文律であるけれども、可知である「事実」が突然訪れる。 何かあったかも知れない、という予感が浮かんで来るということは、 晴天に飛行機雲を引かれるように、ふんわりバランスが崩れるよう。 なにも起きちゃいないのだけれど、そう言語にした間に言葉のすきまで世界は実体を保っている。 フィクションはノンフィクションよりもノンフィクションらしい。 そう思えたら、読書体験は楽しい。 |
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