川田龍平君岡山市の小鳥が丘団地では、平成十六年に岡山市の水道局による水道管入替えの工事のときに土壌汚染が発見されて、これまで揮発性の有機化合物であるトリクロロエチレンが最大で環境基準の二十七倍、ベンゼンが二十六倍検出されるほどの状況にあると。このため、窓を閉めていても異臭によって眠れない人であったりとか、頭痛や鼻炎などに悩まされる人であったり、中には住宅ローンが残っているにもかかわらず引っ越しを余儀なくされた人もいると聞いているんですが。この土壌からの揮発経由による摂取、また住宅地における土壌汚染の場合というのがどうなのかという、長期的に濃度が高くない水準の暴露環境の中での暮らし、健康被害を受ける場合も考えられますが、こうした低濃度の長期暴露による健康被害について、参考人の意見を、答えられる方に答えていただきたいと思うんですが。 参考人(畑明郎君)これは私の資料にも書いていますように、私も三回ほど現地に行きまして、住民にも頼まれまして、それで今裁判にもなっております。それで、この団地ってちっちゃい四十戸足らずの団地なんですけれども、団地の入口というか、道に入ると、川田議員も行かれたんですかね、もうぷうんと変な油臭いにおいがするんですよ。それで、二十四時間それを吸っていまして、多分外出した方が気分がいい、家にいると気分が悪くなると。実際に何かいろいろ発疹とかできものができたりとか。台所の下に物入れがあるんですけれども、その床がコンクリートを張っていないところが何か噴火口みたいになっていまして、ガスが噴き出してきているんですね、メタンガスとかいろんなガスが。 それから、庭の土がぶわぶわになっているんです。非常に軟らかくなっているんです。下から噴き出してきて、一部黒っぽい油そのものが出てきて、十センチ掘りますともう真っ黒けの油まみれの土なんですよ。これは元々何か廃油のリサイクル業者でして、そのかすをまた豊島に持っていったというんです。豊島の産廃業者と何かセットだったらしいんですけれども。 そういうところで健康被害がある、実際に健康被害が起こって裁判を起こしているんですけれども、全く行政の方は、もう岡山市も県も取り合おうとしないと。基準もないと。土壌汚染の大気の基準はないんですよね。土壌の溶出量とか含有量しかない、地下水の基準しかありませんからね。そういう意味でやっぱり裁判に訴えられない、裁判やってもこれは勝てるかどうか分からないと。 もう日常的にずっと、それで、外へ引っ越したいけれども、その家はもう銀行の担保価値ゼロなんですよ。全然お金も貸してくれない、売れない、その家ももういろいろマスコミに出ていますから。そういう悲惨な状況になっているところがあります。 だから、実際に人が住んでいるところで日常的にVOC揮発していきますから、そういう大変なところの問題が起こったところがあるんですけれども、それに今の土壌汚染対策法は全く役に立たないという意味で、大気の基準なんかも設定要ると思います。 ただ、さっきの豊洲の問題でも、これ、ベンゼン、シアン、水銀は蒸発するんですよね、常温でも。それの基準はないという、やっぱりそういう問題はあると思います。大気汚染防止法で少し大気の環境基準はあるものはあるんですけれどもね。土壌汚染についてはないということで、問題あると思っています。 小鳥が丘住宅団地の土壌汚染とコミュニケーションの経緯 室内の写真は2009年12月のATCグリーンエコプラザにおける 「土壌汚染の社会的問題」セミナーの様子です。 司会者の藤原きよみさん(環境カウンセラー)のブログより本当に小鳥が丘団地の講演は心に響きました。自宅に居るより外出している方が体調が良くなるっってぎゃくじゃないですか。ですが弁護士さんと一緒に戦う姿勢に感動しました。勝訴してほしいです。桃花台地盤沈下問題や小鳥が丘団地の土壌汚染は、一般消費者から見れば不条理極まりないですね。心が痛みます。 「夢のマイホーム」を買ったはずが、土壌汚染のために、家族の病気と住宅ローンだけが残る「悪夢のマイホーム」に成り果ててしまっています。 正しいことを言い続ける人の言い分が、社会で受け入れられるようになって欲しいと思います。 ・・・セミナーを聞いて理不尽さや不条理さで心が重くなりました。参考となりサイトは下記です。 将来、土壌汚染のある街がゴーストタウンにならないように、瑕疵ある住宅を売った業者は、何の落ち度も無いマイホーム購入者の意向に沿って対応してあげて欲しいと思います。 http://kiyomi.blog.eonet.jp/kiyomi/2009/12/post-9295.html 小鳥が丘団地の住民側十数世帯が両備ホールデングを訴えています。
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国会での議論
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