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マイホームの土壌汚染問題に直面した岡山市「小鳥が丘団地」住民が今、民事裁判を闘っています。現在、私たち第1次訴訟(3世帯)裁判は2011年2月8日に結審となり5月31日の判決が予定されています。第1次訴訟(3世帯)住民の母体である「小鳥が丘団地救済協議会」が立ち上げたホームページで、第1次訴訟(3世帯)住民の体験してきた事を発信し多くの方と議論してきました。この記事を発生順序で整理し再度掲載します。
l 2004年(H16)10月4日、岡山市水道局の上水道鉛管取替工事で団地の土壌汚染が発覚した後、団地住民は全体住民会議で対応してきましたが土壌汚染問題だけに付きっきりになる時間はないので、住民代表委員7名の任を解き、羽原弁護士を含む2名の弁護士に、「両備」との示談交渉を依頼。今後の窓口に岩野敏幸、会計担当に藤原 康を決める。
l 2004年10月、「両備」がボーリング調査で汚染が判明した特定有害物質、ベンゼン・トリクロロエチレン・シスー1,2−ジクロロエチレン・ひ素含有量・ひ素溶出量・及び特定有害物質ではないが油分について、各戸の表層土壌調査34か所を実施。同月23日、調査結果報告があり、指定基準を超えたのは34か所中、ベンゼンが11倍など8か所・トリクロロエチレン1か所・シスー1,2−ジクロロエチレン2か所・ひ素溶出量5か所。住民の多くは、「両備」に無償移転を要請。
l 2004年11月、岡山市が油状物質調査。沼川護岸の隙間から油が流れていると住民が連絡。岡山市からの検査結果報告は、護岸付着物の主な構成物質は植物プランクトン(コケ)。信じ難いもので、2回もサンプル採取に来るなど違和感。
汚染無視の行政開発許可!
「小鳥が丘団地」は、調べてみると、旭油化工業株式会社(以下、旭油化と略)が産業廃棄物処理工場を操業していた廃油工場跡地を造成した宅地でした。
廃油工場跡地開発当時の宅地開発許可が疑問視される中で、2004年(H16)10月12日に岡山市は「旭油化撤退後に岡山県が廃棄物撤去確認調査を実施した」と説明しました。
2005年(H17)10月28日に岡山県に確認したところ、産業廃棄物対策課は「目視にて現状を確認、搬出物内容は確認してない」と回答しました。
また、岡山県へ提出した要望書に対する、2006年(H17)2月13日に行われた各課合同の口頭回答で「建築指導課」は、「都市計画法に沿い技術基準(住宅に耐える土壌の強度があるか)に合っていれば良く、他の問題(有害物質等)は対象外であり、宅地開発許可は合法である」と回答し、行政は解決に対処しようとはしませんでした。
(参照)ホームページ
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[住民たちのブログ]
岡山行政、土壌汚染を目視で確認し開発許可!
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[汚染無視の行政開発許可]
次回に続く
(参考文献;『深刻化する土壌汚染』第5章「岡山市小鳥が丘団地の土壌汚染事件(小鳥が丘団地救済協議会住民 著)」)
2004年7月に岡山市水道局工事で発覚した小鳥が丘団地住宅地の土壌汚染公害問題は、発覚後6年以上経過し団地住民と宅地造成販売した両備バス㈱の考えが平行線のままで裁判に発展しています。2007年8月に住民3世帯(第1次訴訟)が岡山地方裁判所に民事提訴したあと、住民18世帯(第2次訴訟)も続いて提訴し係争中です。
戸建住宅団地の敷地足下から真黒い土壌発覚!
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