小鳥が丘団地救済協議会(土壌・地下水汚染公害被害)

岡山市・小鳥が丘団地の土壌・地下水汚染公害の解決に努力する住民達のブログです

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マイホーム土壌汚染訴訟(岡山市・小鳥が丘団地)
岡山「両備ホールディングス」(当時・両備バス)に対し賠償命令
 
第一審判決で原告(第一次訴訟3世帯住民)が勝訴したあと、被告(両備)が控訴した「控訴審」で、2012年6月28日(木)に、「広島高等裁判所・岡山支部」に於いて、「判決言い渡し」がありました。
 
広島高裁は、第一審判決に続き、「両備ホールディングス」(当時・両備バス)の不法行為を認定し、損害賠償金の支払を命じる住民側勝訴の判決を出しました。
 
土壌汚染に関する裁判は多くありますが、大半は土地売買をめぐる企業同士や企業と行政間のものが多く、第一審判決に続き、被害住民が企業を相手に勝訴したのは、知るかぎりでは「全国初」の判決です。
 
広島高裁は、「両備HD」の説明義務違反による不法行為を支持し、第一審判決よりも明確に「両備HD」の責任を認める判決内容でした。
 
しかし、損害認定額は減額しています。
 
裁判所は、責任をより明確に認定しても、損害額を少なく認定することもあるようです。
 
「判決言い渡し」後、隣接する弁護士会館で住民側の記者会見を行いました。
 
<記者会見での住民のコメント抜粋>
 
両備ホールディングスは、土壌汚染宅地を多くの一般住民に売却したという事実を、重く受け止めていただきたい。
 
 
これからの展開は、敗訴した「両備HD」が上告するのかということが焦点です。
 
今回の第一次訴訟(3世帯)の判決は、岡山地裁で係争中の第二次訴訟(18世帯)に少なからず影響を与えることになると思います。
 
 
【第二審】
控訴人・附帯被控訴人・被告  ; 両備ホールディングス株式会社
附帯控訴人・被控訴人・原告  ; (小鳥が丘団地第一次訴訟3世帯住民)
 
 
2004年7月に岡山市水道局工事で発覚した小鳥が丘団地住宅地の土壌汚染公害問題は、発覚後8年近く経過し団地住民と宅地造成販売した両備バス㈱の考えが平行線のままで裁判に発展しています。2007年8月に住民3世帯(第1次訴訟)が岡山地方裁判所に民事提訴したあと、住民18世帯(第2次訴訟)も続いて提訴し係争中です。第1次訴訟(3世帯)の第一審判決は2011年5月31日に行われ、原告(住民)勝訴となり、知るかぎりでは土壌汚染裁判で被害住民が勝訴した「全国初」の判決となりましたが、被告(両備)が即刻控訴しました。原告(住民)も附帯控訴を提起し、第二審(広島高等裁判所・岡山支部)判決は2012年6月28日に行われ、引き続き住民勝訴となりました。
 
 
戸建住宅団地の敷地足下から真黒い土壌発覚!

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閉じる コメント(12)

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おめでとうございます。環境裁判の勝利を一緒に祝います。

2012/6/30(土) 午前 7:37 [ エコビレッジ・コスタリカ共和村 ] 返信する

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おめでとうございます。勝利の喜びは格別ですよね!
そして、
多くの同様な被害者にとっては非常に大きな力と成るでしょう。
本当に良かったですね!

2012/6/30(土) 午前 7:51 [ 孤高な大詰正大こと北詰淳司 ] 返信する

おめでとうございます。

2012/6/30(土) 午前 8:03 zaf 返信する

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おめでとうございます。 私の裁判(傷害事件の損害賠償)も今月

最高裁で加害者の上告棄却で勝訴確定しました!!

2012/6/30(土) 午後 8:02 [ 油食林間 ] 返信する

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[ エコビレッジ・コスタリカ共和村 ] さん
[ アジアシステム開発とヒラノ産業と ] さん
[zaf] さん
コメントありがとうございます。

敗訴した「両備HD」は上告を検討しています。

「勝って兜の緒を締めよ」の古人の教えに習い、新たな闘いに備えます。

2012/6/30(土) 午後 8:52 [ 小鳥が丘団地救済協議会 ] 返信する

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[油食林間] さん
最高裁の勝訴確定おめでとうございます。

こちらも最高裁での争いになるかもしれません。

2012/6/30(土) 午後 8:57 [ 小鳥が丘団地救済協議会 ] 返信する

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多くの労力と貴重な時間を費やした成果がみえてよかったです。しっかりとした救済が成されることを願います。

2012/7/2(月) 午前 8:13 ecodeoyasai 返信する

おめでとうございます。しかしながらこれまでの両備HDの悪行を見る限りまだ気を緩められませんね。。この両備HDって会社は…最高裁に出ればこれまでひた隠しにしてきた悪行や行政側の不備、癒着疑惑が全ての国民に晒される事になると気付かないのでしょうか…ちなみに私が住んでいる名古屋でこの事は一切報じられていません。でも最高裁での争いとなればそうはいきません。株価も大きく下がりますし取締役の責任追及、解任も避けられないでしょう。姑息な会社だけにここで手をうってくるかもしれません。私としては最高裁で徹底的に叩きのめして欲しいです。応援しています!

2012/7/2(月) 午後 7:04 うみぐま 返信する

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[ ecodeoyasai ] さん
コメントありがとうございます。

今回の司法の損害額の判断は、救済には程遠いと思いますが、マイホーム土壌汚染被害という難しい裁判で、一審・二審と連続して、被害住民が大手企業の責任を認めさせたことは、凄いことが成し遂げられたと思っています。

2012/7/2(月) 午後 10:14 [ 小鳥が丘団地救済協議会 ] 返信する

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[ うみぐま ] さん
応援ありがとうございます。

「両備HD」のやり方について、よく見極めていますね。
まして、両備の経営理念は「忠恕(ちゅうじょ)」(誠実と思いやり)ですから、消費者として企業の表と裏をしっかり見極めるべきだったと反省しています。

言われるとおり、私たちはまだ気を緩めてなく、臨戦態勢です。

2012/7/2(月) 午後 10:18 [ 小鳥が丘団地救済協議会 ] 返信する

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さて、これからどうしますか?
地下水を低下させると共に、綺麗にすることがポイントと思います。
団地内の道路は、公道でしょうか、管理者は岡山市ですか?

変形している川の護岸の管理者は河川管理者ですか?道路管理者ですか?
河川管理者は県ですか?

色々攻め方を考えて、小鳥が丘住宅団地がモグラが遊ぶ環境の良い住宅地になるよう期待します。

2012/7/21(土) 午後 2:31 [ 水を護る国家事業の実施を ] 返信する

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岡山の団地土壌汚染訴訟が和解 住民に分譲会社が解決金

有害物質で汚染された土地を十分改良せずに販売したとして、岡山市東区南古都、同楢原の小鳥が丘団地の住民18世帯22人が、土地を造成、分譲した両備ホールディングスに計11億8800万円の損害賠償を求めた訴訟は岡山地裁で20日、和解が成立した。同社によると、解決金計2億2500万円を支払う。

提訴していない住民にも相当額の見舞金を支払うという。

訴えでは、同社はせっけん製造工場跡地を購入し、1987年から団地を造成、分譲。2004年に岡山市の水道工事で汚染が判明し、環境基準値の27.3倍にあたるトリクロロエチレンなどが検出された。

原告弁護団団長の大熊裕司弁護士は「原告の厳しい状況に理解を示した勝利的和解」と話し、両備ホールディングスは「住民と円満な解決を図るため和解に応じることにした」とコメントした。

小鳥が丘団地をめぐっては、別の住民3人も損害賠償を求めて提訴。広島高裁岡山支部が6月、同社に計約3200万円の支払いを命じ、判決が確定している。

2012/12/25(火) 午前 5:36 [ 水・土壌汚染を学ぶ ] 返信する

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