小鳥が丘団地救済協議会(土壌・地下水汚染公害被害)

岡山市・小鳥が丘団地の土壌・地下水汚染公害の解決に努力する住民達のブログです

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マイホーム土壌汚染被害民事訴訟第一次(3世帯)住民の母体である「小鳥が丘団地救済協議会」が、3世帯住民の体験を発信し多くの方と議論してきました。この記事を発生順序で整理し再度掲載します。
 
l  (2010年(H22)10月12日、第一次訴訟(3世帯)、第22回口頭弁論。)
 
 
小鳥が丘土壌汚染第22回裁判!(4)
 
【第一審】
原告;(小鳥が丘団地第一次訴訟3世帯住民)
被告;(両備ホールディングス株式会社
 
2010年10月12日(火)13時30分から岡山地方裁判所( 202号法廷 )で第一次訴訟(3世帯)第22回口頭弁論(公開)が実施され、被告(両備)証人主尋問(両備社員2名)及び、原告(住民)反対尋問が行われました。
13341447、証人A尋問)、
14481522、証人B尋問)。
 
被告証人とは、第15回裁判に被告(両備)から証人申請された両備社員3名のうち、裁判所が重要と判断し採択した2名のことで、両名の陳述書は、
 
A証人(乙第24号証)
B証人(乙第27号証)
として、そのとき提出されています。
 
「原告席」に河田弁護士と原告住民3名、「被告席」に菊池弁護士・首藤弁護士・足立弁護士、「傍聴席」に30名弱が着席する中、裁判は予定時間より少し早く13時29分から始まりました。
 
証人尋問の続きです。
次に、B証人の【主尋問】です。
 
(被告足立弁護士) 現職と当時の状況を。
 
(B証人
現職は4月から営業部部長。
当時担当していたのは、平成2年から平成4年に営業課主任として現在の「小鳥が丘団地」の物件の営業をしていた。ちょうど第1期の販売が終わり第2期開始の頃。
「小鳥が丘団地」になる前の現地に、初めて行ったのは、隣接する小鳥の森団地の営業を担当していた昭和60年から61年頃で、更地になっていて造成前で建物はなかった。
当時小鳥の森団地の事務所にも臭いはしていた。
平成2年ころはいくらか臭いはあったがずいぶん弱くなっていた。臭うのは夏場の雨上がりの時など一部からで場所は決まっていた。
 
(被告足立弁護士)
地図がありますので示して下さい。
 
(B証人
(地図で示しながら)私が臭いを感じたのは、岩野邸北側道路の堺と擁壁のあるところです。
平成2年に第1期取得者から雨上がりの水たまりに油の膜ができるという話は聞いたことがあるが、お客様と顔を合わせたとき世間話の間に出た程度で、クレームではなかった。会社にもクレームの連絡はなかった。
 
(被告足立弁護士) 第2期分譲の販売方法は?
 
(B証人
新聞広告(地元紙、山陽新聞)や、近隣にパンフレットを配った。
お客は地元の人がほとんどで、「旭油化」は多くの方が認識していて、まともな会社ではないことは地元には広く知られていた。お客から「旭油化」はどこに行ったのかと聞かれることもあったので、地域の要請に応えて旭油化跡地を買い取り、宅地開発したと説明していた。上司から「旭油化」は食品油を使用し石けん油を製造していたと聞いていたので、お客の質問にはそのように答えていた。だから販売に際しては値引きするようなことはなく近隣相場で販売していた。
 
(被告足立弁護士) 土はどんな状態?
 
(B証人
黒っぽい土が出てきたことはあるが黒い水はない。
土は乾いた状態であり、黒い土は部分的に出てきた。
 
(被告足立弁護士) 黒い土はどこから?
 
(B証人
私が見たのは、竹中邸の掘り抜きの駐車場を造るときと、川上邸の浄化槽の穴を掘ったとき。
 
(被告足立弁護士)
(平成20年の裁判所現地視察時撮影の写真を提示しながら)
このような状態ではなかった?
 
(B証人
このような真っ黒でドロドロした状態は見たことがない。水分はなかったし、土の色は灰色だった。他の箇所からも出てきたかもしれないが、それは私には分からない。
 
 
B証人の主尋問は以上。
 
 
(参照)
<YAHOO!ブログ>、2010年11月7日〜11月8日
小鳥が丘土壌汚染第22回裁判!その6(再)その7(再)
 
 
次回に続く
 
(参考文献;『深刻化する土壌汚染』第5章「岡山市小鳥が丘団地の土壌汚染事件(小鳥が丘団地救済協議会住民 著)」)
 
 
2004年7月に岡山市水道局工事で発覚した小鳥が丘団地住宅地の土壌汚染公害問題は、発覚後7年以上経過し団地住民と宅地造成販売した両備バス㈱の考えが平行線のままで裁判に発展しています。2007年8月に住民3世帯(第1次訴訟)が岡山地方裁判所に民事提訴したあと、住民18世帯(第2次訴訟)も続いて提訴し係争中です。第1次訴訟(3世帯)の第一審判決は2011年5月31日に行われ、原告(住民)勝訴となり、知るかぎりでは土壌汚染裁判で被害住民が勝訴した「全国初」の判決となりましたが、被告(両備)が即刻控訴しました。原告(住民)も附帯控訴を提起し、引き続き第二審(広島高等裁判所・岡山支部)で争われます。
 
 
戸建住宅団地の敷地足下から真黒い土壌発覚!

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