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先日、久しぶりに小椋佳さんの特集のテレビ番組を見た。
小椋さんの「生前葬コンサート」と銘打ってのコンサートの特集。
生きているうちに葬儀をしたいというこの「生前葬コンサート」は、入場料が
入場するファンからの香典で、小椋さんがうたう歌がファンへの香典返しだという。
小椋佳さん 生前葬コンサートへの思い ↓
小椋佳といえば、みなさんは「シクラメンのかほり」が、思い浮かぶでしょう。
小椋さんの作詞・作曲、布施明さんが歌って、レコード大賞(昭50)をとった。
名曲ですが、実は、この歌が、小椋佳さんの代表曲ではありません。
小椋さん自身も、この歌は、自分の代表曲とは思わないと言っています。
私と小椋佳さんとの出会いは、学生時代、大阪梅田のあるレコード店。
ふと手にした小椋佳「彷徨」というLPアルバム。
ジャケットを見ていたとき、流れてきたのが、「しおさいの詩」という曲。
なんと耳への心地よさ、包み込むような力強い歌声。
それが、小椋佳と私の出会いであった。
「彷徨(さまよい)」(昭.47.3.1 )
初期の代表的な曲を集めたもの
しおさいの詩、春の雨はやさしいはずなのに、少しは私に愛を下さい、
木戸をあけて、この汽車は、さらば青春。
しおさいの詩」(昭46.1.15) ↓
実は、LPジャケットを見て、イメージとして、この青年(少年?)が歌って
いると、思い込んでいた。
テレビなどメディアには、まったくでてなかったので、その少年が、小椋佳と
思い込んだまま、自分のイメージのままに、小椋佳のLPを毎日、聴いていた。
のちになって、小椋佳が、銀行員とシンガーライターを両立している人だと知った。
そして、さらに何年かたって、1回限りのコンサートをすることになった。
NHKコンサート(昭.51.10月)。ついに、小椋佳に会えるぞ〜との期待感。
「白い一日」(昭.49.7.21) ↓ (作曲:井上陽水、作詞:小椋佳)
テレビで放送があり、小椋佳さんを、初めて見たときは、正直、ビックリした。
本人も、コンサート冒頭で言っていたが、白日の下に、顔を出すことなので、
覆面マスクをつけようかとまで悩んだ(笑)と、冗談まじりでいっていた。
実際は、サングラスをして、しかも、薄暗い照明だったのを覚えている。
「残された憧憬〜落書き」(昭.49.7.21)
私にとっての最高アルバム
落書Ⅰ 白い一日 落書Ⅴ 糸杉のある風景
落書Ⅱ 落書Ⅳ 夕ぐれの青空 落書Ⅶ
花化粧 野ざらしの駐車場 ひときれの青空 残された憧憬
落書Ⅲ 飛べない蝙蝠 落書Ⅵ 落書Ⅷ
このアルバムは、当時の小椋自身が、渾身の労力を込めてつくった傑作アルバム。
「飛べない蝙蝠」、「残された憧憬」、「野ざらしの駐車場」は好きな曲だ。
「落書」をはさんで、全曲をトータルとして、素晴らしいアルバムだと思う。
「野ざらしの駐車場」(昭.49.7.21) ↓
小椋佳さんの魅力は、その詩とメロディーの美しさも勿論あるが、何より、
その声、耳に心地よさ、包みこむような力強い歌声の響きだと思います。
父親が琵琶歌の師範という環境で小さい頃から聴いていた琵琶歌の影響も
あるのでしょう。小椋佳の歌は、いわゆる「語り唄」であるのかもしれない。
その後、年月が経って、小椋さんも、銀行員を退職して、学業への復帰、
そして、闘病生活を経て、歌手活動だけでなく、ミュージカル活動、他の
歌手への楽曲の提供をしていくことになった。
今、デビュー45年となって、1回限りだったはずのコンサートも、その後も、
何回も行うことになって、今も、全国に公演活動をしている。
布施明、中村雅俊、堀内研二、など、多くの歌手に、いい作品を提供している。
美空ひばりさんに提供した、この曲も名曲だ。
「愛燦々」(平.2.10.1) ↓
小椋佳さん、今年で71才、年をとったが、いい年のとりかたをしている。
これからは、3S(Simple 単純、Slow ゆっくり、Steady しっかり)で
やっていくという。
当時買ったLPレコードは、後年、CDとして「彷徨」、「残された憧憬」など、
買い求め、今は、それを愛聴している。
私にとっての小椋佳、その当時、その詩やメロディに魅かれるだけでなく、
彼の歌を口づさみながら、すごした青春時代の思いが、よみがえってきます。
(Myお気に入りの長い記事におつきあいいただき、ありがとうございました。)
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