ツアーによっては
「海が見える部屋」指定
「湖が見える部屋」指定
「山が見える部屋」指定
「滝が見える部屋」指定
というのがあります。
もちろん「部屋指定なし」という場合もあります。
添乗員の正式名称は「旅程管理者」ですから
私の一番大事な仕事は
「募集パンフレットに掲載されている内容をお客様に提供すること」
「山が見える部屋」指定だったらバルコニーから身を乗り出してもいいので
「山が見える部屋」を用意するよう手配しなければなりません。
(「部屋から見える」という意味には「バルコニーから」というのが
含まれていることがほとんどです。パンフレットをチェックしてくださいね)
では「滝が見えるレストラン」の場合は…?
先日の第3ブランドは「滝が見えるレストランにてディナー」でした。
私はお客様より一足先にレストランに行ってテーブルをチェックします。
席は窓と垂直に置かれた8人がけテーブルが3つ。
24名のうち、8名が滝に背を向けて座ることになる設定です。
この場合はこれでOKです。
「滝が見えるレストラン」であれば
「滝が見える席」ではなくていい、というわけです。
レストランの展望スポットをご案内すればそれでいい、という契約です。
でも滝が「見える席」「見えない席」でお客様同士が揉めることもあります。
私が座席をチェックするのは
くじ引きを作るためでもあります。
テーブルの上に番号札を置いて、
レストランの入り口で対応する番号札を引いてもらいます。
これならポーターサービスが遅くてスーツケースの確認に手間取り
レストランに最後においでになったかたにも公平になりますから。
「旧市街が一望できるパラドールに泊まります」
こんな謳い文句も要注意。
「旧市街が一望できるパラドール」に宿泊でも
「旧市街が一望できるお部屋に泊まる」わけではありません。
「同じホテルに泊まるのに料金が違う」
「○○なら一目でい最安値をご紹介」
というテレビコマーシャルが流れています。
お部屋のタイプは同じでも景色が違ったら…?
備品も通常料金と最安値の部屋では違って来ます。
アメニティ、スリッパ、バスローブ…
私が個人でベルギーへ行った時、
私の部屋には以前、仕事で行った時にはなかったはずの
スリッパ・バスローブ・コーヒーメーカーがありました。
料金の違いはサービスの違いでもあることを認識してくださいね。
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