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自分に与えられた仕事の意味を考えることってありますか?
私はOLだったころ、何も考えずに仕事をしてきました。
当時の仕事は営業。
バブル期のある程度名の知られた企業の営業でした。
会社名と女性であるというだけで売れていたのだと思います。
営業所の中でひときわ売れている営業マンがいました。
飄々として、あくせくすることなく売り上げを達成していたKさん。
彼は顧客が何を求めているのかよく理解していたのだと思います。
世界三大名画に数えられるレンブラントの「夜景」
17世紀のオランダでは集団肖像画が人気でした。
火縄銃組合各人が一人10万円とも100万円とも言われている金額を持ち寄り
当時の人気画家だったレンブラントに集団肖像画を依頼しました。
今まさに火縄銃組合の人々が出発するところを劇的に描いたこの作品は
組合員の中で大変な不評でした。
それぞれが同じ金額を出し合ったのに、全身が描かれている人はごくわずか。
中には顔半分が他の人の腕で隠されている人までいるのです。
こちらは「夜警」の数年前に描かれた集団肖像画。
作者はもちろんレンブラントではなく、フランス・ハルスという画家です。
全員が同じように描かれたこの作品は、レンブラントの「夜警」との対比のために
2012年現在、オランダ国立博物館内の同じ部屋に飾られています。
スポンサーであるモデルから、この絵は絶賛されたことと思います。
フランス・ハルスは顧客が何を求めているのか、充分理解していたことでしょう。
芸術的に素晴らしいものでも、注文主からすれば契約違反にとれます。
この絵を見るたびに思うのは
「人によって受け止め方がこれだけ違う」
ということ。
もし自分が火縄銃組合の一員で
大金を払ったのに顔がほとんど隠れていると考えてみたら・・・
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