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今回の旅は大原美術館以外にもう一つ目的がありました。
それは
夜の美観地区を歩くこと。
石井幹子さん監修のライトアップを見たい、と密かに願っていました。
熱海海岸、レインボーブリッジ、ブダペストの自由橋・・・
東京タワーのライトアップが変わったとき、
私はまだ石井幹子さんのことを知りませんでしたが
ライトアップがとても素敵に変わったことに気が付きました。
一緒に見た友人に
「こんなに綺麗だったっけ」
と言ったのを覚えています。
その後、テレビ番組で石井幹子さんのことを知り
倉敷・美観地区の新たな試みとしてライトアップのことも知りました。
企業ではなく、一般民家の協力を得ての美観地区ライトアップの苦労のことも・・・
私はどうしても夜の美観地区を見たかったのです。
デジカメでは、どうしても本当の雰囲気は伝えられませんね。
感度が上がってしまうので、どうしても明るくなってしまいます。
もっと空は暗く、もっと灯りは暖かだったのに。
お店がほとんど閉まってしまった夜7時過ぎ。
歩いている人は数名だけでした。
こんなに雰囲気に溢れているのに・・・
灯りの漏れる窓は郷愁を誘います。
子供のころ、日の暮れた道を帰って
家の灯りを見たときは本当に嬉しかったっけ・・・
我が家は田舎で、街灯も少ない地域でした。
巨大な泰山木の枝の下に見え隠れする灯り・・・
その木も私が中学生のときに
「防犯上から」
と、切り倒されてしまったのですが。
8時を過ぎると灯りも消えて行きました。
人が住まないお店の2階の窓の灯りは
石井幹子さんが民家に交渉して設置しました。
東京タワーや熱海海岸のように、企業や自治体のバックアップではなく
一般民家や商店が負担する電気料金はこの時間までが限界なのでしょう。
美観地区の名は、そこで生活する人々の協力があってこそを
実感した旅でした。
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