今日は後輩にポルトガルのレクチャーをするためにお出かけしました。
天気が荒れる前に帰ってきて良かった。
ポルトガル・スペイン・イタリアなどは現地の
資格を持ったガイドさんでなければ案内をしてはいけないことになっています。
フランスでは建物内部は資格を持ったガイドさん。
オランダ・ベルギー・ドイツ・スイスは資格がなくてもOK。
資格を持ったガイドさんのことはライセンスガイド、あるいは
ローカルガイドと呼びます。
こういったライセンスガイドさんは日本語を話すことができなくても
グループには必ず同行しなければいけません。
日本語を話せなくても必ず英語を話すので
「English speaking guide」略して「ESG」と呼びます。
日本語ガイドさんは「Japanese speaking guide]「JSG」
ポルトガルでJSGが来るのはリスボンや近郊のシントラのみ。
ポルトやナザレ、バターリャ、アルカサバなどはほぼ必ずESGです。
英語を通訳するのは苦にならないけれど(神経は使いますが)
ESGは「日本人の体質」を理解する人がとっても少ない。
そしてヨーロッパは契約社会。
10時に待ち合わせなら日本人ガイドさんは
15分くらい前から待機されていますが
ヨーロッパ人は本当に10時にやってきます。
日本人ガイドさんでも現地での生活が長い人は
時間ぴったりにやってきます。
・・・早く来てもお給料は同じだから。
この国に「サービス残業」という言葉はありません。
時間になったらさっさと帰って行きます。
決まった時間より早く着いた場合、
ほとんどのお客様はお手洗いに行きたがります。
これが「日本人の体質」ですが(バスを降りたらまずお手洗い)
始めていく場所でお手洗いの場所を確認することが難しいので
そのレクチャー(^m^)
駐車場からどこにあるのか、無料か有料か。
大切なことですよね。
そして下車観光ではライセンスガイドさん同行ではないと
案内してはいけませんが、
バス車内では問題なくご案内できます。
ということは観光地から観光地での移動の際に
見えてくるものの説明も必要です。
若い方はともかく、年配のかたは木や花の名前を知りたがります。
とりあえずどこで何が見えるかだけ簡単に説明。
ヨーロッパでは葡萄の木を垣根のようにして栽培するけれど
ポルトワインを作っている地区では日本のように
屋根にして葡萄の木を這わせ実を下に垂らすのでその理由。
ポルトガルの北と南で見える木の種類。
各都市の名物料理と銘菓。
最後にファドのCDを貸してとりあえずレクチャーはおしまい。
観光地の案内はESGの話を訳せば大丈夫ですから。
同じ場所に何回も行きますが、ガイドさんが変わると視点が違って
違う角度での案内が聞けるのはとっても楽しいと思います。
ガイドさんが個人的に
「私はここが一番のお気に入りなのよ。だって・・・」
と言ってくれると
「そんな考え方があったのか」
と、新しい発見に繋がります。
英語ガイドさんの場合は通訳業務が忙しくて写真を撮ることはできませんが
経験値が増えていくのがわかります。
それでもまだまだポルトガルのすべてに
行っているわけではないのですが・・・
次回は後輩の彼女に私がレクチャーを受けるのかもしれません。
「Life is study.」
昔、モロッコのガイド・ザイードが言った言葉を思い出しました。
ナザレの街並みと海岸
ナザレの街と海岸