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【クレジットカードの付帯保険で海外旅行の保険が適用されるから旅行保険には加入しない】
そんな話をよく耳にします。
それではご自身が加入されているクレジットカードの付帯保険の内容はどんなものか確認されたことはありますか。
私が持っているカードは三井住友ビザカード(ゴールド)とニコス・マスターカードです。
ニコスはお付き合いで作ったのでメインカードは三井住友ビザカード。
両方に海外旅行保険が付帯されていますが、私は2回ほど三井住友ビザカードにお世話になりました。
疾病治療と盗難です。
盗難は現地の警察で盗難証明書を作成してもらい、日本へ帰国後にカード会社指定の保険会社に連絡をとります。
カード保険による疾病治療はその場で立替払いとなり、帰国後にお医者様の診断書、領収書を保険会社に提出。
後日、所持しているクレジットカードに振り込まれます。
ここで気をつけなければいけないのが、クレジットカードの種類と限度額です。
海外での治療には莫大な金額がかかります。
昨年、イタリアで病院に行かれたお客さまは保証金として1000ユーロが必要となりました。
その前にいろいろなことで500ユーロをカードで決済していました。
ユーロ高のときでしたのであわせて27万円近い金額となりました。
お客さまはクレジットカードを2枚もっていらっしゃいました。
1枚はJCBカードで限度額80万円。
旅行保険はこちらに付帯されています。
もう一枚はマスターカードで限度額20万円。
こちらには旅行保険は付帯されていません。
そしてイタリアの病院ではJCBカードは使えませんでした・・・
JCBカードは日本のカード会社ですから、ヨーロッパ・アメリカではまだ使えないところがあります。
このお客さまは結局、マスターカードの範囲内でお支払いをされました。
このときの旅行保険はJCBカード付帯のものを使われたはずです。
(カードに付帯される保険は個人情報なので、その後のことまではわかりませんが・・・)
支払いに他社のカードを使われても保険に問題はありません。
ただカード付帯旅行保険の場合は必ず立替払いになりますから、その場で支払いができるカードが必要になります。
私のカードに付帯されている保険の内容は
障害(死亡・後遺障害) 5000万円
障害(治療費用) 150万円
疾病(死亡) −
疾病(治療費用) 150万円
賠償責任 3000万円
携行品 30万円(免責金額3000円)
救援者費用 100万円
となっています。
怪我をしてその治療費が100万円(骨折で手術が必要となった場合はそのくらいかかります)となった場合、それだけの金額を立て替えなければいけないということです。
また旅行保険に加入されていても、キャッシュレスサービスの病院がない地域ではやはり立て替え払いとなります。
3年前のことですが、ナイアガラの滝で転んだお客さまのために病院を探したところ、あれだけ日本人が多いナイアガラ(カナダ側)なのに保険会社とキャッシュレス提携をしている病院はないことがわかりました。
保険会社に連絡して(旅行保険を利用する前には必ず保険会社の支持を仰ぎます)ご案内した総合病院ではキャッシュあるいはクレジットカード(AMEX、ビザ、マスターのみ)での支払いのみでした。
しかも受付時に
「○○○ドルかかるけど支払える?」
と確認されました。
幸いお客さまはAMEXカードをお持ちでしたので何の問題もありませんでしたが・・・
クレジットカードに付帯されている保険の内容と、そしてご自身がお持ちになっているカードの種類と限度額をもう一度、確認してくださいね。
いざというときでは遅いのですから・・・
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