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なんとか、なるかな。
少しでも力になれたら・・・

書庫機内で読書

機内で読んだ本のこと。
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機内エンターテイメントシステムで映画を観ました。
 
面白かった!!
 
そのあとで原作付きの映画だと知りました。
 
私は原作がある場合は原作だけ読んで、映画を観ません。
 
原作の作者のメッセージが、映画という媒体を通すと
 
別物になることがあるからです。
 
こちらは先に映画を観てしまったので
 
「原作を読むのはやめよう」
 
と思っていたのですが、本屋さんで見かけてつい購入してしまいました。
 
 
原作も面白かった。
 
エピソードは微妙に違っていますが、根本にあるものは同じでした。
 
でも映画を先に観てしまったので桃子のイメージは深田恭子さん、
 
イチゴのイメージは土屋アンナさんのままなんですよね。
 
ダメおやじも桃子のおばあ様も映画のイメージ。
 
桃子は原作を先に読んでいても深田恭子さんが演じたそのままだったでしょう。
 
それくらい桃子は良かった。
 
 
嶽本野ばらさんはペンネームから女性かと思っていましたが、男性なのですね。
 
 
兵庫県尼崎市から茨城県に引っ越してきたロココ大好き少女桃子。
 
母は父を捨て、自分が生まれたときの産婦人科医と再婚、
 
ダメな父はバッタもののベルサーチを売りさばいて生計を立てていましたが
 
それが摘発されそうになり、父方の祖母が住む下妻へ逃げてきたのでした。
 
桃子が売れ残りのバッタものベルサーチを売ってお小遣いにしようとしたところ
 
現れたのはヤンキーのイチゴ。
 
育った環境も価値観も違う二人の会話や行動に笑って共感する一冊です。
 
この二人はどんな大人になるのかな・・・
 
 
 
 
 
 
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機内エンターテイメントシステムで映画を観ました。
 
本当は原作を読みたかったのですが、月に10冊以上の本(文庫)を
 
購入している身に単行本は高価すぎます。
 
そんなときにたまたま見つけたのがこちら
 
 
 
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「天地明察」に出てくる人物のルーツがわかる、というポップの文字に惹かれて
 
購入しました。
 
とても面白かった。
 
江戸という時代にここまで数学に関わった人々がいたことに驚きました。
 
世界最初の円周率の公式は1722年に建部賢弘によって発見され
 
それはオイラー(スイスの数学者)より15年も早いものだったのです。
 
オイラーはスイスフラン紙幣にその肖像画が使われていましたが
 
私は建部賢弘の名をこの本で知りました。
 
建部賢弘は関孝和の弟子。
 
関孝和は「天地明察」の中でも主要な役どころといいます。
 
 
ますます「天地明察」を読みたいと思い、
 
文庫になるのを待てずに機内で映画を観て・・・
 
やっぱり原作を読まなければダメ、と確認しました。
 
文庫になって良かった♪
 
 

 
同じ機内で「るろうに剣心」を観て、端折っているのがわかってしまったからです。
 
私は原作漫画を読んでいません。
 
たまたまテレビでスタントマンの特集があり、剣心役の佐藤健さんが
 
スタントなしで挑戦しているというお話があったので興味があって観たのです。
 
彼のスタントは本当に素晴らしかった!
 
でもお話は「どうしてその流れに!?」と思うことが多かったのです。
 

 
私は江戸時代が大好き。
 
戦国時代を終えて、人々の生活が豊かになる時代。
 
鎖国は決してマイナスだけに働かず、その中で人々は文化を築いていきます。
 
「天地明察」はそういった時代の流れを
 
渋川春海の生涯と、彼が成した「改暦」といいう事業を通して伝えてくれます。
 
登場する有名人物は、諸国漫遊をした温厚な爺ではない水戸光圀。
 
お犬様大事だけではない5代目将軍綱吉。
 
歴史は見方・立場によって解釈が変わると思いますが
 
それを思い知らされる一冊です。
 
映画はどうしても盛り上がりに必要なため、【勝負】を大きく扱っていますが
 
私は原作の改暦にまつわるエピソードに現代社会と同じものを感じました。
 
「出る杭は打たれる」
 
古来から打たれないための根回しがこの国では必要なのでしょうね。
 

 
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こちらは7〜8年前に購入した「算法少女」
 
この本自体がとても面白く、子供時代に読んでいたらもっと数学好きになったのに、
 
と思ったものです。
 
今回の「円周率を計算した男」「天地明察」の前にこちらを読んでいたことは
 
とても役に立ちました。
 
江戸時代、神社に算術を書いた絵馬を奉納することがあったということは
 
この本で知りました。
 
お願いごとだけではない、数字や幾何学模様が描かれた絵馬が並んでいるなんて
 
私の知らない日本の文化にうっとりしたものです。
 
 
 
 
 
 
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「赤毛のアン」がシリーズだと知ったのは小学校5年のとき。
 
新書版簡約で1〜6巻まで図書室に並んでいました。
 
「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの愛情」「アンの幸福」
「夢の家のアン」「アンの愛の家庭」
 
こんなタイトルだと思います。
 
そして中学校の図書室で村岡花子さん訳の新潮文庫版を知りました。
 
「アンの愛の家庭」は「炉辺荘のアン」という題名。
 
それ以外に「アンの友達」「アンをめぐる人々」「虹の谷のアン」「アンの娘リラ」
 
美しい翻訳に魅了されてむさぼるように読みました。
 
【小父さんがいらしてくださって本当によかったわ】
 
【リンドのおばさんが言いなすっていたけれど】
 
【アラン先生もそう思っていらっしゃるのよ】
 
綺麗な言葉使いが大切だと教えられたのはこの本からです。
 
 
11歳でグリンゲイブルスにひきとられて16歳でクイーン学院を卒業。
 
レドモンド大学の奨学金授与が決定したのに
 
育ててくれたマシュウの急死によりアボンリーに残り
 
小学校の先生になる道を選ぶまでが「赤毛のアン」
 
 
アボンリー小学校で教師として過ごす2年間を綴った「アンの青春」
 
 
レドモンド大学に入学、新しい友達もでき勉学に励みながら
 
ギルバート・ブライスへの愛に気づく「アンの愛情」
 
 
サマーサイド中学校へ校長として赴任、22歳から25歳までを過ごす「アンの幸福」
 
 
ギルバートと結婚、港町グレン・セント・メアリで新生活を始める「夢の家のアン」
 
 
6人の子供の日々を綴る「炉辺荘のアン」
 
 
「アンの友達」「アンをめぐる人々」はアボンリーを中心とする人々のエピソードで
 
アン自信はほとんど登場しません。
 
 
「虹の谷のアン」も同じように、炉辺荘の隣に引っ越してきた牧師一家の
 
子供たちが主人公。
 
 
「アンの娘リラ」はアンの末娘リラの青春時代を綴ったものです。
 
 
アンは7人の子供に恵まれました。
 
最初に生まれた女の子ジョイスは生まれたその日に亡くなります。
 
次は男の子ジェム(ジェームス・マシュウ)
 
3番目も男の子ウォルター(アンの父親の名前)
 
4番目と5番目は双子の女の子ナン(アン)とダイアナ。
 
6番目は男の子シャーリー(アンの旧姓)
 
7番目が末っ子の女の子リラ(バーサ・マリラ、バーサはアンの母親の名前)
 
 
 
「リラの青春」は第1次世界大戦のまっただ中。
 
中学生のころはリラの性格が苦手でしたが、今はなんとなく共感します。
 
「アンの思い出の日々 下」は第2次世界大戦の時代が描かれています。
 
ギルバートとアンの孫の時代・・・
 
第1次世界大戦は「祖国を守る」ということを前提に押し出したモンゴメリですが
 
「アンの想い出の日々」ではそれに疑問を投げかけています。
 
モンゴメリの死後、完全版で発行されたのは初めてというこの本。
 
村岡花子さんの孫にあたる村岡美枝さんの訳になっています。
 
 
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テレビドラマは見ていませんが、番組宣伝でタイトルだけは知っていました。
 
原作付きドラマや映画は原作を読むのを基本としているので
 
文庫本になった今回を期に購入しました。
 
 
本格ミステリーとしてではなく、お嬢様である「麗子」と執事の「影山」の
 
掛け合い漫才のような会話が楽しめます。
 
 
でも私のイメージの「影山」は桜井翔さんではないんですよね。
 
「麗子」の北川景子さんや、「風祭警部」の椎名桔平さんは
 
そのままなのですが・・・
 
 
 
 
 
 
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平積みされていた漫画の紹介分に
 
「ザンクトゴットハルト峠」 「13世紀末」 「森林同盟三邦」
 
という文があったので、購入しました。
 
これだけでわかったかたはすごい。
 
これはまだハプスブルク家がスイスを本領としていたころのお話です。
 
 
1291年7月にハプスブルク家の始祖ルドルフ1世が亡くなると
 
現在のスイスの中心地にあたるウーリ・シュヴィーツ・ウンターヴァルテンの三州が
 
「ハプスブルクの支配から自分たちの自治権を勝ち取ろう」
 
と同盟を結びます。
 
この日が8月1日。
 
今ではスイスの建国記念日となっています。
 
 
 
漫画のお話は・・・
 
かなり残酷なシーンの羅列。
 
私は1・2巻を購入しましたが、あまりにも拷問・殺戮が多いので
 
途中で読むのをあきらめました。
 
 
 
 
 
これからこの漫画を読む方への予備知識として・・・
 
 
 
 
ルドルフ1世は1273年に神聖ローマ皇帝に選ばれました。
 
神聖ローマ帝国というのは今でいうEUみたいなものでしょうか・・・
 
UEほどきちんとした規定があるわけではなく
 
キリスト教において繋がっている国々です。
 
(かなり端折りますが)今のドイツ・オーストリア・スイス・北イタリア・チェコは
 
神聖ローマ帝国と呼ばれる大小さまざまな国の集まり。
 
当時の一番の敵はイスラム教徒。
 
東からイスラム軍が攻めてきたときに、これらの国が
 
神聖ローマ皇帝を頭としてキリスト圏を守るという意味がありました。
 
 
 
神聖ローマ皇帝は7人の選帝侯によって選出されます。
 
日本の選挙もそうですが、この場合も「人望」ではなく「人脈」
 
選帝侯にとって都合のいい人物が神聖ローマ皇帝に選ばれていました。
 
 
13世紀半ばはオーストリアはハプスブルク領ではありません。
 
当時はバーベンベルクという一族が治めていました。
 
バーベンベルク家が4代目で跡取り娘を残して亡くなると
 
現在の南チェコ、ボヘミア王家のオットカル2世が跡取り娘を娶るという形で
 
ウィーンを占拠します。
 
これが1246年のお話。
 
強大な力を持つボヘミア王オットカル2世自身が選帝侯でした。
 
彼の目的は自分が神聖ローマ皇帝になること。
 
それを他の選帝侯が阻止します。
 
 
私は神聖ローマ皇帝というのは学級委員長みたいなもの、と考えます。
 
学級委員をクラス全員で決めるのではなく、7人のガキ大将が
 
自分たちにとって都合のいい人物を学級委員にする。
 
学級委員になっても成績があがるわけではありません。
 
実質的な利益はなくても、クラスの中で優位になる。
 
7人のガキ大将の中で一番力が強い我儘なヤツが学級委員になったら・・・?
 
他の6人はその子に対抗するのが嫌で、
 
クラスで一番目立たないコを委員に選出します。
 
「ハプスブルクのルドルフ1世なら、弱いし、とりあえずその場をしのげばいいや」
 
という気持ちで・・・
 
学級委員になれなかったオットカルの怒りは半端ではありません。
 
ルドルフ1世を委員長と認めたくない。
 
委員長は自分に従わないオットカルを成敗しなくてはいけません。
 
このままでは神聖ローマ帝国というクラスの結束力にも響きます。
 
1278年、ルドルフ1世はオットカルと戦います。
 
オットカルの新しい領地ウィーンを舞台として。
 
そしてただのお飾りだったはずの学級委員は
 
クラス一番のガキ大将オットカルをみごとに倒したのでした。
 
 
これによりスイスが本拠地だったハプスブルク家にウィーンという新しい領土が
 
加わります。
 
驚いたのは他の選帝侯たち。
 
ルドルフは弱くて何もできないのび太だと思っていたのが
 
ジャイアンであるオットカルを倒してしまった!
 
次の神聖ローマ皇帝はもうハプスブルク家から選ぶのはやめよう。
 
1291年7月にルドルフ1世が亡くなると、息子のアルブレヒト1世がハプスブルク家を
 
継ぎますが、神聖ローマ皇帝の冠はナッサウ家に移ります。
 
ところがわずか7年でナッサウ家のアドルフは亡くなり、
 
アルブレヒト1世が神聖ローマ皇帝に選出されました。
 
 
この時代にハプスブルク家は転換期を迎えます。
 
ルドルフ1世と違ってアルブレヒト1世は人民の気持ちを掴むことができない
 
人物でした。
 
彼の時代にハプスブルクはスイスを追い出されます。
 
「狼の口」の時代はまさにこのとき。
 
 
 
 
 
漫画の中ではザンクトゴットハルト峠はハプスブルク家の関所となっていますが
 
実際にはフランス領になったり、イタリア領になったり
 
時代によって支配者が変わっています。
 
ウィリアム・テル(作中ではヴィルヘルム)は後世の創作ですが
 
漫画もかなりフィクション。
 
一冊の本や映画、ドラマで史実を知った気になってはいけないと
 
常々考えていますが、この場合も然り。
 
 
 
3巻から先を購入することはないと思いますが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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