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なんとか、なるかな。
少しでも力になれたら・・・

書庫機内で読書

機内で読んだ本のこと。
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弟に薦められて7巻一気に読んで、面白さのあまりお友達にも貸しています。
 
何回も読み返してクスッと笑う漫画ですが・・・
 
私はこの中のキリストの弟子アンデレがよく使う「ぱねぇ」の意味がわからなかったのです。
 
PCの変換ミスを指しているのかと思っていましたが
 
「半端ではない」
 
が省略された俗語だと知りました。
 
学生のあいだで使われているのですね。
 
今月末に学生ツアーが入ったので覚えておかないと・・・
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今まで読んだ旅行記の中で一番のお気に入りは和辻哲郎さんの「イタリア古寺巡礼」
 
ヨーロッパ滞在中に家族に向けて送った書簡を帰国後に抜粋、書籍化したもので
 
和辻さんの美術品に対する視線がそのまま掲載されているほかに、ご本人の交友関係も
 
垣間見ることができる一冊ですが・・・デューラーのこの本はまさにプライベート!
 
旅日記というより「旅の出納長」と名付けたほうがいいと思うくらい、
 
どこでいくら支払い、誰に何の絵をいくらで売ったかということが赤裸々と書かれているのです。
 
私が購入したのは文庫化された3年ほど前ですが、この本の影響もあって一昨年は
 
一人でベルギーへ行きました。
 
マニアックな人にはたまらない本だと思います。
 
当時の通貨や物価、食事の内容など文化・風俗をデューラーの視点で知ることができますが
 
私が嵌ったのはこれが1520年の旅だから。
 
 
1519年1月12日神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世が亡くなりました。
 
デューラーはマクシミリアンのお抱え画家でした。
 
マックス(マクシミリアン1世)の死によって途絶えた年金の支給を新皇帝カール5世に
 
請願するための旅だったのです。
 
随所にマックスの娘でカール5世の叔母であるマルガレーテが登場しますから・・・^m^
 
 
出納長の部分がほとんどですが、聖母被昇天祭のパレード、カール5世の戴冠式、
 
マルティン・ルターの逮捕の知らせなどその時々の時事をデューラーの視点で知ることができます。
 
本の四分の一は訳者の解説となっていますが、これが本当にわかりやすい。
 
デューラーは年間100グルデンの年金をマックスから約束されていました。
 
100グルデンは現在の価値でいくらくらいなのか・・・
 
訳者である前沢誠郎さんは
 
ローストチキン1羽10ペニヒと出てくるが(中略)1グルデンがおよそ5万円弱といった換算になる。
 
と解説で書いています。
 
デューラーの年金は年額約500万円だったのですね。
 
会食する食費は飲み物別で4000円。
 
チップはそのときの状況で2000円から5万円。
 
この旅の途中もデューラーは絵を描き売っているほかに、記念やお礼として渡している場面があります。
 
作品を売って29シュトゥーバー(約5万8000円)を得た。
 
油彩で立派な【ヴェロニカのハンカチ】を描いたが12グルデンの価値あり。
それをポルトガルの商務官フランチェスコに贈った。
 
 
 
随所に散りばめられたデューラーの絵とあわせて、当時の生活を知ることができる一冊です。
 
 
 
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北朝鮮で24年間に及ぶ拉致生活を送った蓮池 薫さんの本です。
 
一昨年、新潮ドキュメント賞を取ったこの本を読みたいと思っていました。
 
私は図書館で本を借りるということが好きではありません。
 
気に入った本はずっと手元に置きたい。
 
スペースは限られますから、文庫本が一番いい。
(月に10冊以上購入していますから、文庫本しか買えないのですが)
 
列車の中吊り広告でこの本の発売を知り、そのまま東京駅構内の本屋さんへ行きました。
 
 
考えさせられる一冊でした。
 
蓮池さんがソウルを訪れる「僕がいた大地へ」
 
そして今の仕事への過程を綴った「あの国の言葉を武器に、生きていく」
 
 
僕の仕事は、翻訳にせよ、韓国語の講師にせよ、大学での留学相談にせよ、
すべて「異文化コミュニケーション」に関わるものだ。
   中略
ところが、この異文化コミュニケーション、人々の頭にある先入観や固定観念のため、
なかなか一筋縄ではいかないのが現状だ。
 
 
蓮池さんが経験する新たな仕事の内容は、知れば知るほど納得し、応援したくなります。
 
そして文庫版あとがきに書かれた一説・・・
 
 
賞といえば、「半島へ、ふたたび」は光栄にも「新潮ドキュメント賞」を受賞した。
まったく予想をしていなかったことで、今でも実感がわかないのが正直なところだが、
これを機により多くの人に拙著と拉致問題に関心を持ってもらえたことがありがたかった。
一部選考委員を含め読者のなかからは、北朝鮮や拉致についての言及が少ないという声が上がった。
そのため授賞式の場で、拉致問題が未解決のなか、書けること書けないことがあると訴えたことも
記憶に新しい。
この問題についてはその後なんら進展がなく、世の中の関心が風化してしまうのではないかという
不安をつのらせつつも、帰国した被害者の一人としてあらたなメッセージを発信していかなければ
ならないと思っている。
 
 
北朝鮮は新たな展開を迎えます。
 
風化させてはいけない拉致問題・・・
 
蓮池さんは当事者なだけに書けないことが多いのでしょう。
 
行間からもそれが伝わりました。
 
 
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表紙はマックスではなく、シリーズの主人公になっています。
マックスは「艶のない金髪」ですから・・・




神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世を主人公とした漫画があるとNETで知ったので

早速Amazonで取り寄せて一気に読みました。


感想は・・・

こういうマックスも有りなのかなぁ・・・

おかっぱ頭ではないのはいいけれど、かなりワイルド。

娘のマルガリータの性格はかなりきつくなっています。

ちょっとだけ出てくるフィリップは本当にボンボンという感じ。


お話の中ではマックス自らが、シャルル8世と結婚破棄となったマルガレーテを

さらうように助けたことになっていますが、もちろんこのあたりはフィクションです。

話し合い(「サンリスの和」)の末にゲントに帰っていますから・・・



マルティン・ルターにフッガー家も現れて、当時のヨーロッパ情勢がよくわかります。

こういったところからマックスやマルガレーテに興味を持つ人が出てくるといいな。



残念なのは最後のシーンでマックスが金羊毛騎士勲章をつけていなかったこと。

「ここは十字架ではないでしょう〜!!」

と叫んでしまいました。



このときのマックスは33〜34歳。

この漫画に登場するようなむさ苦しいおっさんではなかったと信じています。

デューラーが描いた晩年のマックスの肖像画は穏やかに微笑んでいて

ハンサムではないけれど、性格の良さが滲み出ている感じです。





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こちらがデューラーが描いた(私のお気に入りの)マックスの肖像画。

画面左上にあるのがマックスの紋章。

王冠を頂く双頭の鷲の中に現在のオーストリア国旗と同じ赤と白の紋章があります。

金羊毛騎士勲章がそれを囲んでいるのがわかりますか。

漫画の表紙にも双頭の鷲が描かれていますが、こちらが正式な紋章です。
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今月末からのフランス旅行の中で一つだけ現地発着オプショナルツアーに申し込みました。
 
「ブルゴーニュのワイン蔵めぐり」
 
マックス(ハプスブルグ家マクシミリアン1世)がブルゴーニュ公国のマリーと結婚したとき
 
首都はすでに今のベルギーに移っていましたが、1419年まで宮廷が置かれていたディジョンから
 
ブルゴーニュ産ワインは運ばれていました。
 
 
子供の頃、飢えと貧困に慣れていたマックスにとって、ここの生活は信じられないような豪華さだった。
ウィーンでは目にしたことがないような食前が整えられ、ブルゴーニュ産の赤ワインが芳香を放っていた。
 
 
江村洋さんの著作「ハプスブルグ家の女たち」の中にはこんな一節があります。
 
昨年のベルギー一人旅では食事はいつもブルゴーニュ産赤ワインとともにいただきました。
 
フランスワインは詳しくありませんから、この機会に一日コースで行ってみようと申し込み。
 
ディジョンには2泊するつもりでしたが、3泊に変更。
 
実質2日の滞在のうち一日はワイン蔵めぐり、もう一日は趣味全開になる予定です。
 
 
事前にメールで申し込んだら
 
「現地で連絡できる電話番号を教えてください」
 
という返信がきました。
 
私の携帯電話は海外仕様ですからその旨返信しましたが、今は海外でも携帯持参が前提になっているのですね。
 
会社から仕事用携帯電話を貸し出されるようになったのは、ついこのあいだのことだと思ったのですが・・・
 
 
 
私が国内添乗を始めたころは緑色の公衆電話で関係機関と連絡をとっていました。
 
レストラン、立ち寄り先、宿泊ホテル・・・
 
国内バスツアーでは、バスの到着と同時に係員が迎えにきます。
 
それは相手が待ち構えているわけではなく「何時ごろに到着します」と添乗員が連絡を入れているから。
 
15分のお手洗い休憩でも欠かしてはいけない添乗員の重要な仕事です。
 
 
携帯電話のない時代には事前準備は万端にするものでした。
 
家から会社から外へ出てしまったら連絡をとることはできないのですから・・・
(OLで営業職だった時はポケベルを持たされましたが)
 
 
当時を知る人には懐かしい一冊です。
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