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みんみんさんの記事で箱根に「星の王子様ミュージアム」が出来たことを知りました。 サン=テグジュぺリ・・・ 高校生のころに大好きな作家の一人でした。 「星の王子様」はその題名に惹かれて読んだのですが、その後に読んだ「夜間飛行」は衝撃でした。 世の中にこんなに孤独で崇高な生き方があるのものなのか・・・ 「夜間飛行」の中ではファビアンとその妻の会話が好きでした。 −何時だい?」 −12時ですわ」 −お天気はどうだ?」 −存じませんけど・・・」 結婚して一ヶ月、若い二人の会話・・・ 堀口大學先生による言葉遣いは本当に綺麗です。 この本を読んでからサン=テグジュぺリが第2次世界大戦中に偵察機で出撃して行方不明になったことを 知りました。 高校時代にこの本に出会えて、本当によかったと思います・・・
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機内で読書
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詳細
機内で読んだ本のこと。
コメント(2)
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こちらの書庫の書き込みで中学・高校時代に読んでいた本を思い出しました。 集英社コバルト文庫・・・年がバレますね。 私は氷室冴子さんのシリーズが大好きでした。 「クララ白書」「アグネス白書」「雑居時代」「恋する女たち」・・・ 中でも「ざ・ちぇんじ!」と「なんて素敵にジャパネスク!」は大のお気に入りでした。 平安時代を舞台としたこのお話ですが、すんなりとその世界に入っていけます。 その後、家が火事になりこれらの本も水を被って捨ててしまったのですが、 もう一度、買いなおして読み返してみようと思います。 氷室冴子さんの最近の本を見かけないな、と思って今回調べたら 2008年に肺がんで亡くなっていたと知りました。 ご冥福をお祈りいたします。
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私が持っているのはマリア・テレジアの肖像画がついていますが・・・ まゆさんからハプスブルグ家について書かれたお奨め本を、という書き込みをいただきました。 ハプスブルグ家に関してはいろんな出版社・著者による本がありますが、私のお奨めはこちらです。 「ハプスブルグ家」という本もあってこちらもお奨めですが この本はそれぞれの時代のカップルの個性が際立っていて、下手な恋愛小説より面白いと思います。 私がマクシミリアン1世オタクになったのはこの本のおかげ。 彼が関わった出来事はまさに世界史でした。 1459年に生まれ、1519年に亡くなるまでのあいだ、ヨーロッパでどれだけの出来事があったのか。 学生時代に年号で覚える世界史は大の苦手でしたが、マクシミリアン1世に関連した出来事として すんなりと理解できました。 本当に大事なことは年号ではなく、その出来事が及ぼす影響。 それを理解させてくれる本です。 ハプスブルグ家はスイスの一豪族でした。 1273年、一族の始祖と呼ばれるルドルフ1世がドイツ王に選出され、 神聖ローマ皇帝になったところから王朝の歴史が始まります。 彼らがスイスを追われ、ウィーンを新しい拠点とし、世界に名を馳せ、 そして没落していくまでの700年余りを1冊の本で知ることは難しいと思いますが 「ハプスブルグ家の女たち」はもっともっとこの一族を知りたいと思わせてくれる一冊です。 会った途端にお互い一目惚れだったマクシミリアンとマリーだけではなく 愛のために王冠を捨てた王子のこと 自らは初恋の男性と結婚したマリア・テレジアの結婚政策のこと ナポレオンの薄幸の息子のこと 最後の皇帝カール1世とツィタのこと・・・ 私はあまり皇妃エリザベートは好きではないのですが(オーストリアのドライバーから あまりいい話を聞かないからでしょう)、この本にはもちろんシシィのことも書かれています。 オーストリアへ、チェコへ、ハンガリーへ、スペインへ、オランダ・ベルギーへ行く前に読みたい一冊です。
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子どもの頃、家族で行く旅行は東海地方か信州でした。 我が家は子沢山。 夏休みの旅行はバンに子供6人を(文字通り)放り込んで出発するというもの。 三浦海岸で育った父は海よりも山へ行きたがり、箱根・富士山・信州というのが定番でした。 高速嫌いの父は一般道を走ります。 東海道五十三次の話はそんなおでかけのときに知りました。 馬入川(相模川)や箱根の関所は、当時の旅人の姿を想像させます。 想像の材料は多いほうがいいものです。 当時の人々の服装や習慣を知ると、妄想がどんどん膨らみます。 子どもの頃に江戸のお姫さまよりも、ヨーロッパのお姫さまを想像することのほうが多いのは 想像の土台となる絵本によるものだからでしょう。 大人になってオープンしたばかりの「江戸東京博物館」へ行ったときに 「小学生時代にここへ来ていたら人生が変わったかもしれない」 と思ったものです。 「江戸人と歩く東海道五十三次」は私の妄想が最大限に広がる一冊です。 旅に出る前の準備から、旅装、持ち物、旅日記・・・ 北斎や広重の図会を交えての当時の人々の生活・風習は本当に面白い。 購入した日に読み終わりましたが、これは何度でも繰り返しその世界に浸れそうです。 これも大好きな一冊です。 「江戸人と歩く東海道五十三次」とはちょっと違って、こちらは宿場町の様子をガイドブックや瓦版風にアレンジしたもの。 その地の出来事や言い伝えを簡単な地図付きで解説していて、200年前にタイムスリップできたら、と思ってしまうほどです。 その中でも私の大好きな伝説を・・・ 【戸塚宿】 手ぬぐいかぶり踊る猫 宿場内に水本屋という醤油屋があった。 主人は毎晩、手ぬぐいが一本ずつ無くなるのを不思議に思っていた。 それで手ぬぐいに紐をつけて手に結んで寝た。 紐が引っ張られるので目を覚ますと、飼い猫が咥えていくところだったが 気づかれて逃がしてしまった。 次の夜、主人が宿外れの踊場(地名)を通り掛ると、物陰で声がする。 「夕べは水本が来なかったが」 「なんでも、手ぬぐいが用意できなかったらしい」 ここで宿場中の猫が集まり、毎晩踊っていた。 猫は、頭にかぶる手ぬぐいを持ち出していたのである。 可愛いお話ですよね。 我が家でも昔、チャボという猫が軍手を持っていきました。 猫集会で軍手を頭に被ったのかしら、と思ったものです。
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実は私は落語好き。 噺家さんに詳しいわけではなく、ただ聴くのが好きなだけですが。 同じ噺でも演者によってイメージが違う。 落ちがわかっているのに、何度でも同じ噺を聴いてしまう。 落語の魅力は尽きることがありません。 関西大学での講義をまとめた「落語的学問のすすめ」を読んだのは15年以上前のこと。 文庫本1冊に彼のエッセンスがぎゅっと詰め込まれ、関西大学の学生を本当にうらやましく思いました。 その後に発売された慶応大学での講義をまとめた「落語的笑いのすすめ」 そして今回購入した「落語的ニッポンのすすめ」 巻を重ねるごとに私の苦手な「オヤジギャグ」が増えてくるのですが、それもご愛嬌です。 「落語的学問のすすめ」の中で 【映画を見たときに同じシーンで泣く相手ではなく、同じシーンで笑う相手と結婚したほうがいい】 といったニュアンスのページがあります。 悲しいといった感情はほとんどの人が同じ場面で共有するものだけど、笑いのツボは人によって違うから。 これは私の座右の銘となっています。(だから結婚できないのかも!?)
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