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我が家のお墓は横浜のお寺にあります。 |

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こんにちは、ゲストさん
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世界的に有名な画家である安野光雅さん・・・ 私が安野さんの絵本を知ったのは高校2年のとき。 なぜかクラスでは絵本の収集が流行っていました。 「高校生にもなって絵本なんて・・・」 と思っていましたが、友達の動向に左右されやすい年頃です。 私も本屋さんの絵本コーナーに行ってみました。 その中でみつけたのは「旅の絵本」でした。 「旅の絵本」は大好きな一冊となり、安野さんの絵本を買い集めるようになりました。 でも高校生にとって絵本は高価なものです。 1冊分の金額で文庫本が2冊から3冊買えます。 何ヶ月かに一度、安野さんの絵本を買いました。 「不思議な絵」「さかさま」「もりのえほん」・・・ その後我が家は火事になり、本棚は水を被って当時持っていた本のほとんどを捨てなければなりませんでしたが、安野さんの絵本だけは別の棚に大事にしまっていたので無事でした。 このエッセイ集は10月に本屋さんでみつけたものです。 安野さんの絵本のこともすっかり忘れていた私でしたが、こちらの本屋さんでは「安野光雅フェア」が開催されていて、この本はレジ前に平積みになっていました。 思わず購入してしばらくのあいだ、毎晩のように読みふけっていました。 (私は活字依存症で、寝る前に本を読まないと寝つけないのです) この本の影響で来週、ある美術館へ行くことにしました。 「旅の絵本」を買ってからすぐの修学旅行でも同じ美術館へ行っていますが、そのころは絵に興味はまるっきりなかったのです。 先日、意外なことがわかりました。 私は高校生ではじめて安野さんの絵と出遭ったと思っていたのですが、小学生から親しんでいたようです。 父が物置から出してきた名作全集を見たら・・・ はじめて安野さんの絵を見たときに懐かしく思ったのは、子どもの頃から見ていたからですね・・・ |
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中村うさぎさんの自己を追求する本・・・ 自分の女としての価値を確認するためにデリヘル嬢となる中村うさぎさん。 彼女は3日間で11人の男性のお相手をします。 彼女がそこで認識したことは・・・ 共感した部分とどうしても理解できない部分がありました。 共感したのは 私のデリヘル体験を新聞で読んだ途端に、彼の中の私は「作家」からデリヘルをやった女」に一気に格下げされ、それゆえ。これまでは「礼儀正しく振舞うべき相手」であった私が、いきなり「馴れ馴れしい態度をとってもいい(しかも、身体を触ることを許される)相手」となったのであろう。 そう、それは彼の中では「格下げ」であったはずだ。 彼の馴れ馴れしさから伝わって来る、あの独特な不快さは、まさに彼が私を「見下ろしている」不快さなのである。 という冒頭で始まる第3章。 特に某ダイエット食品会社がダイエットコンテストの審査委員から中村うさぎさんをはずしたこと・・・ 人間(特に男性)は本当に肩書き社会なのだと感じました。 デリヘル嬢を経験したからって中村うさぎさんは中村うさぎさんなのにね。 職業で人を判断する人は確かに存在します。 「職業に貴賎はない」 なんて子どもに教えていながら・・・ 理解できなかったのは、中村うさぎさんがこだわる「東電OL事件」 私もあの事件をリアルに新聞そのほかのメディアで知りましたが、どうしても共感できませんでした。 これは私と中村うさぎさんとの経験値の違いによるものでしょう。 ある程度の経験がないと理解できない事柄はたしかにあります。 私は小学校6年のときにヘルマン・ヘッセの「車輪の下」を読みました。 ハンスの生涯はどうしても納得できませんでした。 挫折を知らない小学生がこの本を読んでも理解できるものではないと感じたのは、幾つかの出来事を経験してからでした。 フランツ・カフカの「変身」も。 虫になってまで会社へ行こうとする主人公を中学生の私は理解できませんでした。 今だったら・・・頭が割れても行きます。 (実際に転倒して額を切って血まみれで救急車を呼ばれても、それに乗らずに会社に行ったことがあります) 中村うさぎさんも「東電OL」も、私の知らない暗い淵を知っているのでしょう・・・ この本は中村うさぎさんだから書き上げられたものだと思います。 文春の連載で知られる「ショッピングの女王」でしたが、今度はホスト・整形に嵌り、女としての自分の価値を見極める今回の体験。 100%共感はできませんが、考えさせられた一冊でした。
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トロイア遺跡発掘で知られるハインリッヒ・シュリーマンが日本へ旅したことは何かの本で知っていましたが、こんな本が出版されていたことは知りませんでした。 ツアー出発前に立ち寄った本屋さんで偶然みつけましたが、本当に面白い一冊でした。 万里の長城については、これまでさんざん聞かされてきたが、その内容はさまざまで、互いに矛盾するものも多かったので、世界旅行の途中、上海に行った折、私はどうしても長城を訪ねたい気持ちを抑えることができなかった。 と上海から天津、北京へと足を運びます。 1865年5月、彼は長城へと登りました。 長城は数世紀来、軽んじられ、打ち捨てられてきた。いまや守備隊の代わりにおとなしい鳩が巣を作っているし、壁には無害なとかげが這い、春の到来を告げる黄色や紫の花で埋まっている。長城がかって人間の手が築きあげたもっとも偉大な創造物だということは異論の余地がない。が、いまやこの大建築物は、過去の栄華の墓石といったほうがいいかもしれない。 そして6月4日。 シュリーマンは日本へやってきます。 開国前の横浜へ。 甲板にのぼると、自分がもはや中国にいるのではないということを実感した。中国では、蒸気船が入港するたびに、舳に二つの大きな目玉をつけたペンキ塗りの汚い小船が群がってきて、船を囲んでしまう。(中略)ところが、ここでは屈強な男二人を乗せた小船がただ一艘浮かぶだけである。 開国前の日本の生活が目の前に浮かぶような文章が続きます。 江戸末期の庶民から大名の生活までシュリーマンは調べ、書き残しています。 日本人である私が 「こんな生活だったのか・・・」 と惹き込まれるほどです。 荷解きを免除してもらおうと心づけを渡そうとしても決して受け取らない税関官吏。 瓦葺の木造2階建ての家並み(長屋のこと?)は質素で清潔さのお手本。 日本政府は売春を是認し奨励するいっぽうで、結婚も保護している。正妻は一人しか許されず、その子供が唯一の相続人となる。ただし妾を自宅に何人囲おうと、自由である。 花魁のことも詳しく書いてありました。 シュリーマンの人柄を知ると同時に240年前の日本を旅した気持ちになる本です。
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