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書庫日本の常識は世界の非常識・・・?

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こちらは先日行った、セビージャの中華レストラン。

長いツアーでは中盤で中華のランチあるいはディナーが組み込まれます。

ヨーロッパで中華!? 

最初はお客様も訝しがりますが、お食事の後はお褒めの言葉をいただくことがほとんど。

やっぱり毎日が洋食では飽きますものね。


4人掛けのテーブルに酢豚やエビチリなどが大皿でサービスされます。

取り皿は比較的大きなものが1枚だけ。

日本のようにお皿を替えてはくれません。

中華料理でお皿を取り替えるのは日本独自のサービスのようです。



私が中国に初めて行ったのは今から14〜5年前のこと。

北京・西安・南京・上海を11日間で回るというものでした。

食事は毎回中華料理。

日本人に慣れているレストランでは取り皿を取り替えてくれましたが、西安・南京ではそんなサービスはありませんでした。

取り皿を取り替えるのが当たり前だと思っていた私はウェイトレスに新しい取り皿をお願いしました。

1回目は快く替えてくれましたが、2回目は嫌な顔をされました。

お皿は取り替えるものではない、というのです。


不思議に思った私は現地ガイドさん・馬(マー)さんを観察しました。

馬さんは小さなお茶碗に白いご飯をよそって、その上におかずを乗せて食べています。

二口くらいでそのおかずが終わるので、今度は違うおかずを乗せて・・・



先日、成田空港の中華レストランでヨーロッパ人の男性が一人で食事をしているのを見ました。

彼も白いご飯の上に酢豚を乗せて食べていました。


「中国へ行ってきたんだ」


なんとなく、そう思いました。
イタリアのお店で高額紙幣で支払おうとすると、小銭がないから売ることができないと言われることがあります。

日本では朝一番でお店に行っても、前日のうちにお釣り用の小銭を準備していますが
ラテンの国ではそんなことは考えません。

スーパーでもお釣り用のセントコインが足りないから、7ユーロ67セントで8ユーロを払ったのに
お釣りが30セントということもあります。

ドンブリ勘定の国なのですね・・・





フランスの通貨がフランだったころのこと。

フランの下に補助通貨サンチームがありました。

1フランは約20円。

1フラン=100サンチーム

サンチームコインは20・10・5の三種類。

5サンチームは日本の1円にも満たない金額です。


スーパーに出ている表示の中には8.29フラン20.99フランなどというものがありました。

8.29フランは8フラン29サンチームということ。

5サンチーム以下のコインはないはずなので、この表示はおかしいと思いますか?

こういった表示の商品を足して、最終的に60、05フランになれば問題ありません。

ではもし、60、11フランになったら・・・?



そのときは60フラン10サンチームとして端数を切り落として計算してくれたことがほとんどでした。



2002年1月にフランスはユーロ通貨を導入をしたので、今ではそんなこともありません。

でもスイスではスイスフランが流通しています。

フランスと同じように1フラン=100サンチーム。


余談ですが、このご案内のときに


「103チームで1フランなんてずいぶん計算しづらい通貨ですね」


と言われたことがあります。


フランスフランと同じように一番小さいコインは5サンチーム。

フランスと違うのは20・10・5サンチームに加えて1/2フランという単位があります。

単純に考えると50サンチームですが、表示は1/2フラン。


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こちらがスイスフランのコイン。

下の2個は2フランと5フラン。

上は10サンチームと5サンチーム(20サンチームはコインケースに入っていませんでした)

真ん中が1/2フラン(50サンチーム)です。



スイスのスーパーでもフランスと同じことがありますから、これから夏のスイスに行かれるかたは気をつけてくださいね。




こんなこともありました。


ヨーロッパのほとんどの観光バスでは車内でドライバーがミネラルウォーターを販売しています。

水道水を飲むことが難しい国ではありがたいサービス。

これはドライバー個人が行っていて、すべてのバスが販売しているわけではありませんが
中にはミネラルウォーター以外にコーラやファンタ、ビールを搭載しているバスもあります。


ベルリンからドイツをほぼ一周しフランクフルトに行く行程のツアーで
ベルリンからずっと一緒だったドライバーと途中でお別れとなりました。

翌日配車されるバスにミネラルウォーターが搭載されているかはわかりませんので私はお客様に


「心配なかたは今、お買い求めください」


とご案内しました。


ホテルに到着して、チェックインして、しばらくしたらNさまがロビーにいらっしゃいました。


「コウさん、ビールを飲みませんか?」

コウ「よろしいんですか? ありがとうございます」


そのビールはドライバーがバスの中で販売していたものでした。

私はNさまがわざわざ買ってくださったのかと感激したのですが・・・



「ドライバーさんからミネラルウォーターを買ったら【お釣りの小銭が無いから】ってこれを渡されたんです」


Nさまはミネラルウォーターを3本お買い求めになって5ユーロをドライバーに渡したところ
【小銭がないから】と断られたそうです。

でもミネラルウォーターは必要なので【お釣りはいらない】と言ったら
2ユーロで販売しているビールをくれたとか。


でもNさまはビールを飲まないかただったんですよね・・・



コウ「それでは申し訳ありませんから、ビール代をお渡しします」

Nさま「いいんです。ドライバーさん、いい人ですね。
   それにこの国ではそれだけビールが飲まれていると実感できましたから」



Nさまもいい人でした。



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オーストリア・オッタキリンゲン



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チェコ・ピルスナーウルケル



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スロヴァキア・黄金の雉



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ハンガリー・ソプロニ

一旦停止は必須!?

父の運転で弟の家へ行きました。

母に言われて生死の確認をしてきただけですが。

一緒にお昼を食べて、くだらない話をして、本を借りて帰ってきました。

行く途中にはこんな看板。

父はもちろん一旦停止しました。
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何年か前の夏のことを思い出しました。

スイス周遊の旅の途中のバスの中でお客様がいきなり怒鳴り出したのです。


 「こんな酷い運転手のバスには乗れない!!
 すぐに運転手を替えろ!!」


私は何が起こったのかわかりませんでした。

ドライバーは安全運転でとても協力的でしたから。



コウ「何かございましたか?」

訊ねる私にそのかたは青筋を立てて怒ります。


「こいつは踏み切りで一旦停止をしないじゃないか!!」


ヨーロッパのほとんどの国では踏み切りで一旦停止しません。

私はそれを伝えました。

スイスは鉄道大国ですから、また新たな踏み切りが現れます。

バスの前を走っていた乗用車も一旦停止せずに通過しました。

それをご覧になってようやく納得したようです。

ドライバーは訳もわからず私に


「どうしたんだい?」


と訊いてきます。


コウ「日本では踏み切りで必ず一旦停止しないといけないの」

ドライバー「どうしてそんなことをするんだ?
      列車が来たらベルが鳴るからわかるし、踏み切りを通過する度に停まっていたら
      渋滞するじゃないか!?」


ドライバーは日本のシステムのほうが納得できないようです。



ウェンゲンアルプ鉄道(登山列車)
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先週行った中欧でもドライバーは一旦停止しません。

あの時以来、怒鳴られる前にそのお話をしています。

ミラノ風・・・

19歳のYさま「ミラノに行ったらミラノ風ドリアが食べたいんです!!」

コウ「ミラノにドリアはないんです。
   ミラノだけではなくイタリアにドリアはないんですよ」

Yさま「サイゼ〇アのメニューにあります!!」

コウ「たぶんサイゼ〇アがそう名づけただけだと思います」

Yさま「・・・サイゼ〇アを訴えたほうがいいんじゃないんですか?」



日本でも広東風〇〇とかタイ風××というお料理を出すレストランがありますから、ね。



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こちらはフィットチーネ・ボロネーゼ。

ボロネーゼは【ボローニャの】【ボローニャ風】という意味で日本のスパゲティ・ミートソースの原型といわれているメニューです。

トマトソースにお肉を入れたソースを考えたのがボローニャという街(当時は国)の人々だったことからこの名がつけられました。

スパゲティではなく、きし麺のような平たいパスタで作られることが多いようです。


スパゲティ・ミートソースと同様に知られているスパゲティ・ナポリタンは【ナポリの】【ナポリ風】という意味ですが、スパゲティ・ナポリタンというものはイタリアにはありません。

ナポリはトマトが産地なので赤いスパゲティを【ナポリタン】と呼ぶようになったのでしょうね。

以前、フランスのイタリアンレストランでスパゲティナポリタンのメニューを見つけましたが、フランス人もスパゲティ・ナポリタンという料理があると思い込んでいるようです。

日本でいう餃子は焼き餃子ですが、餃子の本場である中国にはありません。

近いけど理解していないことはどこにでもあるのでしょうね。

スペインにないもの

3年前の夏のスペイン周遊のときのこと。

バレンシアでの夕食のデザートはスイカでした。

私はイタリアやスペインのスイカが大好き♪

三浦半島生まれですからスイカは厭きるほど食べて育ちましたが、それでも好き♪

運ばれてきたスイカに塩を振って食べようとしたら、一緒のテーブルにいたドライバー・フスースが


「何、バカなことしているんだ?」


と言います。

え?

何かバカなことしたかしら・・・?


フスース「スイカに塩なんて振って。
     これはフルーツだ、揚げ物じゃないんだから」

コウ「スイカは塩を振ったほうが美味しいじゃない!?」

フスース「そんなバカな話があるかい」

コウ「え〜〜、美味しいと思うけれど」

フスース「スイカはそのままで食べるのが一番なんだ」


そして彼は通りがかったウェイターを呼んで言いました。


フスース「この子、スイカに塩を振るんだよ」

ウェイター「え? どうしてそんなことを?」


私はよっぽど変わり者に見えたのでしょう。

その後、イタリアで確認したところやはりあの国でもスイカに塩は振らないそうです。



さて、今回のツアーでもフルーツがデザートにでました。

トレドでは林檎一個(足りないので4名だけオレンジでした)

バレンシアの夕食ではフルーツの予定が品切れになったということで、プディング。

バレンシアの中華のランチではスイカを含む盛り合わせ。

スイカのときにはお客様にくれぐれも塩を振らないようにお話しました。





今回びっくりしたのはバルセロナの某ホテルでのことです。

私はオプショナルツアー・モンセラに行かれたお客様をお迎えするためにロビーにいました。

帰着予定時刻まであと1時間。

CAVA(スペインの発泡性ワイン)を飲んで、まったりとくつろいでいましたが、目の疲れを感じました。


「目薬、注さなきゃ」


バッグから点眼薬を出して、上を向いて目に注したらバーテンダーが私に話しかけます。


「May I help you?」


そんなに私の点眼は下手かしら。

そう思っていたら


バーテンダー「何をやっているんだい?」

コウ「目薬、注しているの」

バーテンダー「?」

コウ「目のための薬よ」

バーテンダー「もう一回、やってみてくれ」


なんなの? いったい・・・


バーテンダーがベルボーイを呼んできます。


バーテンダー「この子、面白いんだよ。目に薬を入れるんだ」

コウ「日本では普通にあるものよ!」



そういえば何年も前にドイツでモノモライになったお客様のために薬局へ行ったことがあります。

あれは点眼薬はなく、目の淵に塗る軟膏タイプでした。

これだけ珍しがられるって、この国に点眼薬はないのかもしれません。

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スペインの発泡性ワイン・CAVA

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