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絵画鑑賞5

      イメージ 1
 
誰もが知っているベラスケスの「ラス・メニーナス」(女官たち)
 
本当の絵の題名は「フェリペ4世の家族」といいました。
 
「ラス・メニーナス」は後付けの名前。
 
スペイン王フェリペ4世の娘マルゲリータを描いているのに「女官たち」と呼ばれるようになったのは
 
まさに「女官たち」が描かれているから。
 
当時、王侯貴族の肖像画に女官や道化・画家本人が描かれることはありませんでした。
 
この作品ではじめて女官の姿が描かれたといいます。
 
 
 
 
フェリペ4世と奥方は奥の鏡に映っています。
 
これこそ実物を見ないといけない絵。
 
この絵の前に立つと自分がフェリペ4世と奥方としてベラスケスの前に立っているという位置関係に気づきます。
 
設定としてはベラスケスが国王夫妻の絵を描いているところにマルゲリータ王女が入ってきたところ。
 
女官たちが幼い王女をなだめています。
 
右下はモデルとなった王を退屈させないための道化師たち。
 
ベラスケス自身は絵から少し離れて出来映えを確認しているところ。
 
この絵の前の前に立つ人はモデルとなっているはずの国王夫妻の視点で宮廷内の一室を見ることになるのです。
 
マルゲリータ王女は生まれたときから、ウィーンの実の叔父にお嫁入りすることが決まっていました。
 
ベラスケスが描いたのはオーストリア・ハプスブルグ家へ未来の花嫁の成長を知らせるための肖像画です。
 
マルゲリータ王女の肖像画は他にも何枚かありウィーンの美術史美術館にも展示されていますが
 
これは別格となっています。
 
 
 
絵に向かって右から入ってくる光、奥の人物が開け放ったドアの光。
 
それまできちんと背景の隅々まで細かく描かれたものとは違い、この絵では焦点はマルゲリータ王女に
 
あわせられ、それ以外ではピントがずれているのがわかります。
 
空気遠近法と呼ばれるこの技法を確立したのがベラスケスでした。
 
マルゲリータ王女の輝くような金髪と絹のドレスの質感。
 
ベラスケスの絵は近寄って見て、離れて眺めてそれから気づくことがたくさんあります。
 
近くでは絵の具を塗りたくったようにしか見えないドレスも、鑑賞する位置からは素材の質感となって見える。
 
絵葉書ではどうしても絵画の素晴らしさは伝えられません。
 
 
 
 
 
 
 
この絵を見た後でこんな看板はいかがでしょう。
 
       イメージ 2
 
「エル・コルテ・イングレス」というスペイン唯一のデパートの看板。
 
これはマドリード空港内でみつけましたが・・・
 
 
    イメージ 3
 
 
半数ほどのお客様が気がついたようです。
 
     イメージ 4
ベラスケスは画家ではなくカメラマン。
 
     イメージ 5
マルゲリータ王女はお友達と一緒に。
 
 
     イメージ 6
足元にはもちろん「エル・コルテ・イングレス」の紙袋。
 
 
イメージ 7
ワンちゃんもおとなしく座っています。
 
マドリード・バラハス空港へ行かれたら探してみてくださいね。

絵画鑑賞4

イメージ 1
 
フランス印象派も素敵ですが、私はその時代の人々の生活が描き現われた絵が大好きです。
 
当時の人々の様子がわかり、その時代を妄想することができますから・・・
 
 
これは歌川広重の「東海道53次」からあまりにも有名な「日本橋宿」
 
人々が運んでいるのはその日の朝取れた魚でしょうか。
 
画面右下には犬もいます。
 
日本橋を足早に駆け抜けていくのは大名行列。
 
時代劇にあるように悠長に「下に〜〜〜下に〜」なんていうことは稀だったのでしょう。
 
参勤交代は各藩の財政を圧迫していました。
 
少しでも早く国元へ戻らないといけなかったのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
こちらは「戸塚宿」
 
馬も草鞋を履いているのがわかります。
 
江戸時代は蹄鉄なんてなかったんですね。
 
草鞋は1〜2日で破れたといいますから、馬はもっと速いサイクルだったことでしょう。
 
我が家から一番近いのがこの宿。
 
橋のたもとの石看板には「左 かまくら道」の文字が。
 
東海道から鎌倉へ向かう人も多かったことでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 順番は前後しますが、こちらは川崎宿。
 
江戸時代は六郷川と呼ばれていたこの川は現在の多摩川です。
 
奥に見える夕焼けの富士山も素敵ですが、私は松の木の多さに驚きます。
 
今ではほとんど見ることがありませんから・・・
(私が利用する横須賀線沿いから見えないだけかもしれませんが)
 
米俵を背負った馬と馬子が次の舟を待っています。
 
六郷の渡しはそれほど数が多くなかったのでしょうか・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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こちらは「原宿」
 
もちろん都内の若者で賑わう街ではありません(^m^)
 
ここは現在の静岡県沼津。
 
富士山がすぐ間近にそびえています。
 
女性二入連れの旅のお供は服装から人足だと推測できます。
 
行李にはどんな品物が入っていたのでしょうか・・・
 
そして田んぼの中で寛ぐ2羽の鶴。
 
いつの時代までこんな光景を見ることができたのでしょう・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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「御油(ごゆ)宿」
 
現在でも愛知県豊川市御油町。
 
ここには本陣も置かれていました。
 
宿の強引な客引きは本当にこんな風だったのでしょうか。
 
右手の宿の入り口では宿泊客の足を洗う女性の姿も見えます。
 
たらいを「足洗い」とも呼ぶそうですが、これが語源でしょうか。
 
一枚の絵からいろんな疑問が湧いてきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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「石薬師宿」は現在の三重県鈴鹿市。
 
今ではサーキットのイメージが強いこの地ですが、こんな風景だったんですね。
 
宿場の前には馬に乗った旅人の姿が見えます。
 
 
私は神奈川県三浦半島で生まれ育ちましたから、この絵の中で刈り取った稲を干す光景に違和感がありました。
 
三浦半島では稲は洗濯竿のように太い棒を渡し、それを幾重にも並べてその上に干していますから。
 
国内旅行をしてこんな風に円形に干すのを見たときはびっくりしたものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
「京師(けいし)宿」はもちろん京都のことです。
 
日本橋から始まる東海道は三条大橋で終点。
 
家並も今までと違って瓦葺です。
 
行き交う人も欄干から身を乗り出す旅人や京の雅びな雰囲気の女性とさまざま。
 
そしてここでも大名行列が急いでいるのがわかります。
 
こちらはこれから江戸へ参内するのでしょうね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
駆け足で東海道を旅してみました。
 
ここにアップした内容はすべて私の印象です。
 
暴走する妄想を止めるためにアップしただけで、学術的意味は一切ありませんのでご了承ください。
 
 
 
 

絵画鑑賞3

 
イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「Carita(自愛)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
                        「Fede(信頼)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「la Fortezza(豪気)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                      「Speranza(希望)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
「Prutenza(思慮)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
                     「Giustizia(正義)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「Temperanza(節度)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これらは現在ウフィッツィ美術館に展示されている絵画です。
 
もともとはフィレンツェの商業裁判所の背もたれに描かれた「七徳」。
 
お仕事ではお客様が迷子にならないよう、スリにあわないように気をつけていますから
 
美術館でゆっくり見ることはできません。
 
8年ほど前にお友達と二人でフィレンツェへ行ってゆっくりウフィッツィ美術館を回ったときに
 
この絵の中の一枚に心惹かれました。
 
どうして、この絵が好きなのか・・・
 
今年3月の学生ツアーでその理由がわかりました。
 
いつもなら素通りしてしまうこの絵のある部屋を、学生のためにゆっくり回ってくれたガイドさんが説明してくれたのです。
 
 
ガイドさん「この中に一枚だけボッティチェリが描いたものがあります。
    どれだかわかりますか?」
 
 
私は7枚すべてをボッティチェリが描いていたと思っていたのですが、違ったのですね。
 
1枚だけサンドロ・ボッティチェリが描き、
 
他の6枚はピエロ・デル・ポッライオーロという画家が描いたものです。
 
ポッライオーロとボッティチェリでは表現の仕方がまるっきり違うのでこの中の一枚だけが目を惹くのだそう。
 
 
学生の正解率は半々でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正解は3枚目の「la Fortezza(豪気)」です。
 
並んでいる順番は私が初めて見たときと今では違っていますが
 
それでも7枚の中でひときわ輝いている一枚。
 
有名な「ビーナスの誕生」や「春」よりも私の好きな一枚です。
(絵葉書ではどうしてもそのすばらしさが伝わりませんが)
 
ボッティチェリの良さ云々ではなく、心打たれた絵画でした。

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