工房尾身の作業部屋

普通が、一番。だけど、その普通ってのが難しいんだな…。

伐倒技 

今回、立ち木の切り方としてちょっと工夫した応用技を公開します。
ある程度、伐採経験を積んだ方にお勧めの技法で、精密伐倒等に有効です。

Omiは、この切り方と基本的な切り方を多用しています。

今回、失敗しない伐採のやり方を若手の方達に教える機会がありましたので、画像として残す事ができました。

それでは


その1  受口をきる。
通常の切り方の通り、受口を切ります。

イメージ 1
樹種は杉の木、直径約50cmです。

木の傾きや重心、木が痛んでないか。倒れる際の干渉物は無いか、枝の張り具合、地形から倒れた後どちらに転がるかも考慮して受口を決めます。

*受口の深さ、切り込みの角度等細かいことは基本的な切り方の通りですので、省略させていただきます。


その2 突っ込み切り。
突っ込んで貫通させますので、木の直径より長いガイドバーのチェンソーが必要になります。
イメージ 2

このとき、受口と平行に入れることが肝心です。
高さは基本と同じく、受口の1/3位で、これがツルの高さとなります。
状況により調整してください。

突っ込みに関しては「伐木の8」を持っている方は問題無いかと思いますが、受口の斜めになっている部分に入れるので少し慣れが必要かもしれません。

当然ながらキックバックには気を付けて!

*林災防の切り方とは、ここがちょっと違っています。

イメージ 3



その3 突っ込み切りした先を広げる。

イメージ 4

ツルをしっかり残すように、突っ込みの入り口はあまり広げず、出口を広げる。扇形状をイメージですかね。

出口の広げ具合ですが、あまり広げるとガイドバーが挟まれたり、自分の方に木が倒れて来る可能性があります。まあ、そこまで広げる方はいないと思いますが・・・


その4 クサビを入れる。

イメージ 5

受口を切った反対側にクサビを入れて伐倒方向と反対側に傾くのを防止します。



その5 追い口を入れる。

突っ込みのノコ道に差し込んで、そのまま広げ片側のツルを仕上げます。

イメージ 6

差し込み過ぎて反対側のツルを切ってしまわないように気を付けて下さい。
チェンソーに無理な力を加えると、せっかく受口に対して平行に突っ込み入れた意味がなくなります。チェンソーの重量を支える程度で、差し込んだバーの先端位置を支点にして回し切り進めるイメージです。

この木は重心の偏りが少ないので一気に片側の追い口を決めましたが、偏りのある木の場合はツルを多めに残しておく、クサビを途中で追加等々応用してください。


反対側の追い口も仕上げます。
イメージ 7

追い口の場合、突っ込みの時に使ったガイドバーの長さは必要ありません。
直径の半分の長さのガイドバーで十分ですから、チェンソーを変更するというのも一つの手です。

覗き見のお勧め。チェンソーの刃がしっかり仕上げてあり、ガイドバーの狂いもない、チェンソー操作に無駄な力を掛けていないならば、切り口の隙間から反対側が見えますよ〜



その6  クサビを打ち込み伐倒

イメージ 8

伐倒完了です。

機会ありましたら、試してみてください。
ツルの高さを失敗しない、材を裂く率が少ない、安全等々メリットがある切り方です。

分からない事等ありましたら、気楽にカキコくださいな〜

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ず〜〜〜と休み取れず伐採・運搬・時々現場監督・木工と仕事続きのomiでした。 さすがに身体ガタガタです・・・

先日、久々に休んで100均へ寄ったところ ! と来るものが (^^♪

その1
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適当な長さに切って使う髪止め用のゴム紐です。たいへん柔らかく、すっごく伸びます(2.5倍位)。1本の長さは結構バラツキあり1m〜1.2mってところです。


その2
イメージ 2
たいへん小さなトリガースナップ。不用意に外れることないので大好きです。
ちゃんとしたメーカー品は高価ですが、頑丈です。
100均の物なので、強度は???ですね・・・
因みに、動きが渋かったのですがCRCでスムーズになりました。


その3
イメージ 3
これまた小さなカラビナもどき・・・
今回は使いません・・・


さて、作りますかね〜
イメージ 4
紐は半分に切って使いました。
こんな感じで結んで ぎゅ〜 っと絞る、

反対側も同じように 牛〜 とな。
イメージ 5
ほいっ! 素敵な「バンジーコード・みに」の出来上がりです。

これで、木登りの際にノコ等にセットしておけば、落とす心配が無いですよ〜
スリムでコンパクト。絡みもおきず、ご機嫌です♪
長さは自分で調整してチョ

1.3kgのハンマー落下テストしてみましたが大丈夫でした。(強度的にハンマーには使わない方が良いかと思いま〜す。軽いもの限定です)

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脳筋

おはようございます。

今日は、四男の親善陸上大会。

あいにくの雨(大雨ではないですが結構な降りです)

中止になるかと思いましたが、決行するんだと・・・ (いつもの事です)

近隣小学校が集まるから・・・
とか、

大会に向けて、練習頑張ってきたから・・・
とか、
色々あるんだろうけど、体育会系のお偉いさんたち脳筋!

保護者権限で、休ませる手もあるが、

「がんばれ〜」で学校まで送っていった。

カッパや傘を持たせたが「ビショビショ」になるはず。

夕飯は、温まるものでも用意するか〜

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遠征伐採 9/16

遠征伐採の二日目(9/16)

前日何とか、大御所(ケヤキが3本)の手前まで伐採が進んだ。

イメージ 1社長は「チャチャと3本とも切っちゃえ」と言ったけど、「2本切れるかどうか?です」と回答。

若手はメンバーチェンジ
昨日より1人少ない3人

昨日の腕利き2人は子供の運動会だそうで、仕方なし。

代わりに来た若手はなかなかの曲者
「枝を竹藪の中に落とすと回収で大変になるよ」と忠告したのに落としまくるし。
「レッカーの吊力は余裕があるからもっと大きく切って、作業回数を減らそうよ」と言っているのにチマチマ…
ワイヤーも1本掛け、重心見極めも甘くて、クルリと・・・
下から見ていてハラハラ、肩がこるよ。

自分が高所作業車に上がれば、最低でも吊ワイヤーは2本、間近で作業している自分より離れて見ているレッカーのオペレータさんの方が客観的で正確(腕の立つオペさんで助かります)。
無線でなんだかんだ言いながら、大きく、しかも揺らさないように切って降ろす。

イメージ 2しかし、曲者は曲者でグランド作業が間に合わない… 全然…
結局、私はグランドに回り、幹の吊切りの場合のみ高所作業車へ。

ケヤキ1本目
2番幹、吊宙切り 約4m重量2.1t
1番幹 吊切り 約6m重量3.5t

ケヤキ2本目
2番幹 吊宙切り 約4m重量3.1t
1番幹は・・・
予測重量5t?
レッカー設置位置の関係で吊力3.5tとの事

釣り上げれないということなので
吊ながらレッカー手前に寝かす。
半分の重量は地球さんに負担してもらおうという訳。




イメージ 3切り口公開〜

根張りをカットしたが広いところで140cm
狭いところで、75cm

なるべくレッカーの負担を少なくするためツル高さは低く約3cm、幅は約3cm

寝かすときゴロンと回わったら危険なので受口を切る。角度はなるべく大きくした方が最後まで回らず安全なのだが、
材の価格に響くので約50°
まあ、これ位寝てしまえばレッカーに相当近付くから、吊力に余裕が出るでしょう。

吊ワイヤーは12㎜を2本受口の反対側に少し開いて掛けました。

クサビも2ヶ所二枚重ねでフルに打ち込みレッカーの負担軽減です。

片側吊なので、レッカーに正確な重量は、表示されませんが、5.0〜5.2tでしょう。

伐採の参考になれば幸いです。

え! ケヤキは、まだ2本しか切っていないって?

直ぐ近くで、新築住宅の内覧会があるから、作業は今度の金曜日再開だってさ〜。
社長さんも大変だね〜

おまけ
使用チェンソーはハスクバーナー562xp、28インチバーと288xp、36インチバーの2台です。
562xpは普通の伐採では「熱くなるとエンジンかからないぞ〜」病は影を潜めていたのですが、連続した高負荷を掛けると過熱して再発しました。
288xpは、これといってパワーが高い訳じゃない、軽くもなくむしろ重い。形もずんぐりむっくりで華も無し。 だけど、始動性抜群で頑丈。 良妻賢母って感じで信頼性抜群。

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遠征伐採 9/15

伐採の応援に呼ばれ遠征しています。

先ずは、9/14 現場見に行って来ました。

  
イメージ 4仕事終わり頃

手前の杉の木は
既に吊切り完了してました。















9/15 応援仕事に入りました。

イメージ 1

25tレッカー車
22m高所作業車
.25バックホー アイアンフォーク付き
深箱アームロール車
若手4人
監督1人

なかなか充実した重機と人員



時おり総監督と社長〜

・・・





イメージ 2道路拡張に伴い、範囲内全部伐採&抜根。

しかし、この現場は、電線だらけで、そのまま伐倒できない。

たいへんだ〜


!サイカチの木の根元に雀(黄)の巣が・・・

ジェットで巣穴出入りする奴を狙い撃ち(連続噴霧するとすぐに無くなるからね)。

落ち着いたところで、巣穴にジェットを密着してシュー

イメージ 3

あ〜
やっと作業再開できるよ〜

雀被害者無し







ハプニングがあったけど
予定通り、作業完了。

今回ははここまで、
9/16の作業はまたね〜

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