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BIENVENU 海山ヒロの我が家へようこそ
『南米わがまま姉妹旅:大都会で右往左往編』、Amazonさんで発売中!

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ちょいと間を空けてしまいました。
主人公・優の性格の悪さをお楽しみください。

061 越谷家の家訓はハムラビ法典から出来ています。


「この悪魔がっ! 穢れたお前達に情けをかけて村に置いてやっていたと言うのに……やはりお前たちは呪われている。果てはこんな、こんな化け物を呼び寄せるなどっ!!」
「そうだっ! さっさと村から立ち去れこの魔物どもがっっ」


 うんまぁね。
 ヒュー君の話で、ある程度予想はしていた。
魔力のありなしなんて言う、ただの能力の違いでしかないモノで人を差別するような輩ならば、 異世界こっち では「伝説級(笑)」になるらしい魔力持ちのわたしが行ったら、忌避されるんだろうな~なんて。
 そんなお馬鹿さんに差別されても痛くもかゆくもないし、まぁ聞きとりできたらもうけもの。たとえ罵詈雑言でも反応は反応だし、状況はそれで理解できるよな〜なんて考えていたのだけれど。


「うんまぁね。さすがにいきなり砂……いやこれは灰かな? をかけられるとは思わなかったなぁ」


 無駄に相手を刺激しないようにと、わざわざ村の近くで飛ぶ(途中の山道はお馬さんが疲れそうだから、みんなまとめて飛びましたが何か?)のをやめて、 馬ヒッポ に分乗してやってきたのに。
 村の入り口と思われる木の扉の前で、口から唾を飛ばしながら喚くおっさん二人に、灰の様なものをかけられました。


「すいません、すいません! 魔獣よけの鈴が鳴ったみたいで……でもまさかいきなり、聖灰をかけてくるとは思いませんでした。あの目とかに……あれ」


 わたしの隣で、頭と洋服を灰だらけにしたヒュー君が、必死に謝りながら服を払ってくれようとして、首を傾げた。


「あぁ。わたしは周りに常時結界はっているから、かかってないよ。でもそのせいで、君やイリヤ君にまともにかかっちゃたみたいだね」
「……結界、ですか。すげぇ……あぁいや、俺らは慣れてるんで」
「うん。灰だから、払えばいいだけだしね!」


 目はしっかりつぶったから大丈夫と、満点笑顔でイリヤ君が胸を張っていますが、その笑顔も仕草も可愛いけれど、問題はそこじゃない。



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