ここから本文です
BIENVENU 海山ヒロの我が家へようこそ
『映画くらい好きに選べ。 3』発売開始!

書庫全体表示

『Suicide Squad』


やはりDCには、色悪がいないらしい。

旦那様が観たいと言ったので、今まであえて避けていたアメコミDCブランドの、『Suicide Squad』を観た。
DCを避けていた理由は簡単である。誰が演じようともあの蝙蝠男を好きになれなかったからだ。

で。感想を言えば、面白かった。
面白かったのはいいのだが、主要メンバー全員が「悪人」であるはずなのに、みんなめそめそしていたのには違和感があった。

特に火を自在に操れるDiablo君。
君そんなんじゃ、スペイン語で悪魔を意味する名前が泣いちゃうよ?
自分で殺しといてなんで泣くかな。

サイコパスの典型例として、「ヤツを殺す羽目になった俺って不幸(もしくは可哀そう)」という被害者意識爆発型がいるが、彼はそれとも違う。
ふられ男のごとく、めっそめそ泣いているのだ。

この映画で一番人気が出たのが、そのめそめそ男に(精神的に)とどめを刺していたハーレクィンであり、次点でその恋人にしてバットマンの宿敵ジョーカーである理由がこれで分かった。

冒頭で「色悪はいない」と書いたが、彼らだけは悪の華道を突っ切っていたから。
彼らだけが、実に楽しそうに悪事を働いていたから。
だから人気が出たのだ。

このブログを読んで頂いている諸姉諸兄も御存知の通り、「色悪」とは歌舞伎の魅力的な敵役の事である。
色悪には華がある。
惹きつけられずにはいられない魅力がある。
そして美学が。

洋画と海外ドラマの素晴らしい色悪としてはまず一番にハンニバル・レクター博士があがるし、それはアンソニー・ホプキンスかマッツ・ミケルセンでお願いしたい。
それから現在第2シーズンまで出ている『ルシファー』のルシファー。『SUPERNATURAL』のルシファーも挙げるとするか。

彼らはジョーカーやハーレクィンのように、悪の王道を行く。作戦が失敗した事に関して後悔することはあったとしても、自分の行いを悔いたりしない。そして彼らに魅力を感じる人々は、その様こそみたいのだ。

自分の代わりに悪逆非道の限りを尽くす存在。地獄の底の底に堕ちる存在として彼らを求めているのだ。
まぁルシファーに関して言えば、彼は地獄の底に最初から堕ちているのだけれど。

つまり、だ。
カネで殺しを請け負っているのに、殺しを楽しんでいるのに、「俺は屑じゃない」なんて叫ぶデッドショットの様な奴は悪人などではない。自分と折り合いがつけられず、制御も出来ないお馬鹿さんである。

念のために書いておくが、わたしは人殺しを推奨しているわけではない。
人殺し、つまり同族殺しは無意味だし不毛だと思っている。
自分を攻撃してきたわけでもなく、食べもしないモノを殺すのは良くないとも思う。
自分は殺されたくないし。

しかしそれを楽しいと思ってしまう人間がいることまで否定しないし、それを「いけない事だ」といって非難するだけの人間は、何様だとは思う。

自分や「世間」と趣味嗜好が相いれない人間は存在するものだし、その存在を我慢できないのであれば、なんらかの方法(洗脳含む)で改心させるか、存在を消すしかない。
そしてそこに「正義」などはない。

あぁうん。
実は先日、マーベルの『マイティ・ソー:バトルロイヤル』を観て来たばかりなのだ。
その際DCレーベルの『ジャスティスリーグ』の番宣を改めて観て、よしこれも観ようと決意したのだ。

が。
そうだよな。ジャスティス、要は正義と銘打っているわけだよな。
しかもそれを率いるのが、バットマン。
今まで避けに避けてきて、クリスチャンベール版をテレビで観て「やっぱりあわねぇ」と吐き捨てて、3代目のベン・アフレック自体は嫌いではないどころか好きな俳優さんなのに、観ないでおいた、あれ。

ワンダーウーマンのガル・ドットは素敵過ぎるし、アクアマン役の彼にも期待できそうなんだけれど、この『スーサイド・スクワッド』、ついでに『レジェンド・オブ・トゥモロー』の事を考えると……うぅん。


映画ブログブログランキング参加用リンク一覧

この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事