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BIENVENU 海山ヒロの我が家へようこそ
さすがにそろそろ、日常に戻らねば。

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ふぶぅ。せっかく連載を再開したというのに、今回はやたらと時間がかかりました。
やっぱり書きかけて風邪をひいてしまったのが痛かった。
あれで続きが熱とともに何処かに行きましたから。

そんな苦難を経て書きなおしたのがこんなのですが、年末のお忙しいひと時、ご休憩時にでも読んでいただければ幸いです。

ミゼラぶってんじゃねぇ
「え、マジで? え、ちょっコレ、え?」


 死にたての男。というよりたぶんこれ、男の幽霊? もしくは魂と思われるソレは、焦ったようにそう言いながら道に横たわる自分を見下ろしている。
 ソレは、横たわる男と瓜二つの外見をしているけれど、3次元にいるのに2次元の様に薄っぺらい。おまけに薄ぼんやりと青白く光っていて、向こう側が透けて見えた。
 ソレの口が動くたびに聴こえるその声は、男にしては甲高い気がして、はっきり言って耳触りだけれど、まぁこの状況じゃ仕方ないかもしれない。

 なにせ、見下ろしている「自分」は、ナイフを胸からはやして血だまりの真ん中に横たわっているんだから。


「なにこれ。え? マジで何コレ。え?」


 あたしもたま〜に言っちゃうことあるけど、この「マジで」を連発する人間って、すごく馬鹿っぽく見えるわよね。


「マジっすか? 俺、え? マジで? え、俺、死ぬんスか?」


 ついでにいま気付いたけど、この寒いのにこの男、上着、着てないわね。必要ないだろう死神だって黒のダウンコート着ているのに。
 どこかの店、例えば男のすぐ後ろにある店の裏口っぽいところから飛び出して来たのかしら?
 まぁそこらへんは、警察屋さんが訊きこみとかするか。

 馬鹿っぽく「マジで」を連発していた男(の魂)を放置してそんな風に考察していたあたしだけれど。


「マジで、マジ……ぶぇ」


 あたしと目が合うといきなりオイオイと泣きだした男に、頭を抱えたくなった。
 あぁ〜もうっ。


続きはどうぞ、こちらから→https://ncode.syosetu.com/n5000dt/12/
最初から読みたい方は、こちらから→https://ncode.syosetu.com/n5000dt/

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