ここから本文です
BIENVENU 海山ヒロの我が家へようこそ
旅写真日記「バルト三国・243名様歌唱の旅」連載中。

書庫全体表示

わたしの住むエリアの雨はやみつつありますが、皆様息災でしょうか。

どうも年々歳々、自然さんたら猛威をふるわれるようになってきましたねぇ。
卑小な身の一人としては、こんな天気の日は硯に、ではなくパソコンに向かいつつ、よろずのことを書き連ねるくらいです。

というわけで、酒酔いビッチの天音ちゃん、第4段。おとなの皆様にお楽しみいただけましたら、幸いです。
オコチャマは、自分の未来のために、温暖化抑止策でも考えてくださいませ。

「ただのセフレなのに、修羅場はいやなんで〜」


「ほ〜ぅ。……俺と、お前は、なんだって?」


 あっれ〜? おかしいなぁ。ここは、「あぁなんだよ。あいつにもう、ばれちまったか」とか言いながら、軽く舌打ちするとこじゃないですかね。じゃなきゃ、「あ〜あいつ、お前んとこ来ちゃったの? わり〜わりぃ」って、いつものごとくまったく悪いと思ってなさそうな口調で、片手で拝むしぐさでもすると思っていたのですが。
 なんであなた様は、本日はウェリントンフレームに囲まれた栗色の目を底光りさせながら、わたしに壁ドンならぬソファドンをされているんでしょうか……。

 わたしは、鼻先15センチの処にあるのに、かけらも甘い空気を出していない先輩の顔から微妙に目をそらしつつ、この状況の発端となった数日前の記憶をたどっていた。


***


「いい加減、 雅也まさや を返してちょうだい」


 いきなりそんな事を、しかも初対面の人間に言われたら、あなたはどうしますか?


「……はい?」


 大学の正門をくぐった瞬間そんな事を言われたわたしは、小首をかしげて間抜けにそう返しました。


「雅也よ。まさかあなた、自分が寝た相手の名前も知らないわけ? うわさ通り、いいえ。噂以上のビッチじゃない。雅也もこんな女のどこが―――いいえ。彼はこの女に騙されたのね。可哀そうに」


 わたしの間の抜けた返事をお気に召さなかったようで。
 ミモレ丈のシフォンスカートに7センチはありそうなヒールをはいた脚を開き、行く手を遮るように仁王立ちしたその女性は、日傘の下の顔を思いっきり歪ませました。


「私が言ってるのは、小暮雅哉の事よ。あなた、彼のサークルの後輩なんでしょう?まったく、最近の大学生って爛れてるのね。相手に婚約者がいても関係ないってわけ? 彼は素敵だから、惹かれるのは分からないでもないけど……」


 言っているうちに「彼」のことを思い浮かべたのか、般若が一瞬にして夢見る少女の顔に変わった。

 えぇと。自己紹介がまだなので、お名前を存じ上げない(そして出来ればこれからも知りたくない)この目の前の方は、その一方的なお話から類推するに、小暮先輩の婚約者さん。ということでOK?


続きはどうぞ、こちらから→https://novel18.syosetu.com/n1973ew/
シリーズのた作品をご覧になりたい方は、こちらから↓

小説ブログブログランキング参加用リンク一覧

この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

開くトラックバック(0)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事