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安保法制が採決されたその日、日比谷の野外音楽堂にて、主催者発表で二万人にも上る人が集まった反対デモが開催されました。

安保法制についてはとりあえずすみに置き、この二万人と言う数字がもたらしたインターネット上の誤解と、その誤解に基づく中傷について考えてみます。

ことの発端は、この二万人と言う発表です。主催者としては、こんなに集まったとアピールするために、規模が分かりやすい参加人数の数字を挙げたのでしょうが、これに突っ込みを入れる人々が出てきます。

【日比谷野外音楽堂のデモ】
TBS「主催者発表で1万5千人が集まりました」
NHK「主催者発表で1万人が集まりました」
テレ朝「主催者発表で2万人が集まりました」
管理事務所「最大収容人数は3119人です」
_人人人人人人人_
> 消防法違反 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

https://twitter.com/_500yen/status/620954857835380736

このツイートは八千回ほどリツイートされており、私のタイムラインにも何度か表示されました。

消防法違反、というのは、消防法で用途ごと一人の人間を収容するのに必要な面積が定められていて、会場の収容人数は消防法の算出方法に基づいて決まられている、よって収容人数以上の人がデモに参加するのは消防法違反だ、という考え方と推測されます。

しかし、聡明な方ならお気づきかと思いますが、このツイートには抜け落ちている視点がいくつかあります。

一、デモ参加者が必ずしも音楽堂内に入ってはいないこと
例えば、飲食店に、開店時に百人の人が来たとして、店のキャパシティは三十人だとします。しかし、もしこれがニュースや口コミで伝えられる際は、「開店の際お店に百人の人が来ました」となりますよね。実際店に一度に入れる人数は三十人であろうと。つまり、店に食べるのを目的とした人の総数が百人であり、店の中の人の数でないのと同じように、デモに来た人数と野音に入った人数はイコールではないのです。
事実、メディアの報道では会場外へ人が溢れていたことも伝えられています。(日経 テレ朝ニュース

二、時間経過による人の流動
先程の飲食店の例を引き続き使いましょう。先程、開店の際一度に百人の人が来たと書きましたが、この人々は、既に入った人が食べ終わって捌けることにより、待ってさえいれば入れますよね。
そして、開店時に来た百人しかその日の客がいないかと言えば、そうではありません。開店時間中は間々に人がやって来るはずです。つまり、少なくとも最初に来た百人より多くなるわけです。
よって、食べ終わった人が捌けること、新しく来店者が来ることで人の流動が起こります。開店が十一時、二時半で閉まったとして、合計来店者数は二百くらいいっているかもしれません。
デモの場合も、こう言った人の流動により、会場の最大収容人数より遥かに多くの人が、デモを通しての参加者としてカウントされることになります。

この他、参加人数は概算であることと、書類上参加してるものの顔だけだして帰った人がいる可能性もあることなども加味すれば、会場の収容人数は関係ないことが分かると思います。

上記のツイートやそれに近いツイート、発言などが散見されましたが、上の二つをメインに今一度、おかしいかおかしくないか判断していただければと思います。もちろん私もキャパの六倍は、あり得るとは言えよほど人の入れ換えがないと難しいかも、と思いますから、デモの参加人数を否定や疑問視するな、と言うのではありません不十分な根拠で断定し、精査しようとしない姿勢が問題なのです。

ましてや、デモ主催者を法律違反の犯罪者だとか、メディアがまた嘘をついているから反日メディアは潰せとかいうのは、自分の無知無考えから来るただの誹謗中傷であり、真実に気づいたと思い込み正義ぶるのはとても浅ましいことです。くれぐれもそうならぬよう、ご注意いただければと思います。


まとめ
・会場収容人数を上回ったからといって、デモ参加人数が法律違反や数を盛ったとは限らない
・浅はかな考えで個人団体や活動を否定しない
・自分のタイムラインにこんなツイートを信じてる人が何人もいたことにヘドが出そうになった

ちなみに最大収容人数と人の流動による総数の考え方は、発電システム導入で発電効率(W=ワット)と発電量(Wh=ワットアワー)の違いを理解するために必須の考え方になります。

追記:PCから後々引用部分のレイアウト変更やツイートを追加します。

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