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歴史修正主義の淵源(3)慰安婦問題と神道政治連盟

まっとうな歴史研究を「自虐史観」として攻撃してきたのは誰か?

の続き


    神社本庁と「新しい歴史教科書をつくる会」の同志的関係

少なくとも「新しい歴史教科書をつくる会」が分裂する2006年まで、神社界は「つくる会」を応援し、その採択運動をしていた。これは平成14年(2002年)10月7日の『神社新報』の記事である。

最近、加計問題で注目が集まった愛媛県は昔から保守の地盤が強いところで、2002年公立中学で最初に「つくる会」の教科書の採択を決定した。
そこで、どんな運動を展開したのかを、長曽我部延昭総務が本部で開かれた神道政治連盟の役員会で語ったという記事である。


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当時の状況については読売新聞(2002年8月16日)はこう伝えている。

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東京都と愛媛県の擁護学校、聾学校で、「つくる会」の教科書が採択が決定されたが、公立中学では初めて採択された。

この時期の愛媛県知事は、最近話題になったあの加戸守行であったこともついでに書いておこう。
1999年から約10年間、知事をつとめた加戸は元文部官僚、「美しい日本の憲法をつくる愛媛県民の会」実行委員長、日本会議愛媛県支部相談役・・・・という肩書もついている。

   〇加計学園問題と加戸守行
最近、2017年7月10日の閉会中審査で加戸は「愛媛県にとっては、12年間加計ありきだった。今さら1、2年の間で加計ありきじゃない」「安倍首相にかけられた、あらぬ濡れ衣を晴らす役に立ちたい」と発言し、「加計学園ありきでない」とする内閣府の根拠を崩してしまい、なおかつ安倍との臣下のようなつながりを匂わすという離れ業をやりながら、前川喜平・前文科次官に反論して、笑わせてくれた人物である。日本会議の有力者たちの間では、安倍を支えようとする姿勢が広く共有されているようだ。
この姿勢は『読売新聞』にも見られ、『産経新聞』ではさらに露骨である。



  〇愛媛県 中村時広知事 愛媛維新の会
加戸が辞めた後、知事になった中村時広も加計学園の答弁で「私たちはオープン」と弁明した『朝日新聞デジタル2017年5月24日 https://www.asahi.com/articles/ASK5S5JQZK5SPTIL01N.html。彼は「愛媛維新の会」を造った人物であり、橋下元市長の「盟友」だという。
「愛媛維新の会」は、三島由紀夫らを賛美し、愛媛縣護國神社社務所で開催された建国記念の「日奉祝愛媛県中央大会」の実行委員会に参加した松山市議員若江進
(ホームページ http://wakae.net/katudo/h23.htmなども参加している極右グループである。
若江は市教育委員会に育鵬社の侵略美化教科書採択を迫っている
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-09/2012100904_03_1.html


さて話を戻すが、加戸守行は「つくる会」教科書採択について、「教育委員会の見識だ」と言いながら『読売新聞』2001-8.9、裏では「扶桑社版がベスト」と発言し、これが県教育委員会に影響を与えたとして訴訟が起こっている『朝日新聞』2002年7月11日付
政治の教育への介入事件である。

これより早く、「つくる会」の各県支部は、市町村の教育委員会で決定するように求める請願を各地自治体に提出しており、2000年11月26日の記事で『朝日新聞』は、15の県議会で請願書が採択されたと述べている。これまで現場の教師の意見が教科書採択につよく影響していたが、教育委員会の選択させるなら、後の横浜市と大阪市がそうであったように、意見を共にする教育委員を選んだり、圧力をかければよいだけになる。
この方式は今日では広く実行されているhttp://japan.hani.co.kr/arti/international/21836.html

しかし当時の全国紙は、それ以上、「つくる会」教科書の採択運動を追及していない。

神道政治連盟が2000年頃の愛媛県の教科書採択にどような運動をしたのか?・・・どころか関わっていたことを伝える記事さえ一つもない。『赤旗』や「子どもと教科書全国ネット21」さえ、神政連の動きはまったく伝えていないのである。

ゆえに、このブログ記事が私の知る限り、唯一の追及記事なのだ。

おそらく、これ以降、神社本庁、神社庁、神道政治連盟では、愛媛同様に採択運動をしたのだろう。それを伺わせる記事が『神社新報』平成17年(2005年)9月19日にある。

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この記事では、『新しい歴史教科書』について、「教科書として採択を求めるだけでなく、副読本として学校に寄贈する方法もある」と塙神社庁長が述べている。「採択を求める」のはすでに当然の事だったのだろう。県神社庁研修所の講演に「つくる会」の宮崎正治事務局長が呼ばれていることも見逃せない。

宮崎は後の2006年の内紛、八木秀次が会長を辞めさせられた時に「経済的損失を与えた」という理由によって事務局長を辞任させられている。


藤岡信勝が日本会議、神社界、右翼政治家に呼ばれて講演した例も多くある。

次のこのカテゴリの記事は、「「自虐史観」という言葉のその後の歴史と藤岡の右翼化の軌跡について」書く予定である。



















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これまで3つの記事で「日本会議と神社の関係について」追及し、神社本庁・神社庁・各神社及び神社人が大量に【日本会議】という組織に参加している事を証明してきた。


「日本会議と神社の関係について」





新しいいくつかの話、資料が存在するので、つけ加えておきたい。

①斎藤正美さんによると「日本会議富山」は「富山護国神社社務内」にあるようだ。

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②少なくとも平成17年(2005年)の時点では、日本会議長崎の会長は、「松田彊県神社総代会長」であった。

『神社新報』H17−9・19

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櫻井よしこ様の頭の中


                    ◆

1996年10月3日、横浜市教育委員会・教文センター研修室主催の教職員研修会で、櫻井よしこは慰安婦強制連行を否定しながらこう語ったという。

 私の両親と同じ世代のよい人たちが、南京大虐殺や強制連行するはずがない。私の血の中から疑問を感じた。
『ドキュメント「慰安婦」問題と教科書攻撃』 p169 俵義文)

「血の中から疑問を感じた」というのだ。

これが、櫻井の歴史改竄主義の原点なのだろう。そしておそらく他のウヨクな方々も同様であろう。血が否定したいのである。

以来、櫻井は強制連行無かった論、河野談話攻撃、朝日新聞攻撃の急先鋒の一人となった。慰安婦問題をきっかけに右派の支持を得て来た過程は安倍晋三と軌を一にする。
今日では、都内一等地の神社の境内にある豪邸に住みながら、日本会議のフロント組織『美しい日本の憲法をつくる会』の共同代表をつとめ、右派のマドンナ・顔として活動している。

最初から「血の中から疑問を感じた」という事は、【最初から「慰安婦」問題に否定的な先入感情があった】という事だ。その後の全てはその先入感情に基づいた結論を正当化するだけだったのではなかろうか?

            ◆ ◆

『週刊新潮』(2015-3.19)の櫻井の言によれば、「歴史修正主義は中国であり、韓国」なのだそうだが、血が反発した櫻井の論じる様々な歴史が、「日本無罪論」に偏ってしまうのは当然だろう。
例えば慰安婦問題の研究者であるというなら、今日まで発見された約800件の公文。私が知るだけでも1000件を超える元皇軍将兵の証言・著作物。日本で入手できる50人を超える元慰安婦の証言。こうした一次情報をまず知るところから始めなければならない。慰安婦制度の性質を知るために研究しなければならない事は山ほどある。そうして初めて慰安婦問題についてある程度まとまった意見を形成できるのである。しかし彼女はそんな努力をしてしない。やっている事と言えば、たいていの場合同じ指向性を持つ秦郁彦や西岡力の主張をつまみ食いしているだけである。

では本業であるはずのジャーナリストとしてはどうだろうか?
『週刊金曜日』の最新号(2017-12/15)の長谷川綾レポートによれば、櫻井は元慰安婦に一度も取材した事がない、という。代わりに「レポートはかなり読んでます」と答えたそうだ。
これはなかなか驚きである。自分で取材することには価値を見出していないらしい。
はたして、真実を追求する気の無いジャーナリストというものに存在理由があるのだろうか?

小林よしのりが元慰安婦の方々の証言集会にさえ行った事が無いという話は聞いたことがある。彼は「どうせ後で活字化されたものを読めば同じだ」と嘯くのだが、それは間違いである。
例えば報道関係者が記事にする場合、記者は自分の才量で要約したりしてしまう。そのいい例が金学順さんの証言であり、本人は私が知る限り常に「養女に出された」と言われているのだが、それを聞いた人が「売られた」と書いてしまうことがある。するとさらにそれを読んだ人は「親が売った」なんて理解してしまうのである。
これはなかなか怖い事だ。
だから、証言を読む場合には、できるだけ一言一句ありのままを記録したものを読まなければならない。誰かが要約したものにはガセがあるかもしれないからだ。特に秦郁彦のようなデマ屋を通して、理解しようとするのは致命傷になりかねない。


さらに右派のように全てを伝言ゲームをしてしまうと元の話が分からなくなり、どんどん妄想的な話になってしまう事になる。
こうして一体何が出典?という話が右派論壇にもネトウヨブログにも蔓延してしまうのである。

それをジャーナリストがやるというのはどういう事か?

今係争中の植村隆攻撃にしても、櫻井が自分でソースを確認しながらやっていたものとは到底思えない。誰かが書いたという理由で自分も右ならえしただけではないのか。

1997年、櫻井は評論家の金両基と歴史問題をテーマに対談して、金両基に「それ(*吉田清治否定)以上、議論を展開するのであれば櫻井さんご自身が調査したものに基づいて触れて欲しかった」と忠告されているのだが、まったく耳を貸さなかったようだ(『日韓歴史論争 海峡は越えられるか』p26)。



             ◆ ◆
           櫻井の憲法論議

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『週刊金曜日』の最新号(2017-12/15)はなかなか面白い。
例えば、黒澤いつきのこの記事だ。

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もう改憲できれば、どんな屁理屈でもいいらしい。

櫻井よしこのデタラメさに辟易とした憲法学者の小林節は「言論人の仮面をかぶった嘘つき」「私の経験から言うと、櫻井さんは覚悟したように嘘を発信する人」と手厳しい。http://news.livedoor.com/article/detail/11480440/
だが、おそらく嘘を指摘されても、何の動揺もないのだろう。

朝日新聞なんかより、はるかに悪質な嘘を量産している右派だが、彼らは平気である。


(全敬称略)

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煽る読売新聞




日本政府が慰安婦たちの被害を受け入れ、そのモニュメントの意義に理解を示し、フィリピンに抗議しなければいいだけの話だが、それは選択枝には入れずに「対日関係が悪化するという認識が比には欠けてる」とフィリピンにその責任を転嫁している。
ネトウヨと完全に同化した言い回しが怖い。
読者の中にはもろ影響を受けちゃう人もいるのだろう。
 読売新聞はもはや政府の歴史戦とやらを煽るだけの新聞になりつつある。だからと言ってすでに<死に体>の朝日新聞が安倍の姿勢を正す事などできるわけがない。
まるで70数年前である。
昔、軍国主義日本は「聖戦を完遂」するんだと勝てない戦争を甘い観測で突き進んだが、今安倍政権下の日本は「歴史戦を完遂」しようと、やはり勝てない戦いを突き進んでいる。
昔も今も、自分たちが正しいと思い込んでいて、まったく立ち止まらないところや、大新聞が歯止めにならず、むしろ煽っているところ。そして孤立しつつあるところなんかがよく似ている。

         『読売新聞12-15社説』

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                   ■■■


フィリピンに慰安婦像 日本大使館が懸念表明
12月11日 20時04分
フィリピンで、慰安婦問題を表す女性の像が、史跡の設置などを行う政府機関によって初めて設置され、現地の日本大使館はフィリピン政府に対して両国関係に及ぼす影響への懸念を伝えました。
フィリピンの史跡の設置などを行うフィリピン国家歴史委員会は、今月8日、首都マニラのマニラ湾沿いの遊歩道に慰安婦問題を表す高さ3メートルほどの像を設置しました。

像は、フィリピンの民族衣装を着た女性が目隠しをされていて、台座には「1942年から1945年の日本の占領下で虐待の被害にあったすべてのフィリピン人女性の記憶」などと記されています。国家歴史委員会によりますと、像は、設置を提案したフィリピン国内の民間団体から資金の提供を受けて作られたということです。

太平洋戦争で戦場となったフィリピンでは、1990年代に旧日本軍の慰安婦だったという女性たちが名乗り出て、村山内閣当時の1995年に発足した「アジア女性基金」から「償い金」の支給などが実施されましたが、これを拒否して日本政府に「公式な謝罪と賠償」を求める人たちもいます。

フィリピンで慰安婦問題を表す女性の像が設置されたのは初めてで、マニラにある日本大使館は、フィリピン政府に対して設置までの詳しいいきさつなどを確認するとともに、両国関係に及ぼす影響への懸念を伝えました。


サンフランシスコに続き、フィリピンのマニラ市にも慰安婦像 ができたという話である。設置したのは<フィリピン国家歴史委員会>だ。目隠しをされた民族衣装をまとうフィリピン人女性の銅像で、台座部分には「1942年から45年の日本の侵略の際、虐待の被害に遭ったフィリピン人女性たちを忘れないため」と書かれているという。

確かに忘れないようにすべきである。戦争は妻や恋人や子供やあらゆる人を苦しめる。
それを、忘れないうちは戦争を回避するあらゆる努力を惜しまないだろうからだ。

忘れている人間は・・・つまり安倍のような輩は、わざわざ対立を煽ったりしてしまう。


そしてヤフーのテレ朝の記事にも、同じように記憶喪失に陥っているネトウヨたちが、いつものように悪言を吐いている。ちょっと拾っておこう。https://headlines.yahoo.co.jp/cm/videomain?d=20171211-00000044-ann-int

断交したいのかな?
ネトウヨの定番である

お人よしで弱腰の日本政府ですからね〜どの国もつけこんで来ますわ
いや相当こ狡けどな

朝日新聞像が、また出来た
頭がおかしい

外務省の対応がダメすぎる。
これもおなじみ


一方、菅官房長官は、
諸外国における慰安婦像の設置は、我が国の立場と相いれない極めて残念なことだ


一体これは何なのだろうか?
ここでいう「我が国の立場」とは何の事だ?
いつ誰が表明した立場なのか?

さっぱり分からない。日本政府の立場は河野談話であり、安倍政権もこれを引き継いでいる。その他の談話、閣議決定からも、慰安婦の碑を「残念に思う」いかなる主張も見出すことができない。

これについての適切な意見 ↓

davs‏
@davs_no_nikki

もはや、「強制連行」や「20万人」と書いてあるから、ではなく、慰安婦問題を記憶すること自体が気に入らないという本音がむき出しだな。 / “フィリピンに慰安婦像 日本大使館が懸念表明 | NHKニュース”
15:22 - 2017年12月11日
https://twitter.com/davs_no_nikki/status/940361216253243392


                 ■■■■■■

これまで彼らは
「ウィーン条約に反するからソウル慰安婦碑は違法だ」とか、http://www.sankei.com/world/news/170629/wor1706290040-n1.html
「20万人の強制連行とか性奴隷とか書いてあるのは嘘だから」
とか、一応は理由をつけながら、少女像を攻撃していた。

ちなみに
ソウルの少女像は「ウィーン条約」違反ではないし、「性奴隷状態にされた20万人以上の・・・故郷から移送されたアジアとオランダの女性」(グレンデールの碑文)も、否定する事は不可能である。否定するためには、否定する根拠が必要だが、現在まで査読されたような研究論文にそれを証明するようなものはない。


ところが、今回のフィリピンの碑文には「日本の侵略の際、虐待の被害に遭ったフィリピン人女性たちを忘れないため」と書かれているだけである。

にもかかわらず、攻撃するのは
「慰安婦について記憶される事自体を阻止」
したいからである。

山口智美‏
@yamtom

マニラの慰安婦像設置「極めて残念」 菅官房長官:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASKDD3TJZKDDUTFK006.html … 菅
官房長官「諸外国における慰安婦像の設置は、我が国の立場と相いれない極めて残念なことだ」とか言ってるし、結局のところ理由なんてなくどの国でも「慰安婦」像を作るのが嫌だということのようだ。
https://twitter.com/yamtom/status/940433402313842688

という観察が正しい。

日本政府は子供のような感情的な反応をしているだけである。
ネトウヨと合わせて集団ヒステリーのようなものかも知れない。

  

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