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1月28日に逝去された金福童さんの『ニューヨークタイムズ 』 訃報記事に対してイチャモンをつけた日本政府。

日本軍「慰安婦」問題解決全国行動がその姿勢を批判する声明を発表している。

それにしても、『死者を貶めない』『生前がどうあれ、先祖先達を敬い、弔う』が、日本の美徳じゃなかったのか?苦しい人生を生きた死者を弔う気持ちさえないのだろうか?





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  声明  死者をも冒涜する日本政府の言動に抗議する!!
 
 128日、人権運動家・金福童さんが亡くなった。5日間に亘る葬儀には文在寅大統領をはじめ6000人が弔問し、日本大使館前の告別式に向かう行列には1000人が連なり粛々と行進した。
 
金福童さんの死を悼む声は世界各国から上がった。
「第二次大戦中に日本軍の性奴隷とされ、粘り強い闘いを繰り広げて、自身と同様の経験をした何千人もの女性の苦しみに国際的関心を向けさせることに貢献した金福童さんが亡くなった。92歳だった。……金さんと他のサバイバーたちは、(日韓)合意は日本の公式賠償と法的責任の認定が不足していると主張した。金さんは入院後に(和解・癒し)財団の前で車椅子に乗って一人デモを行った。金さんは2016年、ラジオのインタビューで『今まで私たちが闘って来たのはお金のためではない』とし、『私たちが望むのは、私たちの名誉を回復する、日本の心からの謝罪と法的な賠償だ』と述べた。……」(130日付『ニューヨークタイムズ』)。
 
この記事に、日本政府が噛みついた。「正義を訴えた戦時性奴隷、金福童さん(92歳)死去」(130日付)への返答と題して編集者宛に外務省報道官が送った手紙は、「日本政府は第二次世界大戦中の慰安婦問題は、多くの女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題だということを認めている。日本は、様々な機会を通じて元慰安婦に心からのお詫びと反省の気持ちを伝えてきた。日本と韓国の間の財産及び請求権に関する全ての問題は、慰安婦問題を含めて法的には解決済みだが、日本は全ての元慰安婦の名誉と尊厳を回復し、心の傷を癒す取り組みを行って来た」とし、その例としてアジア女性基金と2015年日韓合意について述べ、「生存者47名中34名が(和解・癒し)財団からの支援金を受け取り、取り組みを歓迎した。これは否定できない事実である」と締め括っている。(27日付同紙)。
 
この投稿には、かつて日本軍の「慰安婦」とされた金福童さんに対する加害国政府としてのお詫びや反省の言葉はおろか、悔やみの言葉すらない。金福童さんの死後に日本政府が述べた言葉としては、ソウルの日本大使館前で行われた告別式について、西村康稔官房副長官が「在韓国大使館の安寧を妨害、または威厳を侵害するものであれば、外交関係に関するウィーン条約の規定に照らして問題がある」と述べたものしか伝えられていない。
「心からのお詫びと反省の気持ち」を持っているならば、まずは金福童さんの死を悼む言葉を述べるべきなのではないか。「お詫びと反省」「名誉と尊厳を回復し心の傷を癒す取り組み」がいかに空虚なものか、日本政府は再び露呈させた。まさに、金福童さんが最期まで、日本政府の謝罪を心からのものと認めず、日韓合意に反対し続けた理由がここにある。
そして、日本軍「慰安婦」問題が未だ解決されていない原因も、日本政府のこのような姿勢にあるのだ。「心からのお詫びと反省の気持ち」は、その言葉を述べれば被害者に伝わるものではない。この言葉を述べた同じ口で「強制連行はなかった」「性奴隷ではない」「法的には解決済み」と主張することによって、その言葉は口先だけのものと被害者らに受け止められてきた。そして今回また、哀悼の言葉も述べずに「他の人たちは歓迎した」と、死者に鞭打つお門違いな反論を展開することで、日本政府はその本音と本質を余すところなくさらけ出した。
 
私たち日本の市民は、このような政府の言動を心から恥ずかしく思う。日本政府が国際世論対策だと勘違いしている言動は、むしろ国際的に恥をさらすことにしかなっていない。日本政府はこれ以上、死者の名誉と尊厳を冒涜する言動を止め、口先だけではない、被害者に信じてもらえる謝罪を態度で示し、加害国政府としての責任を即刻、果たすよう強く求める。

2019220
日本軍「慰安婦」問題解決全国行動
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からの続き


自民党政治家たちの目撃証言につづき、創価学会青年部反戦出版委員会が編纂した『戦争を知らない世代へⅡ㉑佐賀編 強制の兵站基地 炭坑・勤労報国・被爆の記録』から、朝鮮人差別とその虐待の様子を抜粋している。

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                 7、無縁仏になった朝鮮人徴用工



「朝鮮人はどんなに使っても構わない」

「人間らしい扱いもされず日本のために働いたのが朝鮮の徴用の人でした」

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(前頁に続いて池上さんの話)



            8、殴る蹴るの暴行

炭坑の会計課に勤務していた西島三千代さんはこう証言している。

「殴る蹴るの暴行を振るうのです」
「中には辛くて、穴割る(逃げる)人もありました」
「炭坑病院に手当に行き、「アイゴー、アイゴー」と泣かれる姿は本当に可哀そうでした」


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               9、木刀で叩いていた

「規模が大きく、労務管理がしっかりしていた」という炭坑でも、「木刀で叩き」「虐待していた」という。
「木刀で叩いていた」という証言は前頁の池上さんの話にもあり、炭坑では常態化していたようだ。

炭坑で電話交換手をしていた中原静子さんの話

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●労務動員(強制連行)の公文書について以前書いた記事
















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すでに、自民党政治家たちの目撃証言により、労務動員された朝鮮人たちが多様な差別と虐待にさらされていた実態が浮き彫りになった。

炭坑で育った村上正邦が述べているように、「何度も木剣で叩かれ」たり、「納屋から引きずり出されて折檻された」りして、自殺する者さえあり、「日本人に蔑まれ、ひどい扱いを受けていた」のである。

こうした酷い扱いは、炭坑の目撃譚としてしばしば報告されている。


例えば、創価学会青年部反戦出版委員会が編纂した『戦争を知らない世代へⅡ㉑佐賀編 強制の兵站基地 炭坑・勤労報国・被爆の記録』には、当時の炭坑の実態と共に、朝鮮人差別とその虐待の様子が赤裸々に語られている。
一つ一つ見て行こう。

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         強制労働の中で朝鮮人は死ぬほど殴られた

4 中原貞男さんによると、
「朝鮮人は私達日本人と違い、ものすごい仕打ちで絶対監視付きであり、差別的扱いでした。朝鮮人の寮は・・・窓は格子付きでまるで監獄みたいなところです。苦しくて逃げ出す人もあるのですが、見つかると半殺しにあうような仕打ちでした。私達日本人はこのような仕打ちは受けませんでした。」

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  (写真をクリックして<拡大>を押す)


5 炭坑は、(労務動員以外でも)賃金を払わない事があったと渡り歩いた久保義男さんは述べている。

朝鮮人については、「とにかく朝鮮の人はよく叩かれていました」と証言している。


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6 朝鮮人徴用工員係をしていた池上捨広さんの証言は、詳細まではっきりしている。

「仕事の中でも一番危険が伴う採炭や掘進を主にやらされていた」
「決められた出炭量を出すまでは作業を終えることもできず、かといって腹いっぱいご飯を食べられるわけでもなく、何かにつけて叩かれる毎日でした。」
「きつい仕事に耐え切れず逃げ出した朝鮮人もいましたが、ほとんどつかまって連れ戻されました。」
「つかまった朝鮮人はみんなの見せしめのために、木刀やらで打っ叩くのです。・・・それは酷いものでした。」
「蒲団にしても、やはり蚤がたかってぼろぼろです」
「徴用で連れて来られた朝鮮人の多くは、日本に行けば食い物があると聞かされて来ていたそうですが、大体どんぶり一杯だけの飯で働かされていたのです」

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   (写真をクリックして<拡大>を押す)


この手の証言はまだまだ多い。

(つづく)




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労務動員された朝鮮人についてどのような目撃証言があるだろうか?
ここでは、政治家たちの目撃譚をまとめてみよう。全て自民党の政治家でそれなりに高い地位にいた人物たちである。


       1、参院のドン・村上正邦 「ひどい扱いを受けていた」

まず最初に登場するのは、右翼中の右翼、天皇奉祝行事には常に関わり、「生長の家」出身、一部には「日本会議を造った男」とも評される村上正邦元参議院議員である。自民党一筋、「参院のドン」とも呼ばれた村上は、九州の筑豊炭坑で貧しい少年期を過ごした。これはその時の話である。

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「朝鮮半島から強制連行されてきて、仕事をさせられている人も多かった。」
「朝鮮人工夫が炭坑事務所のある広場に引き出されて、衆人環視のなかで日本人の坑内係に何度も木剣で叩かれていた」「叩かれる度に雪の上にパっと赤い血が飛び散る。」
「その朝鮮人坑夫は「腹が痛い」と言って仕事を休もうとしたので坑内係に納屋から引きずり出されて折檻されたらしい」
「そんな事は時々あって、「今日は(朝鮮人坑夫が)ダイナマイト自殺した」とか「死んだ」という話を聞いたこともある。」
「彼らは日本人に蔑まれ、ひどい扱いを受けていた」

これが村上が子供の頃見聞きした動員された「朝鮮人」である。彼らのために、慰霊碑を建て、花を添えて供養するのは当たり前であろう。

ところが日本ではこうした歴史事実を否定する右翼勢力がいる。右翼政治家の大物・村上正邦がどんな証言をしていようと関係ないというわけだ。いやそもそもいかなる証言にも関心を持っていないようだ。歴史資料や多様な証言を一切無視して、自分たちの信じたい歴史を妄想的に主張する輩である。歴史修正主義者ともよばれるが、こうした輩が2014年頃から各地の「朝鮮人強制連行追悼碑」等に文句をつけはじめ、一部撤去されている。






                
                       2 椎名悦三郎の語る「強制労働」
 

椎名悦三郎もやはり自民党の代議士であり、日韓協定を締結した署名大臣である。これは昭和40年10月28日の衆議院の横路節雄質疑での話である。

戦時中、役人をしていた椎名は、九州の炭坑を回って歩いたことがあるという。
そしてこういう。

「その当時、たくさんの韓国の青年が強制労働をですね。それに狩り出されて、そして炭坑に配置された、・・・・・」

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                3、野中広務の語る差別と虐待

国家公安委員会委員長、内閣官房長官、自由民主党幹事長・・・などを歴任した野中広務は、朝鮮人差別の証言者として有名である。辛淑玉氏と対談した差別と日本人』では、こう述べている。

「私の家の近くに戦時中、大阪の造兵廠が移って来た。そこでは朝鮮半島から連行されてきた朝鮮人がたくさん働かされていた。小さなバラックをこしらえては住み、日本人にムチで叩かれたり、重い荷物を運ばされたりして、ひどい目にあわされているのを見知っていた」
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戦前を生きて来た自民党の大物政治家たちが、極右の村上正邦を含めて、連れて来られた朝鮮人たちが、リンチを受けたり折檻されたりする様子を伝えている。
戦前を知らない自民党議員たちが、自分たちの妄想によって、「徴用工の待遇は良かった」などと言い募るのは正しいことだろうか?
恥を知れ!


(次回は、政治家でない人達の証言です)











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西岡力や高橋史郎らが集まって【歴史認識問題研究会】という歴史学会もどきのグループを造っている。http://harc.tokyo/?page_id=14事務局の住所は「千葉県柏市光ヶ丘2-1-1」で、これは麓澤大学の住所である。麓澤大学はモラロジー研究所の造った大学だが、このモラロジー研究所は「日本会議」という右翼組織に積極的に参加している。
一方で西岡力は1997年11月6日の第一回日本会議中央大会に登壇している。
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   (神社新報1997年11月17日号)

以上の情報だけでも歴史認識問題研究会】というグループがいかなる性格を持つグループか容易に理解できるであろう。「日本会議」という右翼組織は、これまで日本の教育に異議を唱えてきた。日本の教育はGHQの洗脳下、日教組に支配されており自虐史観であり、東京裁判史観であり、反日であるから是正しなければならないというわけだ。具体的には「南京大虐殺否定」「慰安婦問題否定」「侵略戦争否定」がその機関誌『日本の息吹』や事務局組織の日本青年協議会の『祖国と青年』に掲載されている。またそもそも教育に力を入れて来たのは、日本会議で舵とりをしている神社本庁(神政連)とその周辺である。

そしてその「日本会議」の一員や周辺協力者たちが集まって作ったグループが【歴史認識問題研究会】である。あの櫻井よしこも参加している。


その目的は、これまで歴史学会に提出される論文によって定説化してきた(自虐的と彼らはいう)歴史事実に対して、亀裂を入れることだ。
活動内容の紹介にすでに馬脚を表している。「2.歴史的事実への実証研究。歴史認識問題での日本非難に対して、当時の歴史的事実に基づく反論の材料を提供する。」というのだ。つまり「日本非難」に反発して「反論の材料を提供する」という事である。それは彼らのいう「歴史戦」なるものを完遂しようというわけだ。ここでいう彼らの「日本」とは今日の日本国というより「大日本帝国」であり、大日本帝国のやらかしたことに対して、それを打ち消そうと言うのである。
そこで論文の内容について、反論しておこうと思うのだが、最初は労務動員(強制連行)に関してである。

(次回へ)


      ウンチク麓澤大学人脈
高橋史朗は道徳科学教育センター客員教授
八木秀次 は経済学部教授
産経小森記者は麗澤大学特別教授
西岡力は麗澤大学客員教授。公益財団法人モラロジー研究所歴史研究室長



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