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■□勝どき書房□■□■□■□■□■□■□■□ □ ★〜★〜★ コラム・ゆりかもめ ★〜★〜★ □ □■□■□■□■□■□■□■□■殿岡駿星□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第601号 2017年08月08日 立秋(7日) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇24節季ごろに配信。受信登録の方法は末尾に掲載。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■雪・月・花■□■ 8月7日(立秋) ◆歌川国芳の赤穂浪士吉良邸討ち入りの図
見れば見るほど不思議な楽しさ◆ 勝どき書房では、つい最近まで「橋本夢道の獄中句・戦中日記 大戦起るこの日のために獄をたまわる」の8月刊行を目指して編集作業が忙しく、のんびり出来る日がなかったのです。それが、やっと印刷・製本も終わり、全国書店に配送される段階になり、ホッとしたところです。
しかし、12日〜13日は月島の社会教育会館で「平和プラザ2017 平和を願う中央区民の戦争展」に「夢道サロン」が参加するので、その準備がまだ終わっていません。12日午後4時半から5時半まで、わたしが、この「夢道の獄中句・戦中日記」について話をしますので、その資料も作らねばなりません。
子どもたちが夏休みなので、展示を見に来てくれた子どもたちにも分かりやすくしなければならないです。資料は極力、文章を少なくして視覚に訴えるように工夫しようと思っています。
もう一つ、いまある女性の作家から忠臣蔵に関係する本の出版を依頼されておりまして、秋に刊行する予定で編集作業を進めています。それで、わたしも昨年2月に「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」を上梓しましたので、久しぶりに自分の本を開いて読んでみました。
「こんばんは、毛利小平太です。」といって、毛利小平太の幽霊がわたしの枕元に出てきたのは、今夜のように蒸し暑い真夏の夜のことでした。小平太が、なぜ討ち入りの4日前に仲間から離れたのか、その真相をわたしに話に来てくれたのです。
ところで、この本のとびらの絵が、この歌川国芳の「討ち入りの図」なんです。装幀を担当した、スタッフが「とびらはこれにしましょう」といって持ってきてくれました。最初は、おかしな絵だな、と思いました。第一、塀が高すぎます。吉良邸の塀はせいぜい6尺、2メートルぐらいです。ところが、国芳の絵では4メートルぐらいあります。それに、吉良邸が、道を挟んで二つに分かれています。
本気で討ち入りに来たのか、あまりに浪士たちがのんびりしています。中には、野良犬にエサをやっている浪士もいます。実際の討ち入りは、はしごをかけて塀の中に入り、門を開けると、浪士たちはどっと屋敷内に突入して、中に入ると門を閉じてしまったのです。
ですから、この絵のように、塀の外にのんびりした浪士がうろうろしてはいないのです。しかし、わたしは装幀のスタッフに「これがいい。これでお願いします」といったのです。それが、本当とかウソというのではなく、どこかリアリズムを感じるのです。
忠臣蔵の真実ってなんでしょう。主君の無念を晴らすとはどういう意味でしょう。事件は本当にあったかもしれないが、それが武士としての真実の行動であったかというと実に疑問です。吉良上野介の首を取るために、20人もの吉良邸の家臣たちが殺されました。30人がけがをしました。吉良の家臣たちは忠臣ではなかったのでしょうか。夜中に突然襲ってきた浪士たちと戦った家臣も忠臣だったのではないでしょうか。
最後に46人(1人は泉岳寺で離脱)は切腹となりました。仇討ちとはいいながら、殿さまの無念を晴らした忠臣たちは、みんな切腹となったのです。どこかおかしいとは思いませんか。それが、国芳のこの絵に出ている、おかしさとわたしは思ったのです。
今晩も毛利小平太は、わたしの枕元で、その一部始終を語り始めました。立秋とはいえ、蒸し暑い夜です。少し、幽霊の話など聴きながら、今夜は徹夜することにしましょうか。
◎1日に23回ありがとう、それが幸せの秘訣ってホントかな(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆「平和プラザ2017 平和をねがう中央区民の戦争展」2017/08/12~13、中央区月島の社会教育会館4Fホールで開催。12日午後4時半から1時間、殿岡駿星が「橋本夢道の獄中句・戦中日記 大戦起るこの日のために獄をたまわる」について話をします。 展示は、12日13時〜20時30分まで、13日午前10時〜16時まで。主な展示は「日中戦争から80年」「なぜ沖縄は怒るのか」「日本国憲法」「月島を愛した反戦・自由律俳人橋本夢道」など。 …………………………………………………………………………… ◆「橋本夢道の獄中句・戦中日記 大戦起るこの日のために獄をたまわる」割引購入受付。 A5版、320ページ、定価は税別2000円です。ただし、このブログ読者の場合は1800円(送料込み)で受け付けております。購入希望の場合は、郵便振替でお願いします。なお、住所の記入もよろしく。 郵便振替NO 00120-9- 538001 資)勝どき書房 メール syunsei777@yahoo.co.jp …………………………………………………………………………… ◆次回の第24回「夢道サロン」は9月9日(第2土曜日)午後2時から5時まで。勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など。その内容はブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで紹介します。聞くだけでもけっこうです。参加費無料、飲み物は用意します。お菓子などのお気遣いはなさらないように。できたら最近作った俳句を持って来てください。参加希望の方は事前にメール・電話をください。 syunsei777@yahoo.co.jp 090-8024-5610
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