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*『回国雑記』(文明十九年(1487)聖護院宮准三后道与の道の記也)
かし尾といえる山寺に一宿し侍りければ住持のいはく
後の世のため一首を残しはべるべきよし、しきりに申
し侍れけれは、立ちながら口にまかせて申しつかはし
ける、かし尾と俗語に申ならはし侍れとも柏尾山にて
侍るとなん
かけたのむ岩もとかしはをのつらから
ひとよかりねに手折てそしく
〔*『回国雑記』〕
名所、古寺の巡歴記。聖護院門跡准后道興著。長享一 (1487) 年成立。著者が文明十八年(1786)から翌年三月までに、北陸、関東、奥州諸国を遊歴した折の紀行文。
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