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平成21年。
夢の中にいるようだ。
閉塞感。
ハイテク化していく生活環境。
息苦しい。
息が詰まりそう。
まだ若かった昔。
電話と言ったら、自宅の電話機か、公衆電話。
パソコンも一般的ではなくネットなんて確立していなかった。
だから、手紙もよく書いた。長電話して怒られた。
友人や恋人との待ち合わせには、連絡手段もなくよくやきもきした。
言葉も今のように、次々に新語など生まれず、
簡略化もせず、正しいアクセントで話していた。
ネットも携帯もないから、よく歩き行動した。
でも不便なことなんてなかった。
人間味さえあった。
今。
若者が何を話しているのか理解が出来ない。
いや、興味も沸かない。
笑いのつぼさえ変わった。
お笑いやバラエティーが笑えない。おかしく無いのだ。
音楽だってCDを買いにいかずダウンロード。
映画だって映画館へ行くものだ。
若者を一番変えさせてるのがコミュニケーションツール。
いわゆるネットコミュニケーションだ。
ネットをはじめるにもネットの道徳観や、ネチケットを学ばず、
教えてくれる目上の者も存在せず、
さらに相手の顔が見えない所から、
礼儀や節度、言葉遣いすら乱暴で、
その傍若無人ぶりには、閉口する。
一人の人間として、相手に対する気遣いや礼節、配慮を
学ぶ前に・・・
まだ人間として未熟な子供のまま、ネットに飛び出していく。
人付き合いをわきまえ、世間のしがらみにまみれた
大人からみたら、なんと稚拙で愚かな事か・・・。
何度か経験したが、SNSへの招待や、ブログへのコメント、書き込みに対するレスポンス。
初めましての人だったら「初めまして」から始まり、
ある程度は敬意を払ったりするものであろう。
そんな気遣いも無く、敬語ですらなく、ネットスラングを使い、
まるで、親友のような「タメ口」。
今の世代は知らないが、少なくとも昭和40年代生まれの自分にはついて行けない。
ネットに依存して生きている若者たち。
寂しい世の中になったものだ・・・・。
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