向陽台青空スポーツ少年団のブログ

運動はもちろん、自然と親しんだり、家事をしたり、親子の体験活動等を通じて、こころとからだの健やかな成長を目指します。

県民幸福度

住めば都と言います。
好きで住んでるんだから、ほっといて!とも言いたい。
しかし、余計なお節介と思いつつ、第42位の宮城県民としては=家政婦は見た!=的に他を覗いてみると、あら不思議。
経済的に豊かな事は、必ずしも幸せを導くものではなく、しかしどこかに方程式みたいなものがあるのかもしれません。

橘木 俊詔 監修、造事務所 編著 『都道府県格差』(日本経済新聞出版社、2017年)、「はじめに」「序論 幸福の地域格差はどこから生まれるか」から


 日本が格差社会に入った、という認識を多くの国民が共有する時代が到来した。結果の格差である所得や資産の格差のみならず、教育・雇用・昇進など機会の平等とされる分野における格差も問題視されるようになった。
 たとえば、親の所得の低い子どもが望むだけの教育が受けられないのは、教育の機会均等がないとみなせる。人々の間で「格差婚」という言葉が流行したが、これはまさに多くの人が格差に関心を寄せた結果、生まれた言葉である。

 格差は語られるようになったが、格差を是正すべきかという点になるとまだ合意は得られていない。格差はできるだけ小さいほうがよいとの意見がある。いっぽうで、経済を強くするには有能でがんばる人に高い所得を与えて、もっと働いてもらって高度成長を図らねばならないとする意見もある。これに賛成する人は財界や保守政治家に多い。さらに、低い所得に甘んじている人は有能でなく怠けているからだと、自己責任に帰する意見も多い。さらに、世の中に格差は存在しているようだが、それにあえて目を閉じて、無関心を装う人もなかにはいる。

 本稿は世の中に存在している格差のうち、日本の都道府県間に実在するさまざまな格差に注目して、その実態を明らかにする。それこそ各種各様の数多い変数を取り上げている。そのうちのいくつかを列挙すると、県民所得の格差は当然としても、小・中学生の学力・体力、大学進学率、塾比率、三世代住居の比率、労働時間、婚姻率、企業における管理職や県議会議員数における女性比率、平均寿命や病院数、住宅1軒あたりの敷地面積、自動車保有数、などなど。

 県民の日常生活の質に関する情報について、どの県が恵まれていて、どの県が恵まれていないかを、明確に統計数字を示して、都道府県での格差の有用な実態を提供している。

 これ以外にも、たとえば産婦人科医はどこの県に多いか、新聞を読む人の多い県・あるいは少ない県はどこか、映画を見る人の多い県はどこか、老人ホーム比率、民生委員数、自治会数などの違いは県によってあるか、といった日ごろ私たちの知らない事項についてまで、本稿は都道府県格差を紹介しているのであり、眼からうろことはこのことと感じられる。

 とくに本稿で強調すべきことは、福井県が多くの指標においてベストないし上位に位置するということ、それに加えて、富山・石川という北陸三県が全体の生活水準が高いということが示されている点に特色がある。しかも生活水準の高さが福井県民の幸福度を日本一にしていることも示されている。

 でも、これを知って、日本国民が福井県に移住したいと願うかといえば、必ずしもそうではない。東京都民は所得は一番高いが、住居面積の狭さや交通地獄、あるいは物価高という住みにくさは抜群に高い。とはいえ、東京における刺激のある生活を好む人も多く、福井県に移住したいと思う人はどれほどであろうか。読者はこれら各県の特色を知ることによって、自分にふさわしい都道府県はどこかを考える資料にしてほしい。さらに地方の人々も自分の地域に人が移り住んでくれて、活気のある県にするには、どういう政策がふさわしいかを考える参考にされたい。

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=いま、なぜ地域格差が注目されるのか=

 日本国憲法第十三条には、次のように書かれています。

 「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」ここでは、日本国民ならどこに住んでいても幸福になる権利があるということが高らかに謳われています。

 ところが、残念ながら現実には、暮らしている地域によって「幸福」の度合いに格差があると言わざるを得ないことは、多くの人が実感するところでしょう。

 たとえば、生活の基本となる平均年収ひとつとっても、都道府県ごとに非常に大きな格差が存在しています。もちろん、年収の格差が、そのまま幸福の格差に直結するわけではありません。しかし幸福の格差の一因には間違いなくなっているはずです。

 じつは、このような地域ごとの格差は以前から存在していました。しかし、昔は日本全体の経済成長率が高かったため、あまり問題視されることはなかったと考えられます。多くの日本人が「たとえいまは格差があっても、いずれは日本中どこに住んでいても平等に幸福になれるはずだ」と信じられる時代だったのでしょう。

 ところが、経済の成長率が鈍り、さらに少子高齢化社会、人口減少社会になっていく過程で、改めて地域格差の問題が注目されるようになってきています。

 一部の大都市圏以外の地方は、このままでは共同体が成り立たなくなるのではないか、という危機感も高まっているようです。また大都市圏では、「自分らしく生きたい」と考える都市生活者が、地方を見つめ直す視点が生まれています。近年、マスコミなどでこの問題が大きく扱われるようになった背景には、それらの事情があるのでしょう。


=「幸福度1位」は25年間同じ県=

 バブル経済が崩壊し、日本の先行きが不透明になった1992年、政府は「豊かさ指標(新国民生活指標)」という調査を行ないました。これは、生活の便利さや安心度などの非貨幣的な統計データを中心に点数化し、都道府県ごとに比較したものです。

 この調査は、6年連続で最下位となった埼玉県の知事の抗議によって1999年に廃止となりましたが、2014年からは、日本総合研究所が日本ユニシスの協力のもと「全47都道府県幸福度ランキング」という同様の調査を開始し、現在まで継続しています。

 ここでひとつ注目したい事実があります。それは、かつて政府が行なっていた「豊かさ指標」でも、最近になって調査がはじまった日本総合研究所の「全47都道府県幸福度ランキング」においても、総合1位がつねに同じ都道府県であったという事実です。

 その都道府県とは、どちらかといえば地味な印象のある、福井県です。調査していない期間があるとはいえ、バブル崩壊から現在に至るまでの四半世紀にわたり、47都道府県のなかで福井県が「もっとも幸福な都道府県」であり続けたということになるでしょう。

 ちなみに、2016年度の調査で幸福度総合の2位は東京都ですが、3位は富山県、4位は長野県、そして5位は石川県でした。こうしてみると、福井県を筆頭とした北陸地方の充実ぶりは目を見張るものがあるといえるでしょう。


=幸福度はなにで決まるか=

 福井県が「幸福」であることを具体的に裏付けるデータを、2016年度版の「全47都道府県幸福度ランキング」からいくつかみてみましょう。

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 たとえば、現在社会問題となっている正規雇用と非正規雇用の格差。福井県は、「正規雇用者比率」が全国3位と上位につけています。また「大卒者進路未定者率」では全国で最下位です。これは、大学卒業後に就職先が決まらない人の割合が47都道府県でもっとも少ないということを意味します。

 さらに、障碍者雇用率も全国4位と、雇用面のバリアフリー化も進んでいます。これら「仕事」分野の多くの指標で、福井県はいずれも上位にあるのです。

 「教育」分野においても、福井県はさまざまな指標で上位につけています。学力が全国2位。不登校児童生徒率の低さが全国2位。社会教育費の支出が全国3位。社会教育学級・講座の数が全国3位。余裕教室活用率が全国1位なのです。これは、児童生徒はもちろん、大人の学習意欲も高いことを示しているといえるでしょう。県をあげて教育熱心な姿が想像できます。

 そのほか福井県では、子どもの運動能力が全国1位。女性の労働力人口比率が全国1位。自殺死亡者数の低さも全国1位。そして平均寿命が全国2位となっています。

 ようするに、子どもが元気で、女性にとっても働きやすく、悩みも少なく、多くの人が長生きする県ということです。客観的にいってやはり幸福度が高いといえそうです。



 そして、これら各種の指標をあわせたとき、福井県は総合で幸福度1位の県となります。

 しかも先にも述べたように、これは2016年度のことだけではありません。幸福度を測ったランキングで、福井県はつねに首位の座を保っているのです。


=県民性と幸福の関係=

 福井県の幸福度が高いことには、当然ながら、なにか理由があるはずです。ひとつ言えるのは、昔から福井県民は勤勉で働き者といわれてきたこと。そんな県民性が現在も確実に反映されているのかもしれません。

 事実、各指標が示すものをみたとき、福井県でもっとも特筆すべき点は、人材育成から仕事面まで一貫して充実した環境が整っているということでしょう。

 別の言い方をすれば、「教育(入口)」と「雇用(出口)」の両面が安定しているということになります。これは、他の都道府県にはなかなかない特徴です。また、「幸福」というものを考えたとき、外せない要素であることは間違いないでしょう。

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幼児期の外遊び、長く影響=小学校の運動頻度・成績

体育の日。
今年も年代ごとにスポーツへの取組状況や、体力テストの結果が公表されました。
この恒例の発表にどんな意味や社会課題を考えるのかは良い機会ですね。

(団長は
「ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか」(山崎繭加さん著)
を布団の中でずっと読んでた体育の日でしたが)


さて、
鈴木宏哉・順天堂大准教授(発育発達学、前東北学院大)が
幼児期での外遊び回数と体力テストの結果を分析し、
「幼児期の外遊びは、小学校入学後の運動習慣や体力の維持・向上にもつながる」
としました。

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なるほど〜、幼児期の大事さが良く分かるポイントです。...

一方、

30代後半〜40代前半の男性、30代前半〜40代後半の女性は、
60点満点の体力テストのうち35点程度らしく、
とくに2年ほど前から低落傾向にあるとされています。

すなわち、体力の劣る30代・40代のお父さん、お母さんが、
どうやって大事な時期の幼児期の子ども達を支えることができるのでしょう、という課題が表出しています。

50代に足を踏み入れ育児がほぼ終えた団長たちへの期待や役割もあるかも知ませんね。

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9月最後の日

ありがとう。

今日で9月も終わりですね。
団長は上期活動のまとめと明日の稲刈り準備に大忙しです


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上期はご覧のとおり、
たくさんの子ども達の真剣なまなざしと、笑い声に囲まれて、
幸せな時間を共有しました。


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これからの秋・冬は外に出る機会が少し減りそうな季節です。
なので、楽しい仕掛けをたくさん用意しています。


半年前より少したくましくなった子ども達と
プレイフルネスに遊びますょ

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タピオ大学の講演をディレクターがまとめてくださいました。
http://tapidai.exblog.jp/28158562

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2017年9月19日(火)の講座

テーマ:子どものお稽古ごと何にする?

講 師:青空スポーツ少年団団長 佐藤 一彦さん

子どもに習い事をさせたいけど経済的に…

0〜9歳の子供を持つ保護者へのアンケートでは将来役立つ習い事として英語、体操、くもん、習字、音楽などが上がっている。しかし経済事情や付き添いなど親の立場上、困難な課題にもなっている。年収400万のサラリーマン家庭では子供に対し投資できる額が7パーセントとされ、その差を埋めることは難しいとのこと。そのため食事代を節約して稽古に通わせる本末転倒な事態も否定できない現代には疑問が多い。

子どもが稽古で一番伸びる時期をゴールデンエイジ(8歳〜12歳)といい、この時期に沢山の経験をさせるとよりよい成長に繋がるとされています。更に5歳〜8歳までをプレゴールデンエイジといい勉強以外にも文化効果(社会性、認知力など)を習得しやすいとされています。しかし環境や経済によって子供の成長は阻まれノーベル経済学賞受賞のヘックマン教授の追跡調査によれば大人になってからこの学習の差が社会で大きな差がつく結果として出されている。

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 子供にとって本当に必要なものを理解することは難しいですが、多様な経験をさせ指導者を見極め、成長プロセスを親子で楽しみながら子供の気付きを促し、人を想う気持ちを育むことが必要だと考えられます。

効果として「遊び」は多くの「学び」を兼ねており子供の自発性を育みます。遊びが持つ自由で楽しい雰囲気を持ちながら様々な動きを習得し自己決定やルール厳守、社会的関与、有能感など成人してからもこの経験が軸となります。家庭事情は様々ですが五感を使い感性を広げるためにはテレビやゲームなどに頼るだけではなくご近所付き合いなどのコミュニティ形成を大切にしみんなで子育てをしていくことが望まれます。

自分の子供に対して愛情を多く与えたいのは当然ですが貧困の差が大きくなっている現代社会だからこそ周りの子供たちのことも考えていけるような環境を目指していかなくてはいけないと思いました。

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本トに売れてます

Amazonでは
「プレイフルネス運動遊びへの招待」
が定価の何倍もの値段がついてるらしいです。

MARUZENさんも品薄だって言ってたけど、
すごい人気は本トだったんですね〜。

団長はこの際10冊、
追加発注します。

皆さんはお友達なので
Amazonより20%Offしますから
ご安心ください!(笑)

ご希望の方は、ご連絡を。

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タピオ大学

タピオ大学の講演を3日後にひかえ、
ようやくレジュメも完成しつつあります。

講演では、
【お稽古ごと】の効果を
心理的側面と
経済学的側面から焦点を当て、
わかりやすく解説したいと思います。

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ぜひ、
19日(火)19時〜タピオ大学
にお越しください。
入場無料、予約も不要です。

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MARUZENさん

東京駅から歩いてすぐの日本橋MARUZENさんには在庫が1冊しかないそうです。

関係者の皆さん、補給をお願いしま〜す!

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『プレイフルネス運動遊び』が置いていある

心理学の隣の運動コーナー
にはおもしろそうな書籍がいっぱい!

たんに「カラダを動かそう」だけではない
風が吹いているんですね。

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明日はタピオ大

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【助け合いのこころ(Act)】

東日本大震災は、未曾有の大被災害をおよぼしました。
筆者の自宅も震度6強の揺れで半壊となりました。

・・・度重なる余震の恐怖に動揺する大学生らが安心してすごせる場所として、
筆者の家を数日間避難所として提供しました。

1週間ほどして、
消息の途絶えていた石巻市に住むコーチから、

「僕は無事ですが、ここには津波に遭遇し、
家や家財を流された子どもがたくさんいます。

僕は、子どもたちを励ますために空いているスペースで遊ばせています。

でも、避難所で生活している人は靴を1足しか持っていないので、
異臭がして運動する気も失しまうんです。

なんとかなりませんか。」

と、叫び声のような支援の要請が届きました。

(プレイフルネス運動遊びへの招待 P114より)


この時のコーチが平塚紀仁さんです。
震災を乗り越え、
子どもたちと真摯に向き合うことを生業とする決心をし、
結婚をし、
パパとなる彼だからこそ親子のつながりを伝えることができます。

ぜひ、明日13日19時〜タピオ大学にお越しください。
入場無料、予約不要です。

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道具をつかう

道具やおもちゃ無しでも楽しめるプレイフルネス運動遊びはたくさんあるけど、

やっぱり道具ってすごく意味深いんだょね。


その素敵な道具にどんな意義を付加するか


…そこが指導者の腕の見せどころだね!


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秋になり、いつもの場所に増して足を伸ばそうか真剣に検討中です。
だけどニーズはあるかな〜⁉

「プレイフルネス運動遊びへの招待」は絶賛発売中です。

ビデオはこちら→
https://m.youtube.com/watch?v=XPIK5cFK-_U&feature=youtu.be

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いつまでも笑顔で

子どもから笑顔を奪うほどの習い事ってどれだけ大事?

それは、子ども達の一生を左右するくらいのもの!?

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プレイフルネス運動遊びは人生の根っこになるくらい大切なものなんですけど!
子どもから
”今日でお別れっ”
て言われ、涙ぐんでる姿を見て…団長はかなりの落ち込みです(;_;)

今月19日。
タピオ館立オープン大学にて
『子どものお稽古ごと何にする?』
と題しお話させていただきます。

時間は19:00〜20:00、入場無料、事前申込も不要です。

そんな子ども事情を一緒に考えてみましょ❗

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