32,33/F-104SASAM

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制作期:2012.03〜2012.06
キット:Ace
同時に制作したF-104S ASA-Mの完成はこちら


やっと、TF-104Gも完成となりました。
イエサブ144コンに間に合わせるべく、F-104S ASA-Mを先行したため、1か月遅れとなってしまいました。
が、迷彩塗装をじっくりと楽しむことができました。


単座型のF-104は、F-104Gにはじまり、F-104Sを装備し、ASA→ASA-Mと2度にわたって改修をしたイタリア空軍ですが。
複座型に関しては、ずっとTF-104Gを使い続けていました。

単座がF-104S ASAで制空迷彩となるにあわせて、TF-104Gも制空迷彩となっています。
当初は、その制空迷彩グレーのTF-104Gをモデルアップするつもりでしたが、部隊章の関係でG.91TやTORNADO IDSにも採用されたグリーンとブルーグレーの迷彩塗装となりました。

F-104Gが装備された当初は多くの部隊で運用されていましたが、F-104S ASA-Mとなったころには運用部隊が絞られ、Stromo4とStromo9だけになっています。
それにともない、やはり転換訓練部隊としてTF-104を運用していた部隊も、Stormo4下のGruppo20のみとされたため、制空迷彩グレーのTF-104GはStormo4の部隊章“白馬”を付けた機体のみとなってしまいました。

イタリア空軍の部隊章は由緒のあるものや、ユニークでかわいげのあるものが多く、イタリア空軍の機体を取り上げながら、できるだけ多くの部隊章のデカールを貼り込んでいきたいと考えているため、いろいろ探した結果として、Stormo4 Gruppo20の機体となったのでした。
他の部隊でTF-104Gを運用していないか、あれこれ探したのですが、画像として検索できたのはStormo4と9だけで、どちらも単座機で制作していますから、他の選択肢はなかったわけです。


しかし、そう…Stormo4の機体なのです。
であれば、垂直尾翼にはStromo4の“白馬”が付けられ、機番も「4-00」となるはずなのですが、一時期だけ(配備当初?)Gruppo20の“熊”が付けられ、機番も「20-00」とされています。



今回も、少しでも動きを出そうと、エアブレーキとラムエアタービンを開けてみました。
また、前・後縁フラップとエルロンを動かしてみました。


イメージ 1戦後イタリア空軍伝統の迷彩色と、大きなイタリア国籍章のとりあわせのセンスが、イタリアらしく感じます。
それと同時に、時代も感じますけど。

□ちょっと強めの退色表現を意識して塗装してみました。

□ブルーグレーとグリーンのバランスに悩まされましたが、今回は全体にグリーンに寄った色味としてみました。

□退色表現として、全体に明るい黄色を吹いたせいもあるでしょう。

イメージ 2F-104は機体右側のコクピット下にラムエアタービンを装備しています。

□他スケールのF-104作例でも、造作のハイライトとしてつくられることが多いように思えたので、私も挑戦してみました。

□2mmプラ棒をリュータに噛ませ、デザインナイフで削りだしたものを中心に、0.14mmプラ板で4枚のペラを接着。

□ドアパネルは、いつもどおりのRedBull缶を切り出したアルミ板です。

イメージ 3今回のヴィネットは、本来であれば廃用となったF-104Sが納まっている画像をイメージソースに、「基地の片隅でのんびりとたたずむTF-104G」という感じにまとめてみました。

貨物倉庫が置かれた場所は一段高くなっていて、地面が赤に塗られているようです。

季節は早春なのでしょうか、枯れきった草の間から、鮮やかな葉が伸びてきています。

色あせた赤や枯れた黄が、ブルーグリーンの機体を引き立ててくれるのではないかと。。。


□貨物はNゲージ用を再塗装。

□草類は、茶がファイバ状のもので、黄緑はFredericus-RexのGreenLineという製品を使用しています。

イメージ 4この迷彩の時期、胴体のイタリア国籍章は主翼の直後に描かれていました。

しかし、そこにはエアブレーキがあります。
開くと、国籍章がほぼ真っ二つ。。。


□デカールはいつも通り、データを自作し、リリパットエアフォースさんに出力を依頼しました。

□デカールとはいえ、国籍章を真っ二つに切るのは、ちょっと心苦しい気もします。


□エアブレーキはアルミ板と、雑多なプラ素材を集めたものです。
□本来であれば、エアブレーキの納まる空間は奥行きがあるのですが、機体を貼り合わせてしまってからエアブレーキの製作を思い立ったため、薄くなってしまいました。


□ノズルはIKEさんのディティールアップシートを貼り込んでから、焼鉄色に塗り、エナメルのシルバーで墨入れしています。

イメージ 5青地に黒い熊がGruppo20の部隊章。

黄色い縁取りもあって、ブルーグレーの機体の中でとても目を引きます。
イタリア空軍はStromo61のペンギンなど「可愛い部類」の部隊章が多いようにに感じますね。

□アレスティングフックは、欠点の少ないRevell/AceのF-104Gキットでも残念なところ。真鍮棒とプラ材で自作し、アレスティングフックが納まる溝を彫り込んでから、取り付けています。

イメージ 6インテーク後と翼端増槽に1箇所、エンジンブレードのコーションラインの後に2箇所、両側合計で6つの航行灯が機体に埋め込まれています。

翼端灯として青/赤になるのはインテーク後と翼端増槽のもの。


□航行灯は、0.5mmステンレスボールを機体に埋め込み、エナメル塗料のクリアを流し込んでいます。

□その上から、クリアブルー、クリアレッドで。

イメージ 7EuroFighterでもそうでしたが、イタリア空軍機のコーションはイタリア語・英語が併記となっているため、同じようにF-104Gを装備したドイツ空・海軍のコーションと比べて、2〜1.5倍のサイズとなっています。

□一部はキット付属のデカールも使用しているのですが、そういった理由で、本当に一部のみしか使えません。


機種側面の機番ですが、TF-104Gでも数パタン存在します。
今回モデルアップしたのは、一番大きくハッキリと書かれたパタン。

他に、一回り小さかったり、縁取りのみだったり。
その表現で、いつ頃にとられた写真なのか、判別することができそうな気がします。

イメージ 8シートはキット付属のマーチンベイカーMk.GQ7Aを改修して使用。
とはいえ、ロッキードのC-2にはしていません。

いろいろと画像を探したのですが、F-104Gでドイツが装備したMk.GQ7Aを、イタリアも使っていたようなのです。

□F-104キットのもうひとつの欠点、計器板と計器板覆いの実機と違う造型に関しても、自作とすることで修正しています。


ノーズコーンのアンチグレア塗装に載るように書かれた、レーダに関するコーション。
それと、ピトー管の赤い帯が、イタリア空軍のF-104のチャームポイントのような気がします。

□ピトー管はいつも通り0.4mm真鍮パイプと0.2mm真鍮棒。
□AOAセンサとアンテナは0.14mmプラ板を切り出したものです。

作り終わって、こうやって眺めて思うのは、、、
「RevellのF-104Gはとってもいいキットだ」と言うこと。

キャノピのヒートプレスもせず、機体の形状の改修もせず。
マジメに組んで、一部の造作をして。
あとは塗装を楽しんでいるウチに、これだけの見栄えができるのですから。

やっぱり「144で一度はつくって欲しいキット、私的にはNo.1」です。
…履歴を見てもらえば分かると思うのですが、、、あくまで「現在の私的には」ですけど。


実は、それほどF-104は好きな機体ではありませんでした。
真っ直ぐに尖ってて、ひねりのない機体だと思っていたんですよね。

けど、キットの良さが理由で、好きな機体になってしまいました。
結局、今回で単座・複座あわせれば6機目。

それでも、造作を堪能したし、まだまだやってみたいことはありますし。
型が悪くなる前に、何個か積んでおこうかな…やっぱり。

しかし、次につくりたい運用国が思い当たらない…


てなわけで、5月のGW中には終わるかと思われたマルヨン2機同時組みも、6月下旬となってしまいました。
…あれ?RevellのF-16Cは???

ん…じゃ、MB-339でもつくるか〜。。。
MB-339Aか、MB-339CDにするか、それが問題だ。

F-104S ASA-M,TF-104G□Day30

キット:Revell

できた、できた♪

イメージ 1ご心配をおかけしました!

ささっとラムエアタービンを再制作して、組み直しました。
結構、気に入った仕上がりとなったベースを見ていたら、手が止まらなくなったんですよね。

なので、いつもやっているキャノピのフレーム回りの塗装はちょっと荒っぽいかも。。。
AOAセンサやアンテナの追加はきっちりやったけど。

そうそう、各部の航行灯部分に埋め込んだ0.5mmステンレスボールはクリアレッド・ブルーで塗り分けています。
光の当たり方で、きらっと光って、とってもお気に入り♪

イメージ 2今回制作したヴィネットのベースとなったイメージはコレ。

「F-104Sが基地の片隅に放置されているところ」だと思います。
シート後にGPSアンテナが見えないので、ASA-Mの改修は受けて無さそう。
部品取りになっているんですかね。

イメージ 3こんなところに「活きた機体」を置くことはないとは思うんですけど。

うっすらと赤に塗られたコンクリートとか、黄色く枯れた草と、黄緑色の草。
この色のバランスが、今回の迷彩色に似合うのではないかと思ってしまい、ツッコミ覚悟で、制作してしまいました。

ん〜機体の塗装もですが、実機のミニチュアであることよりも、絵画的表現に傾倒しつつあるような。。。


でも、それでいいのかもな〜っておもっています。
このブログにもコメントを頂いているWoitさん(http://woit-mydesk.blogspot.jp/)が、こんなことを言っていまして。
I hear opinion Should not That model made ​​like original, but Should Look like original.」
「Look Like」…「“らしく”つくることが大切」というわけですね。

うん、これってとっても大事だと思う!
模型を、とくに144なんてスケールだと、どこで「らしさ」を演出するかってちゃんと考えてやらないと。
よっし、次回作では、きちんと意識してやってみよう。



逆に「らしくない」ことをやっちゃうと、違和感があるんだよね。複合素材で構成されている部分に「情報量が足らないから」ってリベット打っちゃうとかさ。。。。

F-104S ASA-M,TF-104G□Day29

キット:Revell

初めての…

イメージ 1えっと、ベースを作り始めています。

今回は、後に見えている、あきらかに部品取りとなった機体がおかれている様子を、あえて、作ってみたいと思います。

だって、この風景が「なんかいいなぁ」って思ってしまったんですもの。


というわけで、いつものベースに、プラ板を貼り込んで、スジボリを入れ、アクリルガッシュで塗ったところまで。

今回、アクリルガッシュは、タミヤのアクリル塗料用の溶剤で溶いています。
イエサブの帰りにVolksに寄ったら「アクリル塗料用の溶剤でアクリルガッシュを溶くと、乾燥時間が短縮できます」って、POPに書いてありました。
「あ〜そりゃそうだ!」となりまして、早速試してみたら、いいじゃない〜。
水で溶くよりも延びがよいし、乾燥が早いのでどんどん塗り重ねていけます。

これは、おすすめです。

この後、エアブラシで水性塗料の白を全体に吹き付けています。

イメージ 2白を吹いたら、全体を800番くらいのヤスリで撫でて、筆スジが表れるようにしてやると、ちょっと荒れた風合いになります。

前回は、下塗りと上塗りに色の差がありすぎて失敗しましたが、今回はほぼ仕上げに近い色まで下塗りしておいて、ちょっと調整くらいのつもりで上塗りをしたので、上手くいったようです。


そこに、木工用ボンドを水に溶いたものを適宜塗りつけて、ファイバ状の素材を撒き、所々に緑色の草を植えます。
草は、いつものGreen Lineってやつ。


…で、初めての、、、機体落下をやらかしました。
コレまで、完成後の機体は落としたことなかったのに!

ピトー管は曲がりましたがなんとか修正するも、赤のシマシマを苦労して書いただけにガックリ…。
増槽が2つと、前脚扉の片方、そしてラムエアタービンが脱落しています。
…ラムエアタービンが見つからないよ!!!

「まあ、簡単にもう一個つくってやるさ〜」って、思ったんですけどね。
やっぱり、ダメでした。。。
あ〜SCHPERTORでもつくって、気分を変えようっと。

あとはアンテナを追加して、キャノピのフレームを描き込むくらいしか、やることないはずだったから、切ない。。。

F-104S ASA-M,TF-104G□Day28

キット:Revell

載ったねぇ〜。


イメージ 1完成間近になると、作業がサクサク進むせいか、途中経過が少なくなりますが、ご容赦くださいませ〜。

というわけで、集中して小物の取り付け作業をしていました。


航行灯部分に0.5mmステンレスボールを埋め込み、脚を取り付け、増槽を接着。
エアブレーキとラムエアタービンを組み立て。


エアブレーキは、思っていたよりも、きっちり組み上がりました。
リンクも自作だから、左右の角度が決まらなかったらどうしようと思っていたのですが、意外に寸法がきっちり出てたみたいで、許容範囲に収まってくれたようです。


イメージ 2トップコートは、セミグロスクリアとクリアを同割合で混ぜたもの。
F-104S ASA-Mは逆に、セミグロスクリアにフラットベースを追加したものを使用しましたので、逆方向ですが。

雰囲気ですね。
インテークと胴体の入り組んだ曲面を見せたかったから、あえての判断、、、のつもりです♪

イメージ 3昨日は一日、打ち合わせで出掛けていたのですが、合間に本屋によってスケビを買って、移動の合間に読んでいました。

いや〜ライティングがいいと、格好良く見えるなぁ。
見上げで撮影したGripen Demoなんか、自分で作ったものじゃないみたい!
自作をプロが撮影したものを見ると、撮影のコツみたいなものが分かります。
強いライト1本と、スクリーンが欲しくなります。

しかも、モノクロページ前だから、結構目立つ。
その、モノクロページの下段「サクラメントのドラケン」も私が製作したものです。

Gripen Demoともに、電話で取材を受けたときに編集さんとお話しした内容が上手くまとめられています。
またジオラマの作り方は、このブログに書いた内容をまとめ直したものですね。


プロフィールのトコロにも書かれていますが、グラフィックデザインという仕事上、編集と仕事することもあり、そういった経験から照らし合わせて「なるほど〜スケビはこうやってつくってるのか」って言うのがなぁんとなく、把握できたような気がします。
きっと、とっても大変だと思う。ほとんど、1人でまとめてるんじゃないかな。コレだけの分量・情報量を。。。

…だからこそ、、、ゴメンナサイ、ヒトコト言わせて。。。トップはTunnanかLancenで良かったんじゃないかと。。。

まとめられたテキストを読んでいて、今回、自作が掲載された理由も何となく分かりました。

…となると、次に自作が掲載されるチャンスがあるとすれば「イタリア特集」が組まれ、他スケールでフォローしきれない機体が多数となった場合でしょうか。「1/144で見る、戦後イタリアの戦闘機」というコーナーを組んでくれたら。。。

それとね。先日、某オタク文化番組にて同人誌について語られているのを見ていたら「144の媒体、作れないものかな」と思ってしまいました。枠組みが難しいから「50万くらい、あぶく銭が入ったら」考えるかなぁ。でもなぁ。

F-104S ASA-M,TF-104G□Day27

キット:Revell

おお。イタリアになった♪


イメージ 1墨入れしてデカール貼り。


機体上部はエナメル塗料の紺+茶を筆先で混色して、色むらを作りながらウォッシングしてみました。
青系で入れるか、赤系で入れるか決めることができなかったからなのです。

下部は迷いなく、茶系。
脚扉や増槽も全体にゆるく溶いたエナメル塗料を塗りつけて、拭き取っています。
ほとんど拭き取ってしまうので、スジボリに流すだけでも変わらないのですけどね。気分。。。かな?


デカールは、いつもどおりリリパットエアフォースさん。
自分で作ったデータなのに、どこに貼るのか忘れているので、画像を確認しながら貼っていきます。
一部、Revellに付属のデカールも流用しますので、画像の状態から、数枚はデカールが増える予定。


うん。
イタリア機になった。
明るいグレーが、青くなりすぎた感じがしていて「キモチワルイ」感じがしていたけれど、デカール貼ったら落ちついた気がする。
いや、落ちついたってことにして、次にいこ〜!

ディティールの処理が、結構あるんだわ。

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