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古代歌紀行より
「 富士の美 」
山部 赤人
田子の浦にうち出でてみれば
白妙の
富士のたかねに雪は降りつつ ウイキペディア 田子の浦
< 解説 > 中西 進
新幹線に乗っていると、気の利いた車掌が、『今右手に富士山が見えます。』
などということがある。
千年昔の山部赤人は富士山の美しさを、こんな風に歌った。
<田子の浦>は今のそれよりずぅっと西の由井あたりの海岸をいう。
「うち出でてみれば」は今まで山道で視野がさえぎられていて、突然に展開した
風景の中に、大きな山があったという驚きを示している。
この歌は八世紀の万葉集には、『白妙の』が『真白にぞ』になっていて原作と
少し違うが、それなりに荘厳で優雅になっている。
「新古今集」最大の歌人藤原定家は1235年頃「百人一首」に採用している。
* 写真 百科事典 ウイキペディアより
1886年 田子の浦橋を撮影したもの
* 出典 古代うた紀行 中西 進著 角川書店刊
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はいさあ〜い
今週もゆたしく。
ナイス
2014/2/24(月) 午前 9:55
万葉集の
「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にぞ 富士の高嶺に雪は降りける」も、
新古今集の改変された歌も、それぞれの集の特色が良く出ていて、両方とも秀歌ですね。
ナイスぽっちん。
2014/2/24(月) 午後 2:05 [ sofashiroihana ]
明後日「水曜日」に、1か月ぶりにコメント付き記事をアップ致します。
是非いらして下さると、嬉しいです。
2014/2/24(月) 午後 5:45 [ sofashiroihana ]