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< 北の宿から >
阿久 悠
あなた変わりは ないですか
日ごと寒さがつのります
着てはもらえぬセーターを
寒さこらえて編んでます
女ごころの未練でしょう
あなた恋しい北の宿
あなた死んでもいいですか
胸がしんしん泣いてます
窓にうつして寝化粧を
しても心は晴れません
女ごころの未練でしょう
あなた恋しい北の宿
< エッセイ > 正津 勉
阿久 悠。昭和43年「ざんげの値打ちもない」(歌・北原ミレイ)で注目を浴び
演歌、ポップス、CMまであらゆるジャンルで賞という賞をかっさらったヒット
メーカー。
彼の成功は、それまでの作詞家と違ってテレビ、ラジオ等電波メディアの中に
強固な人間関係を築いたことにある。
彼の作詞講座ではリンゴが頻出する。つまりリンゴだけが、それをたべるとき
『心にひびく』音を立てるからだと。
こうして昭和50年演歌の女王 ・ 都はるみを起用し、『 北の宿から 』
で一大ヒットを飛ばし、これまでなかった、家庭的、社交的かつ性的な側面
を、一個の女性に具現したのである。
* 出典 日本の恋歌 中島みゆき編
(株) 作品社
* 画像は友達のメイさんより頂きました。
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