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8月5日(水)初台 東京オペラシティ Pacific Music Festival 2010の最終日の翌日 野村グループプレゼンツによる公演が1つ追加になり、思いもかけず、 東京でルイジ氏のベト7が聞けるチャンスに出会えた。 プログラム ヴェルディ/歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲 プッチーニ/歌劇「ラ・ボエーム」から 「興がのらない・・・」 「冷たい手を〜」 「私の名はミミ」 「優美なおとめよ」 ・・・・・〜〜〜・・・・・〜〜〜・・・・・・ ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調 千恵・リー・サダヤマ(ソプラノ) 小笠原 一規(テノール) ファビオ・ルイジ指揮 PMFオーケストラ 前日に東京・サントリーホールでの本公演のプログラムも好演だったと思われ、 長い一環のフェスティバルのフィナーレといこともあり、疲れのあるものの 妙な緊張感の中、ルイジ氏お得意のイタリアオペラの序曲とともに響き渡った。 相変わらずルイジ氏のタクトさばきイタリア節のなか、おごそかな音色とともに序曲の滑り出し。 インパクトも強くもさすがにお得なオペラもの。 「ラ・ボエーム」出演の二人は札幌でのオペラ公演の為に東京で行われたオーディションで選考されたメンバーだとか。本舞台を終えての公演の為、オケとの息もぴったり。さすがファビオ! もう少し声量のアップと高音の安定感には欠けたものの、堂々とした役ぶりはこれからの活躍が楽しみなところだ。 ベート7では、思いのほかゆったりとしたテンポで始まる中、どっしりとした骨格を作り上げ瑞々しい音がちりばめられて、すべてが爽快感あふれるアグレッシブさがよかった。 1楽章と2楽章を続けて演奏するスタイルが緊迫感を感じさせ、飽きのこさせないメロディへと作り上げていた。 第3楽章慌ててインテンポを探してまいそうな気持ちゆるやかにはじまった。それも次へと続く序章へとなった。 第4楽章の前にきちとんと深呼吸を置き、新たに一撃が放たれる。思ったより早いこのスピードで最後までもつのだろうかと気になってしまうほどのテンポで始まるが、けしてオーケストラもへたれていない。もう少し積極的な木管のアンサンブルがバランスのほしいところだが、一糸乱れず、ファビオについていくテンポ感に圧倒される。これは若さから放たれる響きなのだろうか。まだまだ彼ら一人一人から生まれる音は今回を終えて新たな力になることを願うばかりだ。 1990年にレナード・バーンスタインの提唱により発足したこのオーケストラ 国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)。 「世界中の人と感動を分かち合い、それを受け継いでいく人たちを育てたい」というバーンスタインの夢が形になり今年で20年目。 PMFhttp://www.pmf.or.jp/ ただ、今回のプログラムの中のメンバー表が明記されておらずどこの出身の演奏家がわからなったのかが残念である。確かに企業によるチャリティコンサートと打たれた冠コンサートならでは、スーツ姿の上司と部下が連れ添っての「今日はお招きありがとうございます」とても久しぶりの光景にまだまだ。日本企業も頑張ってくださっているのだと改めて今後も発展していただきたいものだ。
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