クラシック音楽は、なくならない

〜日本の四季〜コンサートも暑い!熱い!

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9月1日(土)15時 東京藝術劇場 コンサートホール リニューアル記念「復活」
まだ残暑厳しく暑さが残る東京!しかしようやく待望のコンサートホールがリニューアルオープンした。
昨年4月から約1年半かけて大規模の工事だった。一番は誰が見てもわかる直線正面エスカレーターが分かれて安全にということで2本に緩やかになった。そして床の張り替えで明るくなった。そして一番うれしいことはコンサートホールの中、会場の椅子席のクッションが断然柔らかくなったことだ。以前のような鉄の椅子のイメージが脱却できたのは素晴らしい。ホールもコンクリートと鉄から木目調の柔らかさにも音すら変わってきたのではと思う。まだ落ち着くまでは数年かかると思う。
 
さて今日の演目は一曲!!!のみ
 
マーラー:交響曲第2番「復活」
 
指揮:下野竜也
ソプラノ:小川里美
メゾ・ソプラノ:清水華澄
東京音楽大学合唱団
読売日本交響楽団
 
この曲だからこそか、当日券も売り切れ!!さすが人気の高さには驚かされる。
発売されたと同時に購入していた自分だが、座る場所をどこにしようかとかなり迷ったあげく今回はまず、1階席の中央通路側にしてみた。確かにバランスは取れているのだろうがどうも、音は完全に天井から降ってくる?ん?今回は大編成だけに余計にそうなのか?ステージ頭上のライト照明版、兼、反響板をもう少し下げて頂けても良かったのかもしれない。ただ、今回は大所帯だから仕方ない。
そう考えると、2階席などはもっと前よりなっていそうである。まだ通ってみてポイントを見つけることになりそうだ。
指揮は下野氏!いや〜さすがは読響との絶妙コントロールは息を飲む。いじり過ぎない正統派でありながら毎回の演奏会にはインパクトあるアプローチが必ずあるのには感心する。まさにマエストロの真骨頂ともいうべきダイナミズムな棒さばきこそが、この「復活」の緊張感と厳粛さを増している。
 
演奏が始まってこんなに真剣な趣で演奏者みれるのもこの「リニューアル記念」という公演ならではというもの!!しかし、これは始まる前から私には洗礼が。後ろから冷たい風が吹き付けるではないか。これはまずいと感じつつもすでに遅し。1楽章が終わるころには腕が冷たくなり集中力散漫に。これは多くの方が思ったことだろう。クレームでも入れてやろうかと思ったが、もう少し空気の流れやデーターを駆使し今後の公演に生かしてもらえればと思うところだ。
そんな中、マーラーが指示した1楽章と2楽章間の休憩を、こういう時に限ってきちんと守るマエストロ!!
なんだが、これで、一気に集中力が。。。。。。ちょっとなにもなしに待つのはどうだろうか。。。。
 
しかし、この曲の面白さは打楽器やバンダやステージ後方での演奏。そんなんかでもトランペットの長谷川氏のソロは裏切らない素晴らしいものだ。そしてなによりコンマスにはなんと藤原氏。。
とにかく読響人気もさることながら、やはり現・常任指揮者のカンブルランの手腕の良さが感じられる。
そんな中。気になったのが合唱。最終的には良かったのだが、どこで立つのやらと思っていても肝心の場所では座ったままの合唱。。え〜〜これで踏ん張れるのか?と思うくらいの少しうわずれた感。今回は学生が多い為かどうも低音が前に出てこない。こうなるとやはりプロ合唱団だと映えていたのかもしれない。
確かにこれも下野氏の指示だったにせよ、最後は天に昇りつめるような大パノラマが拝めたわけで、リニューアル公演も終了し見事「復活」したわけだ!!。しかし、読響人気は凄い!!今後、楽しみだ!!
8月23日(木)松本・キッセイ文化ホール(長野松本文化会館) 19時開演
平日の公演、25日が取れなかったので仕方なく仕事を14時で終え新宿へ15時のあずさに飛び乗る。それでも何がなくても到着は17時50分。会場に行く前にチェックインをしたのがまずかった。余裕のつもりでホテルに出たが、駅ではすでにタクシーがいない。!!!!!!!そして行列。あれ?これ?間に合うかな?と思ってもすでに遅し、あとは、ベテランタクシーの運転手次第ということで、さすがに駅からのメイン道路はぎっしり詰まっている。
さすがお任せで、右、左と裏通りをお話をしながらも進むのには、ビックリ!!!小澤さんもお乗せしましたけど、普通のおじ様でしたよ?なんていってましたっけ。と言ってる間に信州大学の裏側を抜け、ホールの一本裏の場所で降ろしてもらうと、開演まであと10分!!!!間に合った。ロビーで、毎回同じくサービスのワインを一気飲み!!
そしてまた、去年、二階最後列でもなんの問題もなかったので、最安値のチケット6000円。少し上手よりも、なんの問題なし。さすがにぎっしり埋まってました。
初の登場、ハーディング!!!何回か見ていているものの、また場所もオケモ違う。妙な緊張感が会場を包んでいる。
 
シューベルト:交響曲第3番
 
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R.シュトラウス:アルプス交響曲
 
ダニエル・ハーディング:指揮
サイトウキネンオーケストラ
 
シューベルトが鳴り始めると、いや〜凄い、また違う音。凄すぎ!!!!確かにアクセント強すぎな程なのだが、こんなシューベルト聴いたことない!!!まずは、ホルン主席のバボラク!!なんと神がかりな音、これこそ至福な時、安心して聴きいるもあまりの音に、うたた寝なんてこないし、始終注目しまくり、当初は、朝からの仕事を終え電車飛び乗りで、また電車でも眠れなかったので、うつらうつらかな?なんて思っていたがそんなの、どっかに吹っ飛んじゃいましたかね。この勢いで俄然後半が楽しみに!!!これでも、新日本フィル豊嶋さんや都響の矢部さんは後方での演奏。これも面白い!!
 
やはり、このオケはただものではないのだと、改めて驚いた!!
いよいよ、はじまる。ステージたっぷりのオーケストラ、これにバンダで10名ほどの金管も加わる。音が出る前から釘づけ!!夜の闇から音が鳴りだすが、始まって3分ほどで日の出と、太陽が昇りだす。ここでまたとないニヤニヤと。なんと、なんと!!!!でた〜〜〜シンバル3本。これには絶句!!お〜〜〜さすがに音も凄いがここで、この指示か〜〜〜さすがハーディング!恐れ入りました。。。ここでも木管、金管と大活躍なわけだが、ほんとこれぞ、長野流!ダイナミックなアルプス!!あとでオケメンバーも言っていた話だが、特にこの曲を念入りにリハしたとの事。確かにその成果素晴らしく鮮やかに奏でられていたものの、もう少し内に秘める想いが強くても良かったのではとは思う。陶酔とまで這わなくても響かせる間合いが早すぎるのではなかろうか。。。。。。
そんなことはいっても、このアルプス山はただならぬ影となって、目の前に現れたのは事実である。
こういう音になるのならば、余計にR.シュトラウス全て、ティルや英雄の生涯、死と変容なんて聴きたくなる。このオケからの音がすごそ〜だ。確かに世界を誇れるオケではなかろうか。。このアルプスがほんと手に取るような物語となって、心を揺さぶられたのも間違いはないのだ。来年はやはり小澤氏復帰して欲しいがまた、チケットは手に入らないのだろうか。。。。。
 
 
 
 
8月19日(日)まつもと市民芸術館 主ホール16時開演。
今年のサイトウキネンフェスティバル初めはオペラ。今年の演目「火刑台上のジャンヌ・ダルク」初日。当初、小澤征爾氏の予定だったが、早くから今年はお休みとの事で代役はフェスティバル2回目の登場の山田和樹氏。それもオペラ念願の初ピットとのこと。面白いことにスイスの作曲家オネゲルの作品。そしてカラヤンの娘、イザベル・カラヤン氏との共演、そしてサイトウキネン!!小澤氏は監督業を受け持ち,役者も揃い、万全を期したわけだ。自分も何度かサイトウキネンは鑑賞しているもののオペラは初めて。しかしココ松本は県民文化会館についでこのまつもと市民芸術館と、素晴らしい箱があるのはホント、サイトウキネンだからこそなのだろうか。。。
しかし、松本とはいえ、オペラ料金も跳ね上がって。。。S席は30000円、私と言えば天井席3階席の最後列10000円。でもNHKホールなどで見るよりは小さく見えないのがまだ良い。
さて、注目の公演だが舞台転換はなく、途中から舞台後方から、火刑台上の柱にライトをあてるが、なぜか、天井席後方に直撃!!!ほとんど最後までまぶしくてしょうがなかったが転換がないのは厳しい。合唱の出来が素晴らしかったのがなによりである。そしてイザベル・カラヤン氏はやはりカラヤンを思い出すもので、こんな機会で共演なんていいですね〜〜。
これを機会にぜひ、山田氏のオペラをもっと聴きたくなりましたね。
8月10日(金)すみだトリフォニーホール 平日なのに14時開演公演。なのに、全席完売そして、満席!!!素晴らしい。。。しかし、見渡すと、う〜〜〜〜ん。相変わらずご年配の方ばかり。。。。。
 
プログラムはオールフランスプロ。。。
繊細さの中に、一目の華やかさ。どうみても美的センスも求められてしまう。ぶっちゃけシリーズ化している新クラシックへの扉だが、贅沢なプログラミング。
 
ラヴェル/亡き王女の為のパヴァーヌ
 
ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調
 
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サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」
 
なんとも、この時期ならではホールの中は涼しく贅沢にも上品なフランス音楽を頭から聴けるとは。。。。。
亡き王女では絶妙なバランスで整われ、まさにマエストロの温かさ、いや、優しさ溢れたメロディが響いていた。
 
そして注目はコンチェルト。2年前のジュネーヴ国際コンクールの覇者、萩原麻未氏との共演。こう言っては変だが、なにか、美男!??美女の共演という意味で、のだめカンタービレの場面を思い出さずにはいられない。しかし、始まってしまうとさすが、この特徴あるリズムが彼等をどこかに連れだしたようだ。。。もう、あの雰囲気はまた違う。管楽器には難しいテンポアップにも対応し、絶妙なリズムがフィットして心躍らせる楽しさ。。。
もちろん圧巻は2楽章のアダージョ冒頭、ピアノのソロ!!これにうっとり!!!。そしてなんと美しくオケが入ってくることか。。。それに応える新日本フィル。素晴らしい。
 
後半。大、大好きなサン=サ−ンス交響曲第3番。実は実際に会場でこの曲を和樹マエストロの演奏を聴くのははじめてであるのだが、以前には尚美オケのをWebで、そしてモンテカルロフィルのはラジオで聴いたことがあったのだが、それにもまして、この曲というとやはり、この曲を毎日のように聴いていた高校時代を思い出すものである。まさにわが青春。実はその時に買っていたのは小澤征爾指揮フランス国立管弦楽団のCDだっただろうか。。。
ところで、今日の演奏はというと、相変わらずこの曲は暗譜で振り、冒頭もためらわず堂々と。しかし音は美しい。とても均整がとれていて、デュトワ/モントリオール響のようにも匹敵する繊細さがちりばめられていた。
またも1部後半のアダージョなど絶賛。多少オルガンの音が強く響いてしまっていたようだが、この出だしの旋律だけで、涙がウルウル。あ〜こうなると変態の粋か。。。。なんて美しいメロディ。
しかし、時間は止まることなく次へと展開する。2部では弦の響きのとともに、後半、コラールへの積み上げが準備されていく。そして、オルガンの一撃!!!堂々たる行進の中、一番のフォルティッシモでトロンボーンが放たれる。これには、びっくり。。鳴らす鳴らす。
そして最後の楽しみは、以前のモンテカルロフィルの時のような、とにかく長く引っ張る一音で、締めくくるのかどうだろうか?いうところ。今回はとても快調なテンポだから、そこまでは伸びていなかったが、ティンパニの動くところではテンポを弱めず、さすがに高らかに普通の演奏より長い一音。うーん。たっぷりと味わうサン=サーンス。こうなるとフランクの交響曲なども聴いてみたくなる。
とにかく今回新日本フィルのレベルの高さと会場の響きの良さを感じつつ会場を後に出来た。。ことを、ロビーにいらっしゃったフルート奏者北川氏と、共に確認出来たことがなによりの収穫だった。
 
 
 
6月28日(木)オペラシティコンサートホール
東京シティフィルの第206回定期演奏会。実は失礼な程、初めてのオペラシティ/東京シティの初体験。
前からティアラ江東は何度も見に行っていたのだが、今回はやはりプログラムとカップリングに魅力たっぷり。
しかし購入していなかったところ、得意のイープラスで得チケでの購入。これはラッキーと思い出掛けた次第。
 
以前から、今回のシェフ尾高氏のエルガーの評判と実績は耳にしていたので。なんのためらいもなく聴けるしかも今回は前評判も高いソリスト・25歳のチェリスト宮田大氏。これはほんと楽しみの公演になった。
 
エルガー:チェロ協奏曲
 
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エルガー:交響曲第1番
 
チェロ:宮田大
指揮:尾高忠明
東京シティフィルハーモニック管弦楽団
 
今回の席は当日まではわからないという、得チケ特有のスタイル。それも今回はS席ではなくA席。
通常5000円の席が3000円という破格。普通に購入の方には申し訳ないが購入させていただいた。
席に座って確かに納得だったのが、1階席の一番右側の角席。とはいっても後ろ過ぎず適度な場所で良席。
しかも今回は満席。確かにこのカップリングの評判通りとなれば当たり前だろうか?
今回はさすがに東京シティの響きも純情ではないぐらい鳴り始めたのだから素晴らしい。
そしてソリストの宮田大、25歳とは思えぬ堂々たる演奏っプリ。これには脱帽するとともに、すでに海外での活躍そして小澤征爾氏からの信頼も厚く水戸室内管にも入団するなど、まだ、これからが楽しみなチェリストだ。
 
実はこのエルガーのコンチェルトは昔ジャクリーヌ・デュプレが得意とした曲で「ほんとうのジャクリーヌ」でも使われており、その当時良くきいていたものだから、自分には彼女の勇ましいエルガーのイメージしかない。
比べてしまうのいはいかがなものだが、宮田大のタッチは男らしさの大胆さのなかにも、繊細な美しさと彼の優しさが素晴らしいほど、にじみ出ている。こんなにも歌心があり完成度が高いチェリストも珍しい。
大きなこのオペラシティのホールだが、多くの観客が見事に彼の創り上げる世界に魅了されたに違いないだろう。これであれば、きちんとS席を購入して目の前で見るべきだったと後悔したほどだ。
アンコールはソロでカタロニア民謡の鳥の歌。これを披露されるのだから、是非バッハやソロ曲なども堪能してみたくなった。前半で、すでに満腹状態。
 
さて、これを見てしまうとあとは、たっぷりとマエストロ十八番のシンフォニーを堪能するだけだ。
実は初めの出だしのティンパニー雰囲気と弦楽器の整われた歩みの旋律だけで、なぜか目じりが熱くなる。
なぜだろうか?1つの安心感というものなのか、確かにこの曲の素晴らしさも当然あるのだが、でもマエストロのオケの響かせ方とテンポにもあるのだろう。。。今回ほど、東京シティフィルの凄さを垣間見ることができたことだ。この緻密さに溢れた楽曲と親しみやすい行進スタイルと、どこかR,シュトラウスやワーグナー的な音の響きなどもシティフィルならではの音。やはり緻密さと的確な歩め方のシェフの勝利だろうか。。心に響く圧巻を久々に味わう事ができた。やっぱり凄いな!!!エルガー。ん?いや東京シティ?やっぱりマエストロだろう。。
実はあまり機会はないが、オーストラリアのメルボルン響とも隠れた名演がしばしばABCクラシック放送で流れているのも面白い。
 
 


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