クラシック音楽は、なくならない

〜日本の四季〜コンサートも暑い!熱い!

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10月22日(月) NHKホール 今年のNHK音楽祭初日である。久々の海外オケに高なる気持ちの反面、最安値のチケット購入は高層階の3階でどこまで音が届くかという不安な材料。しかしチケットこれでも4000円。1つ前の席だと7000円。そしてS席は2万円。確かにベルリンフィルなどからに比べればまだ安いのだが今の自分には手が出せない。とはいえ、この日は当日券の扱いもなくすでに完売だったというのだから、お金持ちは羨ましい。
プログラムは2曲。さすがドイツ名門オケが得意のブラームスを奏でるのだから多くの方々の期待も高かったはずだろう。NHK FMの生放送もあり、また、テレビ入っての収録があったから正月あたりにBSで見れるようだ。
ブラームス:交響曲第3番
   ******
ブラームス:交響曲第1番
指揮:クリスティアン・ティーレマン
ドレスデン国立管弦楽団
NHKホール満席は中々、N響の定期演奏会でも見ることはできないが、やはり3500席が埋まるのはステージからみたら圧巻にちがいないだろう。
こんあ期待感の中、3番の冒頭部分。まさに1音のハーモニー。すでに木管楽器、特にクラリネットが気持ち拍数早めの音。ドイツの音にニヤリ。出だしは以外にも好調。
とにかくこのティーレマン紳士的なのだが、意外な事で譜面の指示をことごとく無視ではなく自ら創り上げる変わり者だと思う。言葉こそ違うがこの楽しさを理解できる人もいれば、ブーイングを言う人もいると様々だろう。
だからといって会場はガラガラではない。彼の魅力があるから時間を作って鑑賞にくるのであろう。
 
しかし、今回改めて凄いと思ったのは弱音の素晴らしさ。十分にピアニッシモまで落としているのにそれ以上そこから指示を出し、落とさせる。そこまで小さな音なのになんと綺麗な事か、まさに驚きである。
旋律美だけならまだしも、弱音の美しさで「ウルっ」とくるくらいだ。あまり味わったのことない快感。
なのに、ホルンの響きはブラームスの中にR,シュトラウスが不意に現れる。こんな姿が多分王道を行くマニアの方だと我慢ならないかもしれない。
 
さて、後半の1番といえば、こうなると、ティーレマンのこぶし炸裂というところだが、もし初めて彼のブラームスを初めて聴いたら好きか、嫌いかのどちらかではなかろうか。あまりにも極端すぎるのだ。
普通、演奏者からしたら、かなり譜面との相違がと不服に思う人もいるのだが、その演奏家は逆に自信をもってこれぞ!今のドレスデンだと言わんばかりのスタイルでマエストロの正確な指示を仰いでいるではないか。。。
ブラ1の定義はこういうものだと、ラインを引かれたものはあるがある意味、くつがえされた新しいブラームスの時代ではなかろうか?
とはいえ、誰しも大好きな4楽章の緊迫感のあるホルンの旋律の後に弦楽器のメロディがあるが、なんとなんとそこで、まさかまさかの休符以上の停止。完全に止まっているのだ。そして始まるのは、ささやかかれるようにして始まる。あまりの緩急と戸惑いもあるのだが創作される完成度は高いブラームスがそこにある。
最後は上り詰める頂上は我々のはるか、高い所を目指すかのような頂点へ。
なにやら下の席ではブーイングもあったらしいとか。それも無理はない。
 
でもそれ以上に驚きと感動がその先にあった。
 
開演前からステージ上には大太鼓、シンバル、が備えられ明らかに本プログラムには存在しない楽器群。
アンコールはう〜〜ん。ブラームスならハンガリー舞曲あたりで、R,シュトラウスの一曲でもとおもいつつ、まさかワーグナーではないだろうな。。。。。と期待はしていたものの、なんとなんと初めのトランペットの1音で解明。
もうそこは珠玉の世界、天国への切符アンコールにして10分の時間が確定されたのであった。
「リエンツィ」序曲、あまりの堂々さと雄大さに涙が溢れる。なんだ、やはりブラームスよりワーグナーの方が大得意だよと自信満々ぶりが逆に憎い。あ〜〜やはりみせるティーレマン。恐れ入りました。
 
1つ1つの音がさすが伝統ある歌劇場管弦楽団ゆえオペラのアリアのように歌い上げる様には脱帽。これだから、高くともオケのコンサートは魅力満載だ!!!!
 
10月19日(金) すみだトリフォニー大ホール
 
オーケストラばかり出掛けていた最近。珍しいピアノリサイタル。フェイスブックでもつぶやいていたが2009年にヴァン・クライヴァーン国際コンクールで辻井伸行氏とともに優勝したピアニストだ。3年前にも日本公演を聴いていたが今回は昨年のコンサートをユーチューブで見て、成長していく彼の演奏を見たく出掛けてみたのだ。
今回は購入が遅かったにもかかわらず、1階席の前から10列目。鍵盤こそ見えない上手側であったが実は会場の音の鳴り方は大好きな場所である。
 
1,2週間目にあまりチケットの売れ行きが好調でなかったらしく、ぴあ、イープラスともにA席の3000円が半額の1500円で聴けるとあって。開演前にはすでに満席状態、会場の雰囲気も学生も多く、まったくオーケストラとの客層の違いに驚かされた。
 
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」
 
シューマン:謝肉祭
 
     *********
 
ショパン:アンダンテ・スピナートと華麗なる大ポロネーズ
 
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より
 
バラキレフ:イスラメイ
 
という多彩で充実なプログラム。
 
月光誰しも知る名曲を丁寧にこなすが、前回の熱情よりは思いのほか淡々という表情。確かに中ホールから大ホールに変え、残響の多く残る場所でのスタイルに今後もうまく合わせて行けるかという感じ。しかし、3楽章での生命力ある圧巻の弾き振りは会場のボルテージも高めたに違いにだろう。
やはり目が離せない。なにか若さゆえのダイナミックさだけでなく抑揚と余韻が彼の優しさに包まれているかのようだ。それはシューマンの謝肉祭でも垣間見られる。
 
これだけ賑わうお客でもそこまでは拍手の長さは長くはないのがまたおかしいのだが。。。。
彼の自然体で奏で、素朴ながらも湧き出る歌心は21歳と思えない情熱家であるのは間違いない。
確かに。先を急ぎる若さゆえのパワーが強いのはいたしかたない。
 
さて後半はショパンのアンダンテスピナートは同じ中国出身のユンディ・リも大得意とした日本でも知られた名曲。以外にも大胆さよりも繊細さを優先させる弾き方がなんとも心地よい。すでに来年のリサイタルも決定しているようでメインプログラムにはショパンのソナタ第3番も是非聴いてみたい。
 
しかし今日の目玉は以外にも難しいドビュッシーだったようだ。前回のラヴェルもそうだったがやはり、強調と優しさの共存したハーモニズムの構築が素晴らしい。年輪を重ねるごとに面白そうだ。
 
最後のイスラメイは独特なメロディの刻みと高度な技術が必要とされる作品は誰しも理解できるところ。
彼の素晴らしさはこうした曲だと、勢いで崩壊しがちなのだが教科書通りとは言わないがしっかりタッチすべきところを押さえ彼のメッセージでもある「上品で詩的な品性」と「青春の情熱と粗野」のいう異なる印象を表現したいと思う、今こそ青春のメッセージがちりばめられていたのは以外にも斬新だった。

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