クラシック音楽は、なくならない

〜日本の四季〜コンサートも暑い!熱い!

コンサート談議&つぶやき

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11月24日(土)東京芸術劇場 
3連休の中日で、行楽日和。紅葉も色づき一段と寒くなり、あと一ヶ月もすればクリスマス、そして年が明ける。
1年は早い。今回のコンサートはどうもチケットの売れ行きが良くなかったようだ。とはいえ、1週間前購入でも2階の前方の席が取れ、一階席はほぼ満席だった。今回は、高校の先生にお誘いをし、生徒をお誘いした。
以前から頼まれていたもので、是非クラシックコンサートを経験させたいとのことで、値段的な物と音楽大学生の演奏であるが曲目もよかったので誘ってみたら、お陰さまで3名が。。。
 
今回は演奏が3校、もちろん指揮者も3名
 
 
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
 
北原幸男:指揮
武蔵野音楽大学管弦楽団
 
  **********
 
ファリャ:「三角帽子」
 
大勝秀也:指揮
昭和音楽大学管弦楽団
 
   *********
 
ベルリオーズ:幻想交響曲
 
秋山和慶:指揮
洗足学園音楽大学管弦楽団
 
以上の3曲に各大学のファンファンレがあった。この演奏会3時間半の長丁場公演だった。
 
初めは、北原氏のタコ5の革命に期待だったが、どうも武蔵野オケは教師陣などの補強があったにもかかわらず、イマイチ。しかし北原氏の革命はやはり以前のN響や都響ばりの真骨頂だったのだが、演奏がそこまで変化しなかったのは残念。でもあの攻め方の醍醐味と勢いのテンポは大好きなのだが。。。。。今後ももっと在来オケでも聴きたいものだが。。。。最近めっきり少ないは仕方ないのだろうか。。。
 
さて、次のファリャも、う〜〜〜〜〜ん。。とちょいと変化なしの仕上がり。このフェスティバルってやっぱりこんなものだったかとちょっと連れてきたはいいけど自分でも不満足な感じで2回目の休憩。
初めてとのことで、クラシック音楽の聴き方や、この芸術劇場の横側の席まで行ってホールの説明やパイプオルガンのことそしてオケの配置なども話を含めてとてもよい機会に説明ができたのではないだろうか。。。。
 
さ、すでに2時間を超えてさすがに聴く方も疲れているので、水を飲ませたりトイレで顔を洗わせたりと少しリフレッシュをさせて、次の幻想交響曲に備えてみたのだ。
その前まで暑すぎた会場内もクレームを入れたおかげで落ち着いた気温にもなりあえて好発進したようだ。
 
ビックリしたのはやはり洗足学園。とにかく緊迫感ある出だしの木管がなんとも切なく投げかけ、そして弦の嘆きこの始まりにかなりの期待感が膨らんだ。これは面白い。ココ近年の洗足のレベルが確実に上がっている。
今回は文句なしに洗足の軍配。。。しかし、この幻想1楽章が過ぎても油断できないところばかり。
 
実を言うと2楽章はもう少し、舞踏会らしく弾んだものを欲しかったのだが。。。。しかししかし、3楽章に突然の事件が・・・・・・・・・・・3楽章途中に、まずガツンと縦揺れが一瞬あったのち、その次に横揺れが会場天井が揺れる、場内ではやはり怖かったのか女性の悲鳴も出る程だったが、マエストロも、様子を見ながらも棒を振り続けそのまま続いていくのだった。あえていうならば、そこからが凄まじかった。人間やはりあの場や緊張感になるとそれ以上にある意味一期一会になるのであろうか?会場全体の雰囲気もさることながら、前代未聞のコンサートが続投される瞬間だった。個人的にファーストのオーボエの音色が私好みの甘美さ。でも弦のアンサンブルの素晴らしさがこの勝因かと。でもやっぱりマエストロ秋山氏ですかね。
とにかく、4楽章、5楽章ともに初めて聴いた高校生の彼等たちでさえ、無我夢中で見ていたようで圧倒されていたように感じた。このすさまじいフィナーレとともに多くのブラボーと賛辞を称える拍手が。。。。。。。
かなり鳥肌が立つ瞬間に立ち会えた嬉しさが込み上げたものだった。うん。。。ブラボー。。。。。。
 
是非12月12日にも洗足学園の前田ホールでも同曲の演奏会があるようだ。今回のメンバーが揃って演奏されるかは知らないが、是非この体験はオススメしたい。。。。。
良い演奏会の後に生徒達も凄かったと連呼することも、どうにか連れてきた良かったと思う一方、今後も是非違ったコンサートにも足を運んでもらいたいものである。しかし、チケットはどこも高価でなかなか、生徒20人、30人と連れて行けないのも悩みの種であるのだ。。。。。
 
とにかく聴いたことがない方や、なかなか行けない方、是非、オススメするコンサートには出かけて頂きたいものだ。今後のクラシックコンサートの先行きも気になるが、まずは興味をもって頂くことからなのかもしれない。。。
 
 
 
 
 
 
11月19日(月) サントリーホール
やっぱりこのホールで、海外オケを聴くとなると気合も入る。しかも、今回は舞台横のRAの最前列だ。妙に学生時代の思い出が蘇る。歳を重ねてもあの時の青春時代の記憶は鮮明である。確かに、最近はバランスの良い席を求めチケットの値段をあげて、またふところとも相談してコンサートに行くが、とにかく学生のころは身近に楽器を見ることができインパクトを大きくしてくれて、感性も磨かれそして良く見て勉強したものだった。
 
さて、今日はアメリカのサンフランシスコ交響楽団の来日公演。
確かに、確立されているオケだがそこまで注目されているオケではないが、すでに音楽監督を務め17年経っているのでコンビとしての音は評判だ。アメリカのオケでありながら逆に弦、管とも統一されてすぎており、しかも清楚だ。マエストロの優しさと、不意にでるパワフルさに目を覚めさせる。
 
さて今日のプログラム
 
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
 
     ********
 
マーラー:交響曲第5番
 
ピアノ:ユジャ・ワン
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス(MTT)
サンフランシスコ交響楽団
 
どうやら、久々のこの公演。協賛企業J.P.Morganバックアップを前面に公演前には隣接するホテルではレセプションがあったようで比較的招待客が多いように感じた。1階席はスーツに身を包んだ2〜3人連れが多く挨拶もそこそこにコンサートが始まる光景だった。しかし、今回プログラムがマーラーや、注目のピアニスト、ユジャ・ワンということもあり、男性の観客が7割以上を占めていた気がする。当然トイレも混雑するわけで長蛇の列が。。。。
しかし、このようなコンサートで盛り上がって鑑賞できるのもこの一期一会の空間ならではの快感である。
 
初めのパガニーニは、ユジャ・ワンのテクニックの素晴らしさを思い存分凝らし突き進める様は圧巻。
確かに同曲もアバドとマーラー室内管とのアルバムを出しているからお得意の部類であろう。
演奏後のアンコールはなんと、マエストロとの連弾だ。これにはびっくり。プーランクの連弾ソナタ。
おちゃめな感じの音色に色彩豊かな音のまじりあいが、とにかく面白い。そんなマエストロが見れるなんて。
 
さてさて、待ち望んだマラ5だ。初めに気になるのが、自分の席の真下がチューバなのだ。これは直撃か〜〜と思いながら、トランペットのソロの葬送曲から鳴りだした。
確かにバランスは飛び飛びだが、この席は楽しい。オケ全部、特に木管楽器は見渡せるのだから。。。
やはり、マエストロのMTTはゆったりとテンポをとる。これは想定内。
しかし、一歩一歩のメロディのあとの特殊な溜めがある。これは賛否両論だが意外とねちっこいだけに癖になる。ただ、歩みが遅いので先が早く欲しいのに、というじれったさを感じるのだ。以前だとテンポのスリル感を感じるマーラーをしていただけに残念だ。
どうだろうか、確かに横の席なので音のバランスなどは完全には把握できないが、MTTの手法により統一感が損なわれずに進んでいるような気がする。
 
でも一番は素晴らしかったのは4楽章のアダージョだろう。しかしこの4楽章に限ってはテンポは消してゆったりではないのがまた面白い。やはりマラ5はココを聴かずしてはというのもうなずける。
 
いよいよフィナーレ、早いものでこのステージ横を離れたくない感にありながら絶好調を迎えるのであるが、こうなるとやっぱり音のバランスって大事かもって我ながら問い正して言いる自分がいる。
 
でも最後の高なりとと共に押し寄せるこのスリル感が体中をめぐる。気づけば珍しくブラボーの嵐。
確かに戸惑う自分がいるが、特にソロペットとホルン一番は称える。
よく考えると、曲の壮大さなのか?もしくは耳の肥えた観客が増えたのか、嬉しくも複雑な心境で会場を後にした。
 
 

マゼール/NHK交響楽団

10月29日(月)NHKホール NHK音楽祭 第2弾
あの、マゼールがなんとN響初共演。今月すでにN響定期で二度4回の演奏会でますます信頼を高めたようだ。
やはり、N響でもあまりみる光景ではないが、満席?でも以外にも、今回座った席は通常の自由席1500円の席が2000円の指定席が、安かったせいもあるのか、ちらほら空席が。。。。。。月末だと、それは忙しい方もいるはずであろう。でもやはりもったいなかったのではないだろうか????なぜって?それは、じっくり話しましょう。。
 
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番
 
グリーグ:ピアノ協奏曲
 
     ********
 
チャイコフスキー:交響曲第4番
 
指揮:ロリン・マゼール
ピアノ:アリス・紗良・オット
NHK交響楽団
 
今年、82歳を迎えるマゼールは、足を気にしながらも颯爽と歩き、ステージに現れると
やはり生き生きと、若さが溢れ、自信とともに表情には頬笑みがあり、期待感を生んでいた。
 
レオノーレ序曲が始まると、とにかく、若々しく瑞々しい、そして一番のポイントは、ティンパニーの叩きの歯切れの良さ。確かにベートーヴェンでありながら、このインパクトは凄い。やはりN響の素晴らしく統一されたアンサンブルがすでに1曲目から目が離せない。これってやはり歴史的演奏会の予感?と感じる。
 
グリーグのコンチェルトは、以前テレビで拝見したことのある日本と、ドイツのハーフのアリス・紗良・オット。
3階から見ていたのにもかかわらず、なんと素足で登場。あ〜確かにテレビで見た時のドキュメント画像では、ダイナミックで自由がテーマのような人だっただけに、なるほどと少しうなずく。
多少のミスタッチはあるものの、とにかく豪快に弾きこなす、暗譜で振っているマゼールとて予断を許さずN響を引っ張っていくのは面白い。
しかし本領発揮は2楽章からだった、なんともアリスの得意な歌い方と自由なスタイルがメロディを助長させ膨らませていくのだ。ひとつのドラマが鮮やかに広がった。
この後のフィナーレもとにかく、ゆったりと創り上げる旋律、でもしっかりと踏み込む。誰しも力が入る演奏だったに違いない、こうなりゃ後悔なのは良い席で聴きたかったな〜〜〜。
でもそのあとに弾いたアンコールのリストのパガニーニの練習曲がなによりの彼女の心ではなかろうか。。。。
 
しかし、このあとチャイ4を前に、待ちきれないどうも心弾むこの休憩時間。。。。。
 
金管が鳴り響く1楽章冒頭。確かにもう少し残響が残って聴きたいNHKホール。でも、3階までこの臨場感は伝わる。たぶんいつも以上にオケメンバーも気合いが入っているに違ない。
とにかく、マゼールは歳を感じさせない棒さばきと、テンポに対してのメリハリ。それにはコチラ聴き手をも巻き込まれそうなインパクト!!!まさに、この物語が読まれていく。これがマゼール・マジックか?
とにかくこのN響の弦と管の安定感の良さ、見事だ!金管楽器もけして突き刺さるようなロシア的な音ではなく、優しさある美しさかつ、力強さがどこかいつものN響とも違う。
 
二楽章もとにかく、甘く切ないメロディがオーボエと、そしてチェロを伝う。なんかこれはホントに素晴らしくて酔ってしまう。3楽章のピッチカートの力強さも半端でない。
で、待ち焦がれた、終楽章!アシュケーナージの時も素晴らしい出来だったが、やはりこのマゼールって聴き手巻き込む程に心をえぐり取られるという表現が確かだろうか。。。。とにかく歌の泣き方と、聞かせどころが抜群だ。これほどに単純と言われるチャイ4にこの充実感と飽きさせない創り方。誰しもが感じている瞬間だったに違いない。それが渦のように弾け、多くのブラボーの叫びが物語っていただろう。
 
この感動があるにもかかわらず、マゼールはコレデモカ〜〜〜とアンコールに
グリンカの「ルスランとリュドミュラ」序曲をもってきた。とにかく元気ハツラツ!!!
こんな弾けたこの曲を聴くのも久々。とにかくティンパニー打撃の楽しいこと。チェロトゥッティのソロ部分をピアニッシモにしたりと、ホントおちゃめっけたっぷりと。
やっぱり、緊張感をもって聴いた交響曲をこんなに癒してくれるとは。
 
ほんと、是非もう一度N響を振って欲しいものだと、改めて考えて帰る帰りは楽しかった。
やっぱりお金を出して行く演奏会だからこそ、いつもこうあるべきだな〜〜〜と。
しかし今日の2000円は安かった。。。。ラッキー。
 
 
 
 
 
10月22日(月) NHKホール 今年のNHK音楽祭初日である。久々の海外オケに高なる気持ちの反面、最安値のチケット購入は高層階の3階でどこまで音が届くかという不安な材料。しかしチケットこれでも4000円。1つ前の席だと7000円。そしてS席は2万円。確かにベルリンフィルなどからに比べればまだ安いのだが今の自分には手が出せない。とはいえ、この日は当日券の扱いもなくすでに完売だったというのだから、お金持ちは羨ましい。
プログラムは2曲。さすがドイツ名門オケが得意のブラームスを奏でるのだから多くの方々の期待も高かったはずだろう。NHK FMの生放送もあり、また、テレビ入っての収録があったから正月あたりにBSで見れるようだ。
ブラームス:交響曲第3番
   ******
ブラームス:交響曲第1番
指揮:クリスティアン・ティーレマン
ドレスデン国立管弦楽団
NHKホール満席は中々、N響の定期演奏会でも見ることはできないが、やはり3500席が埋まるのはステージからみたら圧巻にちがいないだろう。
こんあ期待感の中、3番の冒頭部分。まさに1音のハーモニー。すでに木管楽器、特にクラリネットが気持ち拍数早めの音。ドイツの音にニヤリ。出だしは以外にも好調。
とにかくこのティーレマン紳士的なのだが、意外な事で譜面の指示をことごとく無視ではなく自ら創り上げる変わり者だと思う。言葉こそ違うがこの楽しさを理解できる人もいれば、ブーイングを言う人もいると様々だろう。
だからといって会場はガラガラではない。彼の魅力があるから時間を作って鑑賞にくるのであろう。
 
しかし、今回改めて凄いと思ったのは弱音の素晴らしさ。十分にピアニッシモまで落としているのにそれ以上そこから指示を出し、落とさせる。そこまで小さな音なのになんと綺麗な事か、まさに驚きである。
旋律美だけならまだしも、弱音の美しさで「ウルっ」とくるくらいだ。あまり味わったのことない快感。
なのに、ホルンの響きはブラームスの中にR,シュトラウスが不意に現れる。こんな姿が多分王道を行くマニアの方だと我慢ならないかもしれない。
 
さて、後半の1番といえば、こうなると、ティーレマンのこぶし炸裂というところだが、もし初めて彼のブラームスを初めて聴いたら好きか、嫌いかのどちらかではなかろうか。あまりにも極端すぎるのだ。
普通、演奏者からしたら、かなり譜面との相違がと不服に思う人もいるのだが、その演奏家は逆に自信をもってこれぞ!今のドレスデンだと言わんばかりのスタイルでマエストロの正確な指示を仰いでいるではないか。。。
ブラ1の定義はこういうものだと、ラインを引かれたものはあるがある意味、くつがえされた新しいブラームスの時代ではなかろうか?
とはいえ、誰しも大好きな4楽章の緊迫感のあるホルンの旋律の後に弦楽器のメロディがあるが、なんとなんとそこで、まさかまさかの休符以上の停止。完全に止まっているのだ。そして始まるのは、ささやかかれるようにして始まる。あまりの緩急と戸惑いもあるのだが創作される完成度は高いブラームスがそこにある。
最後は上り詰める頂上は我々のはるか、高い所を目指すかのような頂点へ。
なにやら下の席ではブーイングもあったらしいとか。それも無理はない。
 
でもそれ以上に驚きと感動がその先にあった。
 
開演前からステージ上には大太鼓、シンバル、が備えられ明らかに本プログラムには存在しない楽器群。
アンコールはう〜〜ん。ブラームスならハンガリー舞曲あたりで、R,シュトラウスの一曲でもとおもいつつ、まさかワーグナーではないだろうな。。。。。と期待はしていたものの、なんとなんと初めのトランペットの1音で解明。
もうそこは珠玉の世界、天国への切符アンコールにして10分の時間が確定されたのであった。
「リエンツィ」序曲、あまりの堂々さと雄大さに涙が溢れる。なんだ、やはりブラームスよりワーグナーの方が大得意だよと自信満々ぶりが逆に憎い。あ〜〜やはりみせるティーレマン。恐れ入りました。
 
1つ1つの音がさすが伝統ある歌劇場管弦楽団ゆえオペラのアリアのように歌い上げる様には脱帽。これだから、高くともオケのコンサートは魅力満載だ!!!!
 
10月19日(金) すみだトリフォニー大ホール
 
オーケストラばかり出掛けていた最近。珍しいピアノリサイタル。フェイスブックでもつぶやいていたが2009年にヴァン・クライヴァーン国際コンクールで辻井伸行氏とともに優勝したピアニストだ。3年前にも日本公演を聴いていたが今回は昨年のコンサートをユーチューブで見て、成長していく彼の演奏を見たく出掛けてみたのだ。
今回は購入が遅かったにもかかわらず、1階席の前から10列目。鍵盤こそ見えない上手側であったが実は会場の音の鳴り方は大好きな場所である。
 
1,2週間目にあまりチケットの売れ行きが好調でなかったらしく、ぴあ、イープラスともにA席の3000円が半額の1500円で聴けるとあって。開演前にはすでに満席状態、会場の雰囲気も学生も多く、まったくオーケストラとの客層の違いに驚かされた。
 
ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」
 
シューマン:謝肉祭
 
     *********
 
ショパン:アンダンテ・スピナートと華麗なる大ポロネーズ
 
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より
 
バラキレフ:イスラメイ
 
という多彩で充実なプログラム。
 
月光誰しも知る名曲を丁寧にこなすが、前回の熱情よりは思いのほか淡々という表情。確かに中ホールから大ホールに変え、残響の多く残る場所でのスタイルに今後もうまく合わせて行けるかという感じ。しかし、3楽章での生命力ある圧巻の弾き振りは会場のボルテージも高めたに違いにだろう。
やはり目が離せない。なにか若さゆえのダイナミックさだけでなく抑揚と余韻が彼の優しさに包まれているかのようだ。それはシューマンの謝肉祭でも垣間見られる。
 
これだけ賑わうお客でもそこまでは拍手の長さは長くはないのがまたおかしいのだが。。。。
彼の自然体で奏で、素朴ながらも湧き出る歌心は21歳と思えない情熱家であるのは間違いない。
確かに。先を急ぎる若さゆえのパワーが強いのはいたしかたない。
 
さて後半はショパンのアンダンテスピナートは同じ中国出身のユンディ・リも大得意とした日本でも知られた名曲。以外にも大胆さよりも繊細さを優先させる弾き方がなんとも心地よい。すでに来年のリサイタルも決定しているようでメインプログラムにはショパンのソナタ第3番も是非聴いてみたい。
 
しかし今日の目玉は以外にも難しいドビュッシーだったようだ。前回のラヴェルもそうだったがやはり、強調と優しさの共存したハーモニズムの構築が素晴らしい。年輪を重ねるごとに面白そうだ。
 
最後のイスラメイは独特なメロディの刻みと高度な技術が必要とされる作品は誰しも理解できるところ。
彼の素晴らしさはこうした曲だと、勢いで崩壊しがちなのだが教科書通りとは言わないがしっかりタッチすべきところを押さえ彼のメッセージでもある「上品で詩的な品性」と「青春の情熱と粗野」のいう異なる印象を表現したいと思う、今こそ青春のメッセージがちりばめられていたのは以外にも斬新だった。

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